超高齢社会に向け、フレイル予防と加齢性難聴のリスクを考える|10万円補聴器から最新技術まで、補聴器の現状を知るイベントを開催|補聴器選びの迷いを解消!シャープ公式ページで補聴器専門家のコラムが始まる。

人とのつながりがフレイルを予防する。聞こえづらさを感じたら補聴器などで早期に対処し会話を楽しむことが大切。しかし補聴器選択は情報不足が課題。情報発信の場を広げるべくシャープHPで補聴器の情報提供を開始

「難聴に対する製品はたくさんあるのに、どれを選べばいいのか分からない」という現状について、どのように向き合うべきでしょうか。東京都豊島区の補聴器販売店「うぐいすヘルスケア株式会社」(以下、うぐいすヘルスケア)は、2023年1月17日(水)に杉並区きずなサロンで「これからも会話を楽しむために~補聴器と耳の聞こえについて~」という講座を開催しました。この講座では、認定補聴器技能者・うぐいすヘルスケアの代表である田中智子が講師を務め、シャープ株式会社の補聴器担当にご協力を頂き、加齢性難聴の課題や補聴器の選び方について話し合い、今後の提言を行いました。

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【背景】

超高齢社会を迎える中で、加齢性難聴の問題はますます深刻化しています。世界保健機関(WHO)によると、2050年までに4人に1人が難聴を抱えて生活することになると予測[1]されています。

【フレイル予防における人とのつながりの重要性】

日本では、フレイル予防には、運動習慣だけでなく、文化活動やボランティア・地域活動などの「人とのつながり」が重要であることが研究[2]によって示されています。

「身体活動だけを行っている人」でも、「身体活動はしていないものの文化活動とボランティア・地域活動を行っている人」を比べると、フレイルのなりやすさが約3倍になる。人とのつながりがある活動(文化活動とボランティア・地域活動)をすることは、フレイル対策に特に効果が高い。

これには聞こえることが不可欠です。コミュニケーションの基礎である「聞こえること」を補うためには、補聴器の使用が有効です。

【聞こえを補う補聴器と日本の補聴器業界の実態】

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聞こえを補う機器は、補聴器だけでなく、1万円から数万円の、集音器や助聴器と呼ばれる、医療機器の認証を取得していない機器も多く販売されている。また、医療機器である補聴器は、従来は30万円以上したが、2020年頃から10万円前後の製品が多く発売され始めてきた。

しかし、実際のところ、加齢性難聴を自覚している人のうち、国内では約6割以上が医療機関を受診しておらず、補聴器の普及率は15%と非常に低い状況[3]です。一方で、補聴器には多様な製品が発売されており、特にシャープ株式会社が2021年に発売したワイヤレスイヤホンスタイルの耳あな型補聴器「メディカルリスニングプラグ」[4]は大きな注目を集めました。

従来、医療機器である補聴器は、普及価格帯のものでも30万円以上、高ければ100万円以上する製品もあり、一般的には高額とされています。しかし、2020年頃から、医療機器の認証を取得している補聴器であっても10万円前後の製品が多く発売されてきています。さらに、通信販売や新聞広告などで、1万円から数万円の、集音器や助聴器と呼ばれる、医療機器の認証を取得していない機器も多く販売されており、難聴に対処する機器は、群雄割拠の様相を呈しています。

【イベント実施で見えてきた問題点は、情報の少なさ】

10万円補聴器から最新技術まで、補聴器の現状を知る講座に参加者は熱心に耳を傾けた

今回の講座で、講師と参加者が対話した結果、参加者から共通して出てきた問題点は「情報の少なさ」

でした。参加者の多くが自身や家族の難聴に悩んでおり、聞こえづらさがもたらす問題を実感していますが、どこで補聴器を購入すべきか、どの製品が自分に合っているのか、補聴器と集音器の違いなどについて十分な情報を得ることができていませんでした。

【課題解決に向けて:シャープ公式ページにて補聴器専門家のコラムを開始】

補聴器や難聴に対する情報の少なさを補うため、うぐいすヘルスケアの代表田中がシャープ公式ホームページで、補聴器や難聴に関するコラムを執筆すること運びになりました。これにより、補聴器に関する正しい知識や選び方を提供してまいります。

コラム記事はこちらからご覧いただけます。

補聴器の専門家によるコラム

うぐいすヘルスケアの代表田中がシャープ公式ホームページで、補聴器や難聴に関するコラムを執筆。補聴器に関する適切な知識や選び方を提供してまいります。

https://jp.sharp/mlp/column/010/

https://jp.sharp/mlp/column/010/[1]

公益社団法人日本WHO協会「WHO最新ニュース」

https://japan-who.or.jp/news-report/2103-05/

https://www.who.int/news/item/02-03-2021-who-1-in-4-people-projected-to-have-hearing-problems-by-2050

[2] 吉澤裕世ら「地域在住高齢者における身体・文化・地域活動の重複実施とフレイルの関係」日本公衆誌第6号 2019年6月

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jph/66/6/66_18-068/_pdf/-char/ja[3]

一般社団法人日本補聴器工業会「JapanTrak 2022 調査報告」

http://www.hochouki.com/files/JAPAN_Trak_2022_report.pdf[4] シャープ株式会社

ニュースリリース「ワイヤレスイヤホンスタイルの耳あな型補聴器『メディカルリスニングプラグ』を発売」

https://corporate.jp.sharp/news/210831-b.html

<人物紹介>

田中智子認定補聴器技能者 うぐいすヘルスケア株式会社・うぐいす補聴器 代表取締役 MBA(経営学修士)

補聴器を「日常生活をポジティブに自分らしく過ごせるようになるためのツール」と捉え、補聴器専門店「うぐいす補聴器」を開業。以前は有名補聴器メーカーのマーケティング部に所属し、全国5000店舗へ補聴器販売の指導を実施した経歴を持つ。高齢者難聴を得意とし、地域住民への啓蒙活動、高齢者への補聴器の装用トレーニングなども実施している。

<うぐいすヘルスケアについて>

うぐいすヘルスケア株式会社は2020年4月に設立。補聴器の専門店「うぐいす補聴器」を運営。うぐいす補聴器のスタッフは認定補聴器技能者や国家資格の言語聴覚士の資格を有する専門家。世界市場トップブランドとされる補聴器メーカー5社を取り扱う。一人ひとり異なる聞こえの困りごとに対して、個々に寄り添って解決策を提供することを理念としている。お店に通えない、せっかく買ったのに使っていないという人を無くすため、自宅訪問での補聴器の調整も可能。補聴器が生活の一部になるくらい使いこなせるよう、最適な補聴器の提案や補聴器の使用トレーニングを実施している。

<問い合わせ先>

うぐいすヘルスケア株式会社 うぐいす補聴器宣伝広報:田中住所:東京都豊島区池袋2丁目36番1号 8F40E-mail:[email protected]

[[email protected]]

当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000072496.html

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