フィリップ モリス インターナショナル、執行役員人事と経営体制継承計画を発表

インターナショナル、執行役員人事と経営体制継承計画を発表

ルイ・カミレリ会長が退任(2021年12月10日付)

アンドレ・カランザポラスが会長に選出(2021年5月就任予定)

ルー・ノトが暫定会長に任命、 並びに

ヤチェック・オルザックが最高経営責任者(CEO)に選出(2021年5月就任予定) フィリップ モリス インターナショナル(NYSE:PM

本社:米国・ニューヨーク、 統括本部:スイス、 ローザンヌ 以下PMI)は2020年12月10日(現地 中央ヨーロッパ時間)、

これまで長期に亘って策定を進めて参りました、 2021年5月に完了予定の経営体制継承計画を発表しました。

現在PMIの最高経営責任者(CEO)であるアンドレ・カランザポラスは、 2021年5月に開催される定時株主総会の直前に正式に会長職に就任します。

現会長であるルイ・カミレリは一身上の都合により本発表が公開される12月10付での引退を申し出ております。 この辞任に伴い、

現独立議長取締役を務めるルー・ノトが、 暫定会長職に就きます。 現最高執行責任者(COO)のヤチェック・オルザックは、

株主総会終了直後にカランザポラスの後任としてCEO職に就任します。 オルザックは、 株主総会にて取締役にも選出される見込みです。 オルザックは、

2018年1月よりPMIのCOOを務め、 2012年8月から2018年12月まで最高財務責任者(CFO)を務めました。

本継承計画は、 経営体制の安定した移行と継承を確実にするためのものです。 カミレリ、 カランザポラス、 オルザックの三名は、 PMIが独立企業となって以来、

緊密に連携し職務を遂行して参りました。 三者のリーダーシップの下、 当社は「煙のない」製品カテゴリーにおける明確な主導的立場を確立し、

事業の変革を推進することを筆頭に、 多くの重要な実績を積み重ねて参りました。

退任したルイ・カミレリ前会長は次の通りコメントしております:

「CEO職から退くという決断をしてくれたアンドレ・カランザポラスに会長職を引き継ぐことができ、 嬉しく思います。 また、

5月付でヤチェックが会社をリードしてゆく立場に任命されることも、 同じように嬉しく受けとめています。 ヤチェック・オルザックは、

PMIでカランザポラスの後を引き継ぐにふさわしい人物であり、 これまでPMIで素晴らしい実績を挙げ、 リーダーシップを発揮してきました。

PMIにおける40年間のキャリアを振り返り、 この素晴らしい会社、 取締役会、 従業員、 そして株主の皆様に貢献することができたことをとても光栄に感じています。

PMIをたばこ産業において世界で最も進歩的かつ革新的な企業へと成長させる素晴らしい旅路を共に歩んできたすべての皆様に心より感謝の念をお伝え申し上げます。

今回私は、 「煙のない社会」実現のビジョンは、 会社を引き継ぐ然るべき人材に安心して託すことができる、 という強い確信をもって会長職を退かせていただきます」

暫定会長職に就任するルー・ノトは次の通りコメントしております:

「本日発表された決定は、 これまで複数年に亘って綿密かつ的確に検討されてきた経営体制の継承計画であり、 当社の企業統治の水準の高さを体現していると考えます。

取締役会は、 ヤチェック・オルザックとアンドレ・カランザポラスのリーダーシップの下、 PMIは今後もイノベーションを推進し、 繁栄し、

株主への価値を強化し続けることを確信しています。 ルイ・カミレリの素晴らしいキャリアと、 PMIへの献身と貢献に対し、

わたくしは全社員を代表して感謝の意を表します。 取締役会の構成員全員が、 彼の旅立ちを心より寂しく思っております」

次期会長職に就任するアンドレ・カランザポラスは次の通りコメントしております:

