朝日新聞の名物・名文記者、近藤康太郎が文章技巧25発を紹介! 『三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾』発売!

常套句が害悪な理由、

一人称、 文体、 リズム、 といった技術を網羅するが、 方法論にはとどまらない。

なぜそうするのかを、 自己や他者の心のありようにフォーカスしながら考える。

わたしにしか、 書けないものは、 ある―― 三行で撃つ 〈善く、

生きる〉ための文章塾 近藤康太郎 著 定価:本体1500円+税 CCCメディアハウス

三行で撃つ 〈善く、 生きる〉ための文章塾 近藤康太郎 著 定価:本体1500円+税 CCCメディアハウス

「朝日新聞」名物・名文記者の技巧25発!

「あの人の文章は、 ちょっといい」と言われるわたしになれば、 自分が変わる。

本書で身につく技術は、 たとえば――

◎文章技術 ◎企画力 ◎時間・自己管理術 ◎読書術 ◎資料整理術 ◎思考法

読者対象は、 書くことに苦手意識を持つ人から、 これからなにかを表現してみたい初心者、 そして、 プロのライターや記者まで。 「読者は、

あなたに興味がない(謙虚たれ)」という冷厳な現実を見つめるところからスタートし、 「いい文章」とはなにかを考え、 そういうものが書けるレベルを目指す。

文章術の実用書らしく、 つかみ(冒頭)の三行、 起承転結、 常套句が害悪な理由、 一人称、 文体、 リズム、 といった必要十分なテクニックを網羅するが、

単なる方法論にはとどまらず、 なぜそうするのかを、 自己や他者の心のありようにフォーカスしながら考える。 文学作品から、 新聞記事、 詩歌、 浪曲まで、

豊富な例示を取り上げ、 具体的に解説していく。

生まれたからには生きてみる。

書くとは、 考えること。

書きたく、 なる。 わたしに〈なる〉ために。

また、 同時に、 本書は「書くという営為を通じて実存について考える」思想書でもある。 読み進めるにしたがい、 「私というもの」に向き合わざるを得なくなる。

言葉とはなにか? 文章とはなんのためにあるのか? なぜ書くのか? 生きるとは? 思索が深まるほどに、 世界の切り取り方が変わり、 自分が変わる。

わたしにしか、 書けないものは、 ある――

・文章は、 見えなかったものを見えるようにすること

・文章は、 見えていたものを見えなくすること

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