療安全管理者に定評あるシリーズ第3弾の改訂版

患者の状態や環境の変化に適切に対応し、 計画通りに確実に業務を遂行することで実現します。 また、 病院医療には、 多職種が多部署で、

並行または継続して業務にあたるという特徴があります。 本書で推奨する、 UMLという業務フロー図の記法は、 時間軸と役割(業務担当者)を2次元で表しています。

業務フロー図の導入によって、 適切な業務手順を見える化し、 職員間で共有することが可能です。 また、 問題解決、 改善、 質向上の面でも、

業務の見える化は極めて重要です。 医療事故調査における原因分析では、 予定の業務フローと実施した業務フローを比較すると、

容易に事故の原因を抽出することができます。 《書籍案内》

本書は、 病院医療における医療安全確保の要である業務フロー図の考え方と書き方を学ぶことができます。 手法の目的、 意義、

使い方を初心者にも分かりやすく解説しています。 医療現場での実践や各種講習会での指導、 厚生労働省研究事業への参画等、 経験豊富な著者による編纂です。

これまでの指導経験をもとに、 間違った使い方についても解説しているので、 実践力がつくことが期待されます。 業務フロー図の基本的な考え方がわかるだけでなく、

実践を意識し、 具体的な使い方をイメージできる事例と演習問題を収録しています。 同著者によりシリーズ化された内の一冊ですので、

他のシリーズ本も併せてお読みいただくとより効果的です。

【目次】

第I編 総論

1. 組織管理

2. 医療のTQM七つ道具

3. 業務フロー図を本シリーズの第三番目に出版する理由

4. 多職種協働チームの構築と業務フロー図

5. 業務フロー図作成

6. 業務と業務工程(フロー)

7. 業務フロー図作成手順の概要

8. 業務フロー図演習の留意事項

9. 業務フロー図作成講習会

10. 業務フローモデル

11. 用語の解説

第II編 各論

12. 特に留意すべき用語

13. 業務フローモデルの書き方(記法)

14. 業務フロー図作成の目的・効果・準備

15. 業務フロー図作成のコツ

16. 演習問題I 書き方に問題ある業務フロー図

17. 演習問題II 照合と関する業務フロー図

18. 確認作業の業務フロー図

19. 演習問題III 研修会参加病院の業務フロー図

20. 業務フロー図の作成と修正

21. 病院管理における業務フロー図

▼書籍情報

『シリーズ 医療安全確保の考え方と手法3業務工程(フロー)図作成の基礎知識と活用事例[第2版][演習問題付き]』

公益社団法人全日本病院協会 理事・医療の質向上委員会 副委員長/公益財団法人東京都医療保健協会 練馬総合病院 理事長・医療の質向上研究所 所長

飯田修平 編著

価格(税込):2,420円 B5判 144頁

https://webdesk.jsa.or.jp/books/W11M0100/index/?syohin_cd=350520&utm_source=primes&utm_medium=referral&utm_campaign=syuppan_20210427a

▼関連書籍

『シリーズ 医療安全確保の考え方と手法1 RCAの基礎知識と活用事例[第2版][演習問題付き]』

飯田 修平・柳川 達生 共著 価格(税込):1,760円 B5判 136頁

https://webdesk.jsa.or.jp/books/W11M0100/index/?syohin_cd=350370&utm_source=primes&utm_medium=referral&utm_campaign=syuppan_20210427b

『シリーズ 医療安全確保の考え方と手法2 FMEAの基礎知識と活用事例[第3版][演習問題付き]』

飯田 修平 編著 柳川 達生・金内 幸子 共著 価格(税込):1,980円 B5判 136頁

https://webdesk.jsa.or.jp/books/W11M0100/index/?syohin_cd=350392&utm_source=primes&utm_medium=referral&utm_campaign=syuppan_20210427c

『シリーズ 医療安全確保の考え方と手法4 特性要因図作成の基礎知識と活用事例[演習問題付き]』

公益社団法人全日本病院協会 常任理事・医療の質向上委員会 委員長/公益財団法人東京都医療保健協会 練馬総合病院・医療の質向上研究所/飯田修平 編著

価格(税込):2,420円 B5判 124頁

https://webdesk.jsa.or.jp/books/W11M0100/index/?syohin_cd=350509&utm_source=prtimes&utm_medium=referral&utm_campaign=syuppan_20210427d

その他のISO 13485(医療機器)・医療関連書籍はこちら

https://webdesk.jsa.or.jp/books/W11S0260/getSearchAllListByLink?large_cls_cd=004&middle_cls_cd=004&utm_source=primes&utm_medium=referral&utm_campaign=syuppan_20210427e

(担当部門:出版情報ユニット 出版情報サービスチーム MAIL [email protected]

■日本規格協会グループ(JSA)について

日本規格協会は、 1945年12月に 「工業標準化及び規格統一に関する普及並びに啓発等を図り、 技術の向上、

生産の能率化に貢献すること」を目的に設立されました。

「標準化ナショナルセンター」である当協会では、 JISの開発、 JSA規格の開発、 国際規格ISO、 IECの開発、 JIS規格票の発行と販売、

国際規格・海外規格の頒布、 年間約100種類に及ぶ多彩なセミナーの提供、 ISO 9000、 ISO

14000をはじめとする各種マネジメントシステムの審査登録、 各種サービスに関する認証、 マネジメントシステム審査員などの資格登録、

品質管理検定(QC検定)等の事業に取り組んでおります。

2019年4月1日、 標準化活動のグローバル化をより一層推進するため、 規格開発部門と認証部門を分離するなどの体制整備を行い、 一般財団法人日本規格協会、

日本規格協会ソリューションズ株式会社、 一般財団法人日本要員認証協会の三法人から成る「日本規格協会グループ」として、 事業を開始しました。

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