「前会長であり元CEOであるルイ・カミレリの後を引き継ぐことを大変光栄に感じております。 ルイ・カミレリが、 その素晴らしいリーダーシップ、 導き、 献身、

そして博愛精神に満ちた人柄によって当社の成功に貢献してきたことに対して、 PMI経営陣を代表して深い感謝の念を表します。 私のCEOとしての七年間において、

PMIをより未来志向の企業へと位置付け、 紙巻たばこを喫煙し続ける成人喫煙者に、 科学的実証に裏付けられた、

紙巻たばこより良い代替製品を提供することに努めて参りました。 私たちは紙巻たばこと煙のない製品の両カテゴリーにおいて世界をリードする製品ポートフォリオと、

類まれな経営陣、 迅速に学び、 かつ高い成果を生みだす組織体制をグローバルに擁しています。 私どもがさらなる成功を導くであろうことを確信しています。 また、

今回CEOの任をヤチェック・オルザックに引き継ぐことも非常に嬉しく思っております。 これまで数十年に亘り彼と緊密に協力してきた私は、 オルザックが有する、

会社と従業員への情熱、 結果への推進力、 当社の製品、 システム、 価値、 投資家への深い理解こそが、 彼を理想的なリーダーへと仕立て、

当社のビジネスを継続的に成長させてくれるとともに、 株主の皆様に利益を還元させて頂けることを確信しています。 取締役会、 上級管理職、 従業員、

ビジネスパートナー、 株主の皆様には、 経営幹部としての私のキャリアを通じて多大なるご支援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

皆様は非常に貴重なインスピレーションと力の源泉となり、 皆様と共に働く機会をいただけましたことを光栄に存じます」

CEO就任予定のヤチェック・オルザックは次の通りコメントしております:

「この度、 PMIを主導してゆく機会を頂けたことを光栄に存じます。 私はアンドレ・カランザポラスと協力し、 PMIの変革に取組み、

「煙のない社会」を実現するというビジョン、 またその先を目指そうとする道のりを構築して参りました。 消費者、 株主の皆様、 社会に貢献するために、

新しい職位に就くカランザポラス、 並びにPMI全社員一丸となって、

今後も引き続き「煙のない社会」を実現するという壮大な計画に挑み続ける決意を新たにしております」

ヤチェック・オルザック(55歳)略歴:

ヤチェック・オルザックは、 1993年にPMIに入社し、 ポーランドとドイツのPMI市場のマネージング・ディレクター、 欧州連合地域の社長、

ヨーロッパ全土をカバーする財務およびゼネラル・マネジャーを務め、 2012年にPMIのCFOに就任しました。 ウッチ大学(ポーランド)にて経済学修士取得。

また、 取締役会はミシェル・コンブを12月10日付で新しく取締役に任命しました。

ミシェル・コンブはこれまで、 ソフトバンク・グループ・インターナショナルの社長並びに、 ソフトバンク傘下の複数の企業の経営に参画してきました。

米スプリント社の取締役、 ボーダフォン・ヨーロッパCEO、 アルテカル・ルーセントCEO、 アルティスCEO兼COOなどを歴任しています。 フランスでは、

政府関係機関、 フランステレコム(上級副社長兼CFOを含む)にて要職を経験しています。

PMJの企業ビジョン「煙のない社会」の実現に向けて

PMJは、 PMIの日本における子会社です。 日本で販売されるPMI製品のマーケティング・販売促進活動を行っています。

PMJは1985年に日本で営業を開始して以来、 着実に成長を遂げ、 全国に約1,900人の従業員を擁し、 日本のたばこ市場で約34.5%のシェアを有する、

加熱式たばこ市場を牽引する日本第2位のたばこ会社です(2019年末時点)。 企業ビジョンである「煙のない社会」の実現に向けて、

PMJは紙巻たばこよりも「リスク低減の可能性のある製品」(RRP- Reduced-Risk Products下記定義参照)を主力に事業活動を加速しています。

PMIは、 「煙のない社会」の実現を目指し、 今後もたばこ製品を使い続ける成人喫煙者にとって、

公衆衛生の観点から社会全般と様々なステークホルダーにとって意義があり、 科学的に立証された代替製品を提供すべく、

紙巻たばこ全てを「煙の出ない製品」へと切替えることを目指し、 たばこ業界において「変革」を推進しています。 PMIは、 米国以外の地域において、 紙巻たばこ、

煙の出ない製品と関連する電子機器・アクセサリー類またその他のニコチンを含む製品の製造と販売を行っています。 PMIは、

FDA(米国食品医薬品局)が「曝露低減たばこ製品」として米国内での販売を許可したIQOS(プラットフォーム1)のデバイスとたばこスティックに関してライセンス契約を締結しているアルトリア・グループに出荷しています。

