SL大樹の運転をきっかけに地域とともに「つなぐ」力で、日光・鬼怒川線の観光路線化の推進!

東武鉄道では、 2017年8月に営業運転を開始したSL大樹をきっかけとして、 日光・鬼怒川エリアの魅力を高め、 地域と手を取り合い伴走しながら、

観光活力創出による地域活性化を目指しております。 そのなかでも鬼怒川線については、 SLが走る昭和レトロをテーマにすえた観光路線化を目指して、

地元地域と連携した景観整備や様々なイベントの開催等を進め、 沿線の活性化、 認知度の向上に努めてまいりました。

今般、 この観光路線化施策について、 将来にわたって持続的に発展し、

地域の価値創出につなげていくことを示した未来構想を「鬼怒川線2030未来まっぷ」として取りまとめ、 沿線地域はもとより、 ご協力いただける各関係機関、

個人と協働を図りながら、 本マップの未来構想実現に向けて進捗・展開を探ってまいります。

引き続き当社では、 当面のポストコロナを見据え、 お客様のライフスタイルの変化に伴う多様な需要に応えるとともに、 沿線地域におけるマイレール意識の醸成、

沿線間のマイクロツーリズムの展開など、 中長期的視点にたった広域鉄道ネットワークを有する当社ならではの特性を活かした各種施策の実現を目指してまいります。

詳細は以下のとおりです。

△鬼怒川線2030未来まっぷ特設ページ(イメージ)

△鬼怒川線2030未来まっぷ特設ページ(イメージ)

「鬼怒川線2030未来まっぷ」について

1 「鬼怒川線2030未来まっぷ」とは

日光全体戦略を念頭に置きながら、 地域とともに沿線の持続的発展を図っていく観光路線化戦略に基づいて、 中長期的視点にたった鬼怒川線ならではの環境を活かしつつ、

将来的に地域の価値創出につなげていくことを目指した未来構想。△鬼怒川線2030未来まっぷ(イメージ)

△鬼怒川線2030未来まっぷ(イメージ)

2 「鬼怒川線2030未来まっぷ」に記載されている主な構想

1. 全線イルミネーション構想

鬼怒川線全線における冬季のイルミネーションを推進します。

2. サイクルツーリズム構想

日光・鬼怒川エリアにおけるサイクルツーリズムの 環境整備として、 「サイクルトレイン」の実現を目指します。

3. フラワーガーデン路線構想

鬼怒川線沿線各地に花の整備を行い、 四季折々で表情を変える花々の景色を楽しめる「フラワーガーデン路線」を目指します。

4. 間伐材等による木材活用構想

当社が所有する森林における間伐作業で発生した木材について、 日光・鬼怒川エリアでの活用を図ります。

5. エリア内での再生可能エネルギー構想

カーボンオフセットなどによる「国際エコリゾート日光」の実現を推進します。

6. 倉ヶ崎エリア里山暮らし・まち歩き構想

里山の風景が残る日光市・倉ヶ崎地区を舞台とした里山体験やホタル育成など、 様々な施策を通じた里山のすばらしさ、 田舎暮らしの良さなどを伝えていきます。

7. 新高徳駅以北の鬼怒川景観構想

大自然が創造した渓谷「鬼怒川」のすばらしさを満喫できるよう、 自然環境に配慮しながら各所の整備を行います。

8. 鬼怒川線 昭和レトロ路線構想

路線全体の「昭和レトロ化」により、 鬼怒川線の活性化を図るとともに、 「訪れたくなる沿線」の実現を推進します。

△地元地域主導で整備を進めている 史跡・二重並木(イメージ)

△地元地域主導で整備を進めている 史跡・二重並木(イメージ)

3 今後の取り組みについて

上記構想を広く周知するため、 当社SL大樹ホームページ上において「未来まっぷ」および各構想について公表し、 進捗のあるものについては随時更新することにより、

日光・鬼怒川エリアにおける当社の取り組みをより分かりやすく説明するとともに、 構想の進捗による当エリアのさらなる沿線価値向上を積極的にお客様へ展開し、

ひいては本エリアへのさらなる観光路線化へとつなげまいります。

また、 各構想については、 当社における戦略の方向性を見据えながら、 地元地域や行政などと連携して進めていくとともに、

今般開始したスタートアップ企業との協業・共創プログラム「TOBU Open Innovation Program」など各種取り組みを活用するなど、

様々な可能性を勘案しながら構想の実現に向けて取り組んでまいります。

<参考>

鬼怒川線2030未来まっぷ特設ページについてはこちらのURLからご覧ください。

(URL:

https://www.tobu.co.jp/kinugawa-miraimap/

以 上