「百々登勢(ももとせ)1970」限定100本 4月14日(水)お申し込み制販売開始

4月14日(水)お申し込み制販売開始 酒齢50年を迎えた世界最古級の純米造りの日本酒を、伝統美を纏った特別仕様の装いで。 株式会社

福光屋(本社:石川県金沢市)は、 1959年に研究を開始し、 貯蔵を続ける長期熟成酒の中で最古の日本酒「百々登勢 1970」から一部を取り分け、

50年の節目にあたる2020酒造年度の2021年4月14日(水)より、 100本限定で販売いたします。

2070年の酒齢「百歳(ももとせ)」へ向けて。

50年の節目に一部を取り分け、 特別販売。

福光屋が長期熟成酒の研究を開始したのは1959年(昭和34年)のこと。

高度経済成長期が幕を開け、 大量生産による質より量の酒が主流となり、 日本酒の賞味価値を1年とする新酒礼讃の時代に、 福光屋十二代当主・福光博(ひろむ)は、

日本酒の多様な価値と可能性を見出そうと数十年先の仕上がりを見通した最良の酒米の選定や、 熟成に最も相応しい醸造法、 貯蔵と熟成のノウハウを確立するために、

幾多の試作に深い情熱を注ぎました。

1961年(昭和36年)には、 熟成専用の禄蔵(みどりぐら)を新設。

貯蔵温度の緻密な研究も本格化し、 これらの熟成酒と技術は、 現社長の十三代当主・松太郎(まつたろう)に受け継がれて今に至ります。

福光屋の宝ともいえる長期熟成酒の中で最古の1970年醸造の純米酒が、 50年の節目を迎えました。

昭和、 平成、 令和の三つの時代を歩み、 唯一無二の風格をそなえた味わいを、 半世紀の歳月を大観する浪漫とともにお愉しみいただきたく、 一部を取り分け、

720㎖瓶100本をお申し込み制にて販売いたします。

そして、 この熟成酒が100年を迎える2070年に向け、 時間の恩恵を享受しながら研究を深めていきます。

2070年の酒齢「百歳(ももとせ)」へ向けてさらに研究を深める

2070年の酒齢「百歳(ももとせ)」へ向けてさらに研究を深める

世界最古級の純米酒「百々登勢 1970」

世界最古級の純米酒「百々登勢 1970」

世界最古級の純米酒

「百々登勢 1970」は酒齢50年。 福光屋で最も長い熟成期間を経た純米酒であり、 世界最古級の日本酒です。 丹精を尽くした酒の仕上がりを、

さらに50年という歳月にゆだねることは究極の贅沢です。 半世紀に及ぶ時間は、 お米と水のみで醸したこの酒に、 神々しい豊かな香り、 琥珀に輝く艷やかな色、

濃醇な旨味という無二の個性を授けました。 世界各国の洋酒、 蒸留酒とは趣をまったく異にする、 深く円熟した味わいと余韻をお届けします。

金沢の四季が熟成を支える

金沢の四季が熟成を支える

金沢の四季が熟成を支える

長期熟成酒を成り立たせる最大の要素が時間であれば、 もう一つのエレメントは気候です。 日本海に接する金沢特有の冬季の降雪と寒さ、

夏季の蒸し暑さが日本酒の熟成を後支えします。 熟成蔵での冬と夏の寒暖差が熟成にとって理想的な呼吸となり、 50年繰り返す金沢の四季のなかで、

その香味と旨味をゆっくり磨きながら味わいを深めてきました。

水と米、

石川の風土の結実である酒造り

水と米、 石川の風土の結実である酒造り

水と米、 石川の風土の結実

福光屋の仕込み水は、 霊峰白山の麓に降り注いだ雨雪が地中深く浸み込み、 100年の歳月をかけて酒蔵の地下に辿り着く恵みの「百年水」。

酒米は長期にわたる貯蔵熟成に応え、 時間の経過とともに香りやボディを深めることができると見込まれた石川県産・五百万石を100%使用しています。 水と米、 醸造、

熟成のすべてが石川の自然、 気候風土の環のなかでゆっくりと融合し、 見事に結実したのが「百々登勢 1970」です。

「伝統は確信の連続なり」を家訓に、

1625年の創業以来金沢の石引の地で酒を造り続ける

「伝統は確信の連続なり」を家訓に、 1625年の創業以来金沢の石引の地で酒を造り続ける

受け継がれる熟成の技

十二代、 十三代当主が情熱的に取り組んだ長期熟成酒の研究に、 卓抜した技と深い洞察で応えたのが歴代の杜氏と酒造技師です。 酒の造りを担う杜氏、

その酒を貯蔵して熟成を見極める技師。 彼らの膨大な試行錯誤によって確立された技術の数々は、 1959年の研究開始当時から代々受け継がれています。 熟成の結果を、

真に価値のあるものにしようとする職人たちの日々の仕事が、 伝統を進化させることにつながっています。

金沢・石川の美意識が宿る意匠

「百々登勢 1970」に相応しい装いにこだわりました。 石川県の材と金沢の地に受け継がれる伝統の技、 美意識によってすべてを特注で仕立てました。金沢・石川の美意識が宿る意匠

金沢・石川の美意識が宿る意匠

「加賀二俣和紙」

加賀藩の御用紙として1300年の歴史を有する加賀二俣和紙。 国産楮のみを贅沢に使って手漉きされた最高位の和紙をボトルと栞の封紙に。

「加賀水引」

独特の造形美と加賀百万石の品格をあわせもつ加賀水引。 純白の絹巻水引を使用し、 淡路結びから生まれた「花」を象って口封の装飾としました。

「金沢箔」

99%の純金と1%の純プラチナを合金した「純金プラチナ箔・永遠色」を選抜し、 箱の内部にほどこしました。 熟練の職人による手仕事です。

「総檜印籠式化粧木箱」

美しい色味と優れた堅牢性をもつ稀少な石川県産の檜を使用。 緻密で表情豊かな木目にこだわって木取りし、 重厚な仕立ての木箱を誂えました。

「カリクリスタルボトル」

環境に配慮し、 酸化鉛成分を含まないクリスタルガラスボトルを採用。 ハンドメイドの技法を応用し、 一点ずつつくられた特製瓶です。

グラスはふくよかな形状でステムの短いタイプを

グラスはふくよかな形状でステムの短いタイプを

香りと味わいを愛でるために

「百々登勢 1970」は、 大変稀少な長期熟成酒です。 お酒そのものの風味を存分にお愉しみいただくために、

ブランディグラスなどのふくよかな形状でステムの短いグラスの使用をおすすめいたします。 グラスを手に持ちながらゆっくりスワリングさせ、

掌で温めると濃醇な香りがよく立ちます。 開栓後は直射日光を避け、 室温で保管ください。

「百々登勢 1970」

「百々登勢 1970」

「百々登勢 1970」

原材料名: 米(国産)、 米麹(国産米)

原料米: 酒造好適米 五百万石 100% (石川県産)

精米歩合: 70%

製造区分: 純米・原酒

アルコール分: 17度

杜氏: 北野 政一 (きたの まさいち 1988年歿)

飲み方: 冷やす(15~18℃) ○ 常温(20℃前後) ◎ お燗(40℃前後) ○

容量: 720㎖ (総檜印籠式化粧木箱入)

参考小売価格: 1,100,000円 (税別 1,000,000円)

販売開始日: 2021年4月14日(水)

販売本数: 100本限定

《 お申し込み制販売 (流通販売はいたしません) 》

特設サイト(購入お申し込みフォームにお進みいただけます)

URL

https://www.fukumitsuya.co.jp/momotose1970/