ボローニャ国際児童図書展受賞作の翻訳版『サンサロようふく店』4月22日発売!

ボローニャ国際児童図書展受賞作の翻訳版『サンサロようふく店』4月22日発売! まるで映画のような、心あたたまる韓国絵本の日本語版 株式会社TOY

Publishing(本社:東京都豊島区)は、 出版第2作目として2022年4月22日に『サンサロようふく店』を刊行いたします

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* あらすじ

まだ誰もが民族服を着て暮らしていた頃のこと。

町なかの「三叉路」に初めての洋服店ができました。

その名も「サンサロようふく店」。 店のあるじはドックさん。

三叉路は三本の道がであう場所。 大勢の人がお店の前を通ります。

通りかかる人たちはみんな大変めずらしがって…

お客さんのために、 1着1着、 ていねいに洋服を仕立てるドックさん。

その姿勢は、 時代が変わっても子・孫へと受け継がれていきます。

韓国に実在する洋服店をモデルにした物語。

* 本のみどころ紹介

表紙カバーのタイトル文字が 金箔でキラキラ

2014年、 2017年と2回ボローニャ展で入選し、 イラストレーターとして世界で認められた

アン・ゼソンの落ち着いたやさしい色合いの絵が魅力的です!

親、 子、 孫の三世代の主人が、 お客さんのためにただただ実直に洋服を紡ぐ姿に、 思わずじんわり

あたたかい気持ちになるお話。

また、 ところどころに詩人林木林ならではの言葉づかい、 言い回しがあるのが日本語版の特徴です。

幼児から読めるようにすべての漢字にふりがなをつけています。

翻訳者林 木林より コメント

まるで映画を観ているような絵本 それがこの作品の第一印象でした。

その時すぐに思い浮かびました。

日本語版もぜひ、 ノスタルジックな映画みたいな一冊にできたらと。

この絵本を手にした皆さまが、 ほんのひととき日々の喧噪を離れて、 ゆっくりと心の旅に出かけられる、

そんな一冊でありますように。

* 著者紹介

作・絵:アン・ゼソン

韓国の絵本作家、 イラストレーター。

『サンサロようふく店』が絵本デビュー作となる。

2014年と2017年にボローニャ国際絵本原画展で「今年のイラストレーター」に選出され、

今後が楽しみな絵本作家。

翻訳:林 木林(はやし きりん)

山口県生まれ。

詩人、 絵本作家、 児童書の作家、 言葉遊び作家、 ダジャレーヌ、 女流オヤジギャク作家。

『ひだまり』(光村教育図書)で産経児童文化賞、 『みどりのほし』(童心社)で児童ペン賞絵本賞を受賞。

『あかり』『ひだまり』『こもれび』(いずれも光村教育図書)『おちゃわんかぞく』(白泉社)『おおきなけやき』

(鈴木出版)『二番目の悪者』(小さい書房)など多数の絵本作品、 『ぜったいあけちゃダメッ!シリーズ』(永岡書店)『ココロノ オクノ トオクノ

オト』(光村教育図書)などの翻訳作品も多数手がける。

ポエジーとユーモアを大切に、 ユニークな視点で多彩な作品づくりが特徴的な絵本作家。

* 書誌情報

『サンサロようふく店』

作・絵:アン・ゼソン

翻訳:林 木林

定価:1,650円(10%税込)

出版社:TOY Publishing

ISBN:978-4-910671-01-7

体裁:A4変型判

ページ数:48ページ

発売日:2022年4月22日

※商品の店着状況により店舗ごとに発売開始日が異なります

販売場所:全国書店、 ネット書店、 自社オンラインストア

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