新生活ストレスと紫外線ダメージで蓄積する“春だる”に注意！
精神的疲労・身体的疲労の“W疲労”解消法を疲労専門医が解説 株式会社ミカレア（神鋼環境ソリューショングループ、 本社：神戸市中央区、
代表取締役社長：大谷和由）では、 ユーグレナ含有成分パラミロンEOD-1 の機能性研究を進めています。 ミカレアでは、
パラミロンEOD-1の機能性に関連の深い「現代生活と精神的・身体的疲労」についての最新トピックスを発信してまいります。 今回のテーマは、
“春だる”とその解消法です。
新生活を迎える4月、 5月は新生活ストレスにより体調を崩しやすく、 精神的・身体的疲労が蓄積する“春だる”の時期です。
精神的・身体的疲労のケア方法とパラミロン摂取による精神的・身体的疲労感の軽減効果について、 疲労の専門医である倉恒弘彦先生（大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
招へい教授）が解説します。 ■侮れない！新生活シーズンの紫外線量
なんとなくやる気が起きない、 体がだるいなど、 この季節に特徴的な症状である“春だる” を生じる要因として注意したいのが紫外線によるダメージです。
新生活シーズンは環境変化によるメンタルストレスと紫外線による酸化ストレス＊で精神的・身体的疲労がたまる時期といえます。
これまで外出を控えていた人も、 過ごしやすい気候になり、 外出する機会が増えてきました。 気をつけなくてはいけないのが紫外線です。 気象庁では、
紫外線が人体に及ぼす影響の度合いを指標化したUVインデックス量を用いた紫外線情報を公開し、 適切な紫外線対策を呼び掛けています。
気象庁の2021年UVインデックスデータ（図１）に見られるように、 4月、 5月にかけて紫外線の強さが増加します。
4月にはUVインデックスのボリュームゾーンが「中程度」から「強い」に移行、 5月は「強い」「非常に強い」日が増えていきます。 紫外線は、 肌の奥深くまで到達し、
じわじわと肌に様々な影響を及ぼすと考えられています。 また、 紫外線を浴び続けると体内に活性酸素＊が発生し、 それが体内の細胞を傷つけてしまいます。図１： 日最大ＵＶインデックス（観測値）の年間推移
図１： 日最大ＵＶインデックス（観測値）の年間推移
出典：気象庁「日最大UVインデックス（観測値）年間推移図」を改変
https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/link_daily_uvindex_obs.htm
■心身へのダメージ＝酸化ストレスが招く“精神的・身体的疲労”のメカニズム
酸化ストレスと疲労の関係について解説します。 人が活動するためのエネルギーは細胞が酸素を取り入れて作り出されます。
オーバーワークやストレスで活動量が多くなるほど酸素の消費量は増加し、 活性酸素の発生量も増えます。
特に今年は長引くコロナ禍で不安な状態が続いているのに加え、 新生活による環境変化と紫外線などの外的要因で活性酸素による酸化ストレスが高まる時期といえます。
酸化ストレスを受け続けると、 ストレス耐性が低下し、 自律神経の乱れを生じます。 自律神経は、 呼吸や体温の調節など24時間休まず働き続けています。
自律神経の乱れに伴い、 睡眠に障害が起ったり、 脳の緊張状態が続くと、 精神的疲労や身体的疲労が蓄積していきます。
精神的疲労と身体的疲労は相互に影響しあっており、 片方の疲労だけが蓄積するわけではありません。 疲労を解消するためには、
精神的疲労と身体的疲労を招いている自律神経を整えていく必要があります。
注）活性酸素：呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部が、 通常よりも活性化された状態になること。 過剰に産生されると細胞を傷つけ、 ダメージを与えます。
注）酸化ストレス：活性酸素の還元処理が追い付かないと、 細胞を傷つけ、 細胞にダメージを与えてしまいます。 細胞の障害を酸化ストレスと呼びます。精神的・身体的疲労をもたらす酸化ストレス
精神的・身体的疲労をもたらす酸化ストレス
■疲労をためないために！生体リズムを整える３つの基本要素
疲れが取れない、 よく眠れない、 仕事のミスが増えた、 度忘れが増えた・・・。 これらは「疲労」のサインです。 ストレス負荷が続くと自律神経バランスが崩れて、
交感神経系の過緊張状態に陥り、 放っておくと疲労が蓄積します。
自律神経の歪みを治す最適な方法が生体リズム（体内時計）を整えることです。 朝日とともに目覚め、 日中は活発に活動を行い交感神経を働かせ、
夕方から徐々に副交感神経を優位にして深い睡眠をとる――このリズムが疲労をためない最良の方法です。 生体リズムを整える三大要素が、 睡眠、 運動、 食事です。
それに加えて、 ストレッチ、 半身浴、 アロマ、 音楽など自分に合った方法で自律神経のひずみを治すことで疲労をためないことが大切です。
疲労や自律神経の状態が気になる方は、 スマホで簡単に自律神経の状態や脳疲労度をチェックできるアプリのご利用をお勧めします。 詳しくは「ヒロミル（脳疲労・ストレス
スキャン）」webサイト（https://www.fmcc.co.jp/const.html
ヒロミル 自律神経評価画面
■自律神経を整え、 「精神的・身体的疲労感」を軽減するパラミロンEOD-1
自律神経のバランスを整える食品成分がパラミロンです。 パラミロンは、 ユーグレナEOD-1株に豊富に含まれる成分です。
経口摂取で腸の中に直接作用することが明らかになっていて、 体内で吸収されることなく腸管内の神経系・免疫系・内分泌系のセンサー細胞が集まる、
いわゆる「腸ツボ」を押すことが特徴です。 ヒト試験によって精神的・身体的疲労感の軽減に効果があることがわかっています。
同じくヒト試験により、 パラミロン摂取により酸化ストレスを抑えるBAP値（抗酸化力値）が有意に上昇していることが分かりました（図２）。
パラミロンEOD-1を摂取することで抗酸力が上昇し、 酸化ストレスを軽減し、 自律神経のバランスを整えたと推察されます。 また、
疲労負荷期と回復期の自律神経活動についても、 回復期２時間後にパラミロンEOD-1摂取群がプラセボ群と比較して有意な低値を示しました（図３）。
パラミロンEOD-1の摂取により回復時において、 早期に副交感神経活動が優位なバランスに整えたと考えられます。
パラミロンEOD-1は自律神経のバランスを整えることで、 「精神的・身体的疲労感」を軽減すると考えられます。
図２：血清中BAP値（抗酸化力値）の変化
図２：血清中BAP値（抗酸化力値）の変化
出典：Nutrients2020,12(10),3098.9より作図
図3：疲労負荷期・回復期の自律神経活動
図3：疲労負荷期・回復期の自律神経活動
出典：Nutrients2020,12(10),3098.9より作図
■倉恒弘彦先生プロフィール
倉恒弘彦 先生
医学博士 大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 招へい教授
大阪大学大学院医学系研究科卒業。 専門は慢性疲労症候群。 関西福祉科学大学健康福祉学部学部長を務め、
現在は大阪市立大学医学部付属病院において疲労クリニカルセンターの診療を統括するなど疲労研究・診療の第一人者。 国立研究開発法人理化学研究所客員主幹研究員。
日本疲労学会理事。
■株式会社ミカレア 会社概要
神戸製鋼グループの食品、 健康食品の製造・販売会社。 会社所在地、 兵庫県神戸市。
パラミロンEOD-1を関与成分として「精神的・身体的疲労感」を軽減する機能性表示食品を販売。
株式会社ミカレア企業webサイト：