愛知県大府市×名古屋大学×スギ薬局×ロート製薬「大府市子どもの近視予防プロジェクト」に関する覚書締結

~子どもたちの「生涯の見える」を守るための生活習慣づくりに貢献~ ロート製薬株式会社(本社:大阪市、 社長:杉本雅史)は、 2022年4月5日(火)、

愛知県大府市、 国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学大学院医学系研究科眼科学・感覚器障害制御学教室および株式会社スギ薬局と、

「大府市子どもの近視予防プロジェクト」に関する覚書を締結しました。

■取り組みの背景

近年、 子どもの近視の増加は深刻な社会課題となっています。 近視になるのが早いほど、 将来近視が強くなる傾向にあり※1、

近視が強いほど将来失明につながる眼疾患のリスクが高まる※2とも言われています。 近視の増加には遺伝要因もありますが、 近年の増加は屋外活動の減少、

近業作業の増加、 就寝時間の変化など環境要因の影響が大きいと言われています。 なお、 成長段階にある子どもの頃が最も近視が進みやすく、

この時期の重点的な予防・対策が重要です。 この度、 主体的な健康づくりを推進している愛知県大府市が「健康都市おおぶ」の先駆的な取り組みとして、

「大府市子どもの近視予防プロジェクト」を立ち上げ、 当社は大府市、 株式会社スギ薬局および名古屋大学大学院医学系研究科眼科学・感覚器障害制御学教室と協力し、

子どもの近視予防のための取り組み支援や啓発活動を進めてまいります。

※1.参考文献 Chua SY, et al. Ophthalmic Physiol Opt. 2016. ※2.参考文献 Flitcroft DI. Prog

Retin Eye Res. 2012.

■プロジェクト内容

・市内在住の小学1~3年生とその保護者(100組程度)を対象に、 専門的測定や講演会、 SNSによる情報提供、 チェックシートを用いた取り組み支援などを実施

・イベントや情報提供を通じて参加者以外の市民にも広く啓発を実施

当社は創業より一貫して健康を軸に、 人々や地域社会に貢献するヘルスケア事業に取り組んでまいりました。 商品やサービスのみならず、 人々の健康を守り、

豊かで健康的な社会を実現するという社会的役割のもと、 地域や次世代のサポートを行っています。 今後も社会を支え、 明日の世界を創るため、

社内外のパートナーとともに活動を推進してまいります。