長野・松本の自然豊かな恵みを食べて、見て、遊んで学ぶ。食育をテーマとしたインタラクティブコンテンツなど体験型レストランをノングリッドがプロデュース

株式会社ノングリッド(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:小池博史)は、

長野県松本市にある旅館「小柳」再生・浅間温泉エリアリノベーションを試みる「松本十帖」プロジェクトにて、 ファミリーダイニング「ALPS

TABLE」をプロデュース。 長野の特産品が食卓に並ぶまでを遊びながら学ぶことができる体験型コンテンツを制作しました。

■ホテルの枠組を超え、 町をメディア化する。 「松本十帖」プロジェクト

四方が山に囲まれた長野県松本市は、 国宝 松本城を中心に城下町の街並みが残る歴史の町。 そして、 日本初の学校・国宝 旧開智学校の地で、

セイジオザワフェスティバルの開催など教育・文化の町でもあります。

その松本市にある浅間温泉は、 開湯1300年以上とも伝わる温泉街。 古くは、 江戸時代には松本藩の「御殿湯」が置かれ、

明治以降は若山牧水や与謝野晶子など多くの文人も訪れた名湯ですが、 時代の変化の影響を受け、 近年は観光客が減少。 空き家も目立つようになりました。

この地に新たに発足した「松本十帖」プロジェクトは、 「里山十帖」「箱根本箱」「宿場町ホテル 講 大津百町」の姉妹館として、

株式会社自遊人がプロデュースするホテル・地域活性化プロジェクトです。

プロジェクトの中心地である旧小柳の敷地は、 ふたつのホテルを持つ「松本十帖」へ。 ひとつは、 「豊かな知と出会う」をコンセプトにしたブックホテル「松本本箱」。

もうひとつは、 貞享3(1686年)年創業の老舗として長く地域に愛されてきた「小柳」の名を残したファミリー対応のホテル。 その他、 ダイニング、 ベーカリー、

バー、 カフェ、 ブックストア、 温泉、 発酵蔵などが順次オープン予定。 さまざまな年齢層・顧客ニーズに応える複合施設へと生まれ変わります。

また、 ホテルの機能は街全体に分散。 さまざまな事業者を招き、 空き家を活用することで、 ホテルの枠組みを超え温泉街全体の再生を試みています。

「松本本箱」は2020年7月に、 「小柳」は2020年9月にプレオープンしたばかり。 これからの展開にご期待ください。

松本十帖:

https://matsumotojujo.com/

■松本の地域資源を見て、 遊んで、 食べて、 学ぶ。 「ALPS TABLE」のインタラクティブコンテンツ

ノングリッドがプロデュース・インタラクティブコンテンツの制作を担当したのは、 「松本十帖」内にあるファミリーダイニング「ALPS TABLE」。

山と川に囲まれた松本の豊かな自然と、 そこで育てられている農作物のことを、 食べて、 見て、 遊んで体験できるダイニングレストランです。

壁には雄大な北アルプスの山々や里山に暮らす動物たちが描かれ、 床にプロジェクションされた川には魚が泳ぐ……ダイニング内には、

まるで絵本の世界に飛び込んだかのような空間が広がります。

イラストを手掛けたのは、 美術作家・佐々木愛氏。 佐々木氏の表情豊かなイラストレーションをじっくり見ると、

長野県のシンボルである雷鳥などこの土地ならではの動物や特産物、 風習が。 地域資源を細部にまで表現することにこだわりました。

インタラクティブウォールは、 長野の特産品である米・りんごが食卓に並ぶまでを遊びながら学ぶことができる体験型コンテンツ。 動物が現れたり、

田畑に訪れるバッタなどの昆虫を追い払ったり、 季節が移ろい、 りんごが色づいたら収穫をしたり。 稲は収穫するとごはんやおにぎりに。 たくさん遊んだあとは、

実際に地元で作られたりんごジュースやごはんなどをいただくことができます。

食材のことを知り、 食べる。 この食育の体験コンテンツは、 ノングリッドの自社事業「Why

Juice?」で日本各地の農家と提携し商品開発・販売を行ってきた経験と蓄積が活かされています。

今後もノングリッドは、 「ALPS TABLE」「松本十帖」のクリエイティブサポートはもちろん、

地域活性のためのクリエイティブサポートやコンテンツプランニングを積極的に行っていきます。

コンテンツの様子は、 YouTubeにて動画公開中。 ぜひご覧ください。

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<プロジェクト URL>

https://non-grid.com/%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E5%8D%81%E5%B8%96%E3%83%BBalps-table/

■株式会社ノングリッドについて

株式会社ノングリッドは、 2000年の創立以来、 真剣さと遊び心を持ちながらコトやモノを創出し、

デザインを通して人と社会を結ぶプラットフォーム作りに取り組んでいるクリエイティブカンパニーです。

2013年にはクリエイターマネジメント事業を、 2014年には「Why Juice?」などの自社ブランド事業をスタート。 近年は、

富山県西部観光社「水と匠」のブランディング・クリエイティブディレクション、 栃木県日光市の獣害と向き合うプロジェクト「NIKKO DEERSKIN」など、

地域創生・行政施策のクリエイティブサポートも積極的に行っています。

20年の活動から得られた経験と知見をベースに、 クリエイターや自社ブランドと互いの可能性を引き出し合いながら、

社会への接点と貢献を常に意識したプラットフォームを構築しています。

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