高等学校用教科書『わたしたちの地理総合』に掲載協力!当社のサプライヤーおよびアグロフォレストリー紹介

株式会社フルッタフルッタ(所在地:東京都千代田区 社長:長澤 誠、 以下当社)では、

高等学校の必修科目「地理総合」(2022年4月より)の教科書『わたしたちの地理総合 世界から日本へ』(出版:二宮書店)に掲載協力し、

当社のアマゾンフルーツのサプライヤーであるアマゾン日系移民と彼らが実践する森をつくる農業「アグロフォレストリー」(詳細ページ:

https://www.frutafruta.com/fruit/agroforestry/)の情報が掲載され、

この度2022年4月より全国の高等学校で使用が開始されたことをお知らせいたします。

同書の中で該当ページは、 「国内や国家間の結びつき」をテーマとした節に掲載されています。

明治元年以降日本から海外に渡った日本人の歴史から現在のくらしがまとめられており、 ブラジルのアマゾンに渡った日系移民が、

環境保全型の農業であるアグロフォレストリーに取り組むなどして活躍していることが、 当社が提供した写真とともに紹介されました。

当社ではこれまでも中学校の社会科用教材ビデオ(2012年)やオーストラリアとニュージーランドの中学生用教科書(2016年)、

小中学生向けのSDGsの書籍(2021年)への掲載協力を行ってまいりました。 また、

中学生から大学生を対象にアグロフォレストリーについてのレクチャーを行うなど、 これらの活動が、 子供たちが安心・安全な食品を選択する能力を高め、

産地への理解を深める食育にも繋がることを期待し、 教育現場での学習協力にも積極的に取り組んでいます。

SDGsの概念が浸透しつつあるいま、 当社が目指す「経済と環境が共存共栄する社会の実現」に向けて、

アグロフォレストリーの概念の認知拡大により一層に励んでまいります。

■アグロフォレストリーの仕組み

アグロフォレストリーはトメアスおよびその周辺地域において2万ヘクタールに及ぶとされ、 拡大傾向にありますが、

森のような農地になるまでに20年以上の年月を要します。

アグロフォレストリーは世界各国で様々な実践例があり、 トメアスのアグロフォレストリーは1年目から収穫が得られ、

持続的に収益をあげていけるよう計画的に農地を構成していく点が特徴です。 草原が森のように遷移していくような様相から、

「遷移型アグロフォレストリー」とも呼ばれています。

■国内外から評価されるトメアス式アグロフォレストリー

彼らの取組みは支援を必要とせず商業的に自立し、 地域振興にもつながっている点が持続可能であるとして国内外から注目され、 とりわけ、

アマゾンの所得の低い人々にボランティアでアグロフォレストリーを教え、 生活を改善し地域の保安や環境保全にも貢献した点がブラジル政府より評価され、

2010年に「地域発展貢献賞(ブラジル国家表彰)」の最優秀賞を受賞しています。

(画像はCAMTAを代表してルラ大統領(当時)より表彰を受ける理事(当時)の小長野道則氏)

■日系農協「トメアス総合農業協同組合・CAMTA」

CAMTAは1929年よりトメアスに移住した日本人がアマゾンという辺境の地で経済的に自立するために1931年に創立された農業組合です。

創立当初は野菜や米の販売を主な事業とし、 のちに基幹作物となったコショウ栽培の失敗からアグロフォレストリーへの転換を先導しました。

そしてジュース工場の設立を機にアマゾンフルーツの生産が拡大します。

彼らが工場を設立し、 アサイーの量産に成功しなければ、 アサイーなどのアマゾンフルーツが世界に広く知られることはなかったといっても過言ではなく、

まさにアマゾンフルーツのパイオニアとしての地位を築いています。

■株式会社フルッタフルッタについてhttps://www.frutafruta.com/

https://www.frutafruta.com/

アサイーをはじめとするアマゾンフルーツ輸入加工販売ビジネスのパイオニア。

「自然と共に生きる」を理念に、 森をつくる農業「アグロフォレストリー」の発展にビジネスの力で貢献し、

経済と環境が共存する持続可能な社会の実現を目指して2002年創業。

ブラジルのトメアス総合農業協同組合(CAMTA)よりおもにアグロフォレストリーで栽培されたアマゾンフルーツ原料を輸入し、

メーカーや外食チェーンへ販売を行うほか、 「ナチュラル・新鮮・おいしい・本物」をモットーとする自社製品の製造と販売などを展開。

Posted by owner