FDAは、 同製品について「曝露低減」のコミュニケーションを付して販売することは、 公衆衛生を促進するために妥当であると判断しました。

PMIは、 習慣性がありかつリスクフリーではないものの、

紙巻たばこを喫煙し続けた場合と比較してより良い選択肢である煙の出ない新しい製品カテゴリーの構築や科学的実証を企業活動の主軸としています。

多岐の専門分野に亘る世界有数の製品開発能力や設備、 科学的実証能力を有する研究開発センターにより、 PMIは、

煙の出ない製品が成人喫煙者の好みや厳しい規制条件に合致することすることを目標としています。 煙の出ない製品である IQOS 製品群には、

加熱式たばこやニコチンを含むeベイパー製品があります。 2020年9月30日現在、 PMIの加熱式たばこ製品は、 IQOS ブランドのもと、

世界で61の市場における主要都市や全国で展開しており、 約1,170万人の成人喫煙者が喫煙をやめ、 PMIの煙の出ない製品へ切替えたと推定されています。

PMIのウェブサイト(www.pmi.com)およびPMIサイエンス(www.pmiscience.com)をご覧ください。

RRP(Reduced-Risk Products:リスク低減の可能性のある製品)は、 紙巻たばこの喫煙を継続した場合と比較して、

同製品に切替えた成人喫煙者にとって害のリスクが少なくなるか、 少なくなることが見込まれるか、

又は少なくなる可能性のある製品を指すものとして私たちが使用している言葉です。 私たちのもとには、 開発、 科学的評価、

市販化といった異なる段階にある様々なRRPが存在します。 私たちのRRPはたばこ葉を燃やさないので、

発生させるエアロゾル(蒸気)に含まれる有害および有害性成分の量が紙巻たばこの煙に含まれる量と比較して、 はるかに少なくなっています。

参考情報: 加熱式たばこをめぐる最新動向(規制環境・「煙のない」環境の広がり)

2020年4月1日改正健康増進法全面施行

2020年4月1日に改正健康増進法が全面施行されました。 この改正は、 「望まない受動喫煙が生じないよう、

受動喫煙を防止するための措置」(厚生労働省HPより抜粋)を総合的に推進することを目的としています。 多くの方が利用される施設等の区分に応じ、 事業者に対して、

受動喫煙対策を屋内・屋外で一層徹底することを求めるものです。 学校や病院、 行政機関や航空機などは禁煙、

その他の多くの方が利用される施設は「原則屋内禁煙」となり、 飲食店などでは専用の喫煙室における「喫煙のみ」が許され、 飲食を行いながらの喫煙も禁止されています。

一方、 加熱式たばこに関しては紙巻たばこと扱いが異なっており、 専用のエリアにおける「飲食」をともなった使用が可能です。

今回の改正に伴い、 厚生労働省が公開している「加熱式たばこにおける科学的知見」では、

国立がん研究センター委託事業「たばこ情報収集・分析事業」による調査の結果を引用し、 加熱式たばこの「主流煙」(PMJ注:たばこベイパー(蒸気)のこと)には、

紙巻たばこと同程度のニコチンを含む製品もある」一方で、 以下の二点を「科学的知見」として提示しています: * 加熱式たばこの「主流煙」(PMJ注:

たばこベイパー(蒸気)のこと)に含まれる主要な発がん性物質(※現時点で測定できていない化学物質もある)の含有量は紙巻たばこに比べれば少ない。

* 加熱式たばこ喫煙時の室内におけるニコチン濃度は、

紙巻たばこに比べれば低い。

「煙のない社会」の実現にむけた動き * 2019年7月26日

千葉ロッテマリーンズがホームスタジアムとするZOZOマリンスタジアムが球場内のすべての喫煙所を加熱式たばこ専用エリアに改修し、

新時代にふさわしい「煙のないスタジアム」に生まれ変わる。

* 2020年4月1日 南紀白浜空港がPMJの「煙のない社会」実現へのビジョンに賛同し、

空港ビル施設内での紙巻たばこ全面禁煙を開始、 「煙のない空港」となる。

* 2020年4月1日 白川郷が「煙のない世界遺産」へー白川郷合掌づくり集落を有する岐阜県大野郡白川村がフィリップ モリス

ジャパンと包括協定を締結し、 世界遺産エリアの加熱式たばこの使用環境を整備。 火災リスクの少ない白川郷を目指すことを発表。

* 2020年11月26日

兵庫県有馬温泉が温泉の中心街を加熱式たばこ専用エリアとする試みとしては全国初の「煙のない温泉地」となる。

PMJは「煙のない社会」実現のため、 加熱式たばこのみ利用可能な「煙のない」施設や観光地などを全国で広げる取り組みを推進しています。

当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000043993.html

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