アビオメッド、日本においてImpella 5.5 SmartAssistによる初症例が実施されたことを発表

SmartAssistによる初症例が実施されたことを発表 全世界ではImpella 5.5治療患者総数が5,000人を超える

アビオメッド(NASDAQ:ABMD) の低侵襲で順行性の心臓ポンプであるImpella 5.5 SmartAssistは、 その汎用性と革新性が評価され、

世界の外科医によって継続的に治療に採用されています。 本日、 アビオメッドは、 日本で初めてImpella 5.5

SmartAssistによる治療に成功したことを発表しました。 また、 米国とヨーロッパを中心に全世界でImpella 5.5

SmartAssistで治療された患者さんの数が5,000人を超えました。

大阪警察病院の外科医師が Impella 5.5 SmartAssistの初症例において、

患者さんの心臓内でポンプ稼働するImpella 5.5 SmartAssistの透視画像を確認

大阪警察病院の外科医師が Impella 5.5 SmartAssistの初症例において、 患者さんの心臓内でポンプ稼働するImpella 5.5

SmartAssistの透視画像を確認

日本における歴史的なImpella 5.5 SmartAssistの1人目の症例は大阪警察病院で、 82歳男性の開心術後の心原性ショックに対して行われました。

大阪警察病院の院長である澤 芳樹 先生は以下のように述べています。

「日本で初めて当院でImpella 5.5 SmartAssistを用いた治療を実施したことを誇りに思います。 Impella 5.5

SmartAssistはこれまでのImpellaの治療領域を広げる画期的なデバイスで、 この革新的な技術を活用し、

急性心不全など心臓病に苦しむ患者さんに新しい治療の選択肢をこれからも提供していきます。 」

5,000症例目の治療が行われたのは、 米国アトランタ州のエモリー大学病院で、 Tamer Attia医師が心筋症の41歳女性に対して治療を行いました。

エモリー大学病院の胸部移植および機械的循環補助手術部門のチーフであるMani Daneshmand医師は次のように述べています。 「Impella 5.5

SmartAssistは、 心原性ショックや心筋症の患者さんの治療方法を完全に変えました。 Impella 5.5

SmartAssistの安全性と有効性によって、 Attia医師と彼のチームは、

他の方法では心臓回復の選択肢がなかったであろう患者さんを救うことができる可能性があります。 」

Impella 5.5 SmartAssistの特長は以下のとおりです。

* 胸骨切開や左心室のコアリングなどを必要としない低侵襲性

* 心臓外科医のために設計され、 腋窩動脈または上行大動脈*から挿入が可能 (*米国および欧州のみに適応)

* 順行性の血液循環を採用し、 冠動脈や腎臓の灌流を確保

* 心臓の酸素需要と仕事量を減らすための完全なアンローディング

* 生存率と心機能回復を最適化するウィニングアルゴリズムを提供するSmartAssist機能を搭載

さらに、 全世界でImpellaを使用した90%以上の患者さんがImpella Connectを通じてクラウド上で安全にモニタリングされているため、

医療従事者は24時間365日、 患者さんのリアルタイムのデータにアクセスすることができます。

2019年に米国食品医薬品局(FDA)から安全性と有効性の最高レベルの承認を受けたImpella 5.5 SmartAssistは、

急性心筋梗塞に伴う心原性ショック、 心筋症、 開心術後心原性ショックなどの適応で、 現在全米で350以上の施設で使用されています。 これまで、

心原性ショックの生存率は約50%でしたが、 Innovations誌に掲載された、 米国内の42の医療施設でImpella 5.5

SmartAssistを使用した200人の患者さんの研究では、 抜去までの生存率が74%で、 そのうち58%の患者さんの心機能が回復したことが実証されています。

アビオメッドについて

米マサチューセッツ州ダンバースに拠点を置くアビオメッドは、 循環補助デバイスと酸素化デバイスのリーディングカンパニーです。 当社製品は血行動態を改善し、

呼吸不全の患者さんに十分な酸素を供給することで心筋の負担を軽減し、 その回復を目指しています。 詳細情報については

www.abiomed.comをご覧ください。

IMPELLA心臓ポンプについて

Impella 2.5(R)およびImpella CP(R)の各デバイスは、

閉塞した冠動脈を再開通するためにステント留置術やバルーン血管形成術などの待機的または緊急の経皮的冠動脈形成術(PCI)を受ける特定の進行性心不全患者の治療を目的として、

米国FDAの承認を取得しています。 Impella 2.5、 Impella CP、 Impella CP SmartAssist(R)、 Impella

5.0(R)、 Impella LD(R)、 Impella 5.5(R) SmartAssist(R)は、

心原性ショック状態にある心臓発作または心筋症患者の治療を目的に米国FDAの承認を取得しており、

心臓の自然な回復を可能にする独自の機能を有しているため患者さんが自分の心機能を回復させ帰宅することができます。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースは、 米国アビオメッド・インクが現地時間2022年4月6日に発表した英文プレスリリースを日本語訳したものです。 正式な言語は英語であり、

日本に適応しない内容が含まれます。 解釈は英語が優先されます。

将来見通しに関する記述はいずれも、 アビオメッドが米国証券取引委員会に提出した定期報告書で記載されたものなど、 リスクと不確実性の影響を受けます。

実際の結果は予想された結果とは大きく異なる可能性があります。

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