世界最大級のチーズコンテストでパルミジャーノ・レッジャーノが最大の受賞数を獲得

パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会(CFPR:イタリア、 レッジョ・エミリア市)は、 ワールドチーズアワード

2021においてパルミジャーノ・レッジャーノが過去最高で世界一となる126のメダルを獲得したことを発表しました。

毎年ヨーロッパで開催されるワールドチーズアワードは、 世界で最も重要なチーズコンテストです。

今年は11月3日~6日に国際チーズフェスティバルの一環としてスペインのオビエドで開催され、

250人の専門家で構成される国際審査員団がパルミジャーノ・レッジャーノに過去最高となる7つのスーパーゴールドを含む126のメダルを授与しました。

イタリアチーズを訴求する海外での史上最大の共同ミッションであり、 96のパルミジャーノ・レッジャーノのチーズ工房で構成された

「パルミジャーノ・レッジャーノ・ナショナルチーム」が、6つのスーパーゴールド、 32のゴールド、 43のシルバー、 36のブロンズを含む117のメダルを獲得し、

「ナショナルチーム」メンバー以外の個別の出品者が1つのスーパーゴールドを含む9つのメダルを獲得しています。

パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会の二コラ・ベルティネッリ会長は次のように語っています:「今回の実績によって、

パルミジャーノ・レッジャーノの品質が世界でもユニークなものであることを再び証明しました。

世界48ヵ国から出品された4,079点のチーズと競った174点のパルミジャーノ・レッジャーノが126のメダルを獲得したわけです。 この成功は、

日夜最高の品質を求めて励む数千の酪農家と307のチーズ工房を含む全てのサプライチェーンの誇りとなるもので、 我々も胸を張って報告できます。 」

また、 「ナショナルチーム」の創設者であるガブリエル・アルロッティは、

「アペニン山脈から平原地帯に広がるパルミジャーノ・レッジャーノの限定生産地域の全ての生産県、 そしてホルスタイン、 赤牛、 モデナの白牛、

ブルーナ・アルピナ・ブラウンといった各種の牛のミルクで作られたパルミジャーノ・レッジャーノが数々の賞を受賞することが出来、

スーパーゴールドと合計メダル総数の獲得で最高位となることができました。 世界中の注目を集めたこのイベントを主催したスペインのチームに敬意を表します。

」と述べました。

尚、 パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会は、 今回新しい「最高女性チーズ生産者賞」のスポンサーとなり、

Olavidiaというソフト山羊乳チーズを出品してワールドベストチーズのタイトルを獲得したSilvia Peláez Navero氏が選ばれました。

パルミジャーノ・レッジャーノとは?

イタリアチーズの王様と称されるパルミジャーノ・レッジャーノは、 北イタリアの限られた地域のみで、 約1,000年の伝統を守り、

添加物を一切使わずに職人の手により作られています。 通常、 約2年という長い熟成の間に育まれる深い旨味と独特な食感が特長で、

パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会の厳しい審査を合格したものだけがその名を名乗ることができます。

パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会は、 1934年に設立されたこのチーズの全生産者が所属している非営利団体です。

チーズの品質審査および本物の証としての押印を行い、 世界中に広く出回る模倣品から本物を守り、 正しい知識や認知度、

そして消費量を向上させるための活動も行っています。

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パルミジャーノ・レッジャーノ・インフォメーションセンター

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