三溪園 花ざしきカフェ-特別ないけばな空間で愉しむお茶のひととき  <2022年4月30日(土)、5月1日(日) >

<2022年4月30日(土)、5月1日(日) > 初開催❁ ゴールデンウィークに日本の美を三溪園で満喫!! 国指定名勝「三溪園」(所在地:横浜市中区)では、

ゴールデンウィーク前半の2022年4月30日(土)、 5月1日(日)の2日間、

原三溪が住居としていた通常非公開の文化財建築「鶴翔閣(かくしょうかく)」(横浜市指定有形文化財)に、

華道梶井宮御流家元・藤原素朝氏によるいけばなをダイナミックに装飾。 庭園の風景とはまた違う花の空間で、

季節の花をイメージした本企画限定のオリジナル和菓子と抹茶を、 横浜らしい“ハイカラさん“姿のスタッフがサービスします。

目と舌で味わう特別な花の鑑賞体験が楽しめます。

<イベント概要>

■名称 『花ざしきカフェ』

■日程 2022年4月30日(土)、 5月1日(日)

■時間 10:00~15:30(開園時間は9:00~17:00) ※開催時間内のお好きな時間にお入りいただけます。

■会場 横浜市指定有形文化財 鶴翔閣(三溪園内)

■参加費 1人1,500円(消費税込み) 各日200名分 ※三溪園の入園料は別途必要となります。

■対象 小学生以上 ※花ざしきカフェのご利用は年齢によらず参加費が必要です。

■申込 オンラインチケットサービスPeatixからチケットを事前に購入してください。

https://hanazashiki-cafe.peatix.com/

※販売数に達していない場合には当日現金での販売もいたします。

■協力 梶井宮御流 横濱はいからシルキィレディース

<花ざしきカフェのポイント>

1.いけばなをダイナミックに飾ります

鶴翔閣の広い空間に梶井宮御流家元・藤原素朝氏による華やかな季節の花が生け込まれた花の空間で、 風雅なひとときを過ごしながら、

日本の伝統文化を観賞していただきます。

https://www.kajiinomiyagoryu-official.com/

2.和菓子は日替わり、 本企画オリジナル

季節の和菓子をつくり続ける横浜の老舗菓子店「磯子風月堂」。

新緑の花をイメージしたオリジナルのお菓子を提供します。 (写真はイメージ)

https://www.isogo-fuugetudou.com/

3.お茶とお菓子のサービスはハイカラさん

2017年に毎日新聞横浜支局のサポーターとして発足したパフォーマンスグループ「横濱はいからシルキィレディース」。

横浜らしい袴姿のハイカラさんの衣装を身に着けて、 三溪園完成当時の100年前の雰囲気を再現します。

※お茶とお菓子は、 感染防止対策として銘々盆にセッティングして給仕。

※お菓子はパックから出さずに、 お客様自身で懐紙に載せていただきます。

※お菓子は持ち帰りできます。

https://www.instagram.com/silkyladies/

4.会場は通常非公開の横浜市指定有形文化財 「鶴翔閣(かくしょうかく)」

明治35年・1902年に原三溪が自らの住まいとして建て、 以後20年にわたる三溪園造成の足がかりとなったほか、 横山大観や前田青邨といった日本画家たちが集い、

滞在し絵を制作するなど、 日本の近代文化の発展にも関わった文化サロンとしての役割も果たした場所です。 哲学者の和辻哲郎は、

後に名著「古寺巡礼」として結実する京都・奈良への旅をここから出発したことが知られています。

延べ床面積約950平方メートル と、 三溪園にある歴史的建造物のなかでも際立って大きな規模を誇り、 その名称は鶴が飛翔する印象の外観に由来するといわれています。

◆三溪園での新型コロナウイルス感染症拡大防止の取組について

皆様が安心して来園いただけるように、 次の点に取り組んでまいります。

・スタッフのマスクおよび手袋の着用

・窓口への手指消毒液の設置およびトイレ手洗い場への石鹸の設置

・カード・現金および入園券のトレイでの受け渡し

・窓口での透明フィルムの設置と一部窓口の閉鎖

ご来園の際、 皆様には次の点にご協力・ご配慮をお願いします。

・37.5℃以上の発熱等、 体調不良の場合の入園の自粛

・マスクの着用

・咳エチケットの徹底

・手洗い、 手指消毒の徹底

・2メートルほどの間隔の確保と近い距離での会話の自粛

・感染が拡大している国・地域への過去2週間以内の訪問歴がある方の入園の自粛

◆三溪園について

三溪園は生糸貿易により財を成した実業家 原三溪によって、 1906年(明治39)5月1日に開園されました。

約17.5ha(東京ドーム約3.7個分)に及ぶ園内には、

廃仏毀釈などによる荒廃から守るために京都や鎌倉などから移築された歴史的価値の高い建造物が巧みに配置されており、 そのなかでも鶴翔閣は延床面積約950平方メートル

に及び、 その広さは園内随一の規模を誇ります。 現在、 園内にある17棟の古建築のうち10棟が重要文化財、 3棟が横浜市指定有形文化財に指定されています。

開園当初から「遊覧御随意」を掲げ、 外苑を24時間無料開放するなど、 「美しいものはみんなで一緒に楽しむもの」という原三溪の想いが反映されています。

三溪の存命中は新進芸術家の育成と支援の場ともなり、 横山大観、 下村観山、 前田青邨らを輩出するなど美術への貢献も評価されています。

戦災により大きな被害をうけ、 1953年(昭和28)に原家から横浜市に譲渡されるのを機に財団法人三溪園保勝会が設立され、 復旧工事を実施、 現在に至り、

2007年(平成19)には国の名勝に指定されました。

新緑と紅葉の季節に特別開放している内苑奥の遊歩道は大正11(1922)年に重要文化財の聴秋閣の移築と同時に造成され、 今から100年前に三溪園は完成しました。

◆原三溪について

原三溪(本名富太郎)(1868年/慶応4~1939年/昭和14)は、 岐阜県厚見郡佐波村(現在の岐阜県岐阜市柳津町)に生まれ、

1885年(明治18)東京専門学校(現在の早稲田大学)に入学、 政治・法律を学びました。 その後、 跡見学校の助教師になり、

1891年(明治24)教え子であった原善三郎の孫娘、 屋寿と結婚、 原家に入籍します。 原家の家業を継ぐと、

生糸輸出を始めるなどの経営の近代化と国際化に力を入れ、 実業家として成功を収めました。 実業家以外にも様々な面を持ちあわせた三溪は、

住まいを本牧・三之谷へ移すと古建築の移築を開始し、 1906年(明治39)三溪園を開園するほか、 美術品の蒐集や芸術家の支援・育成を行いました。

1923年(大正12)の関東大震災後は、 横浜市復興会長に就任すると、 それまでの作家支援を止め、 荒廃した横浜の復興に力を注ぎました。

三溪自身も書画をたしなみ、 その作品の一部は、 園内の三溪記念館に収蔵されています。

施設概要

施設名:三溪園(さんけいえん)

運営: 公益財団法人三溪園保勝会

所在地:〒231-0824 神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1

連絡先:045-621-0635

公式HP:www.sankeien.or.jp

公式SNS:www.instagram.com/sankeien_garden

入園料:大人700円/小中学生200円 ※横浜市内在住の65歳以上200円(濱ともカードの提示が必要)

開園時間 :9:00~17:00(最終入園16:30)

アクセス:JR根岸線根岸駅から市営バスで10分「本牧」下車、 徒歩10分または横浜駅東口から市営バスで40分「三溪園入口」下車、 徒歩5分

横浜市

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