赤い風船50周年 『旅とSDGsに関するアンケート』 調査結果と取組みについて

調査結果と取組みについて ~ お客様とともに、これからの旅行の在り方 ~ 株式会社日本旅行(本社:東京都中央区、 代表取締役社長:小谷野悦光)は、

個人旅行商品ブランド『赤い風船』の発売開始50周年の試みとして、 これからの旅行の在り方を検証するため、

専用サイトへ訪問されたお客様を対象に任意の『旅とSDGsに関するアンケート』を実施しました。

調査結果と赤い風船の取組みを発表いたします。

* アンケート調査概要

◆実施時期

2022年3月18日(金)~2022年4月28日(木)

◆有効回答数

7,468件(10代~70代の男女)

◆アンケート実施方法

赤い風船発売50周年の記念サイト内にて実施

* 調査結果

▼ Q SDGsという言葉を聞いたことがありますか

■正確に理解している人は全体の34%

SDGsという言葉は知っているけれど、 意味まで理解している人は34%という結果でした。 年代別で見ると、

学校の授業の一環として学ぶ機会の多い10代の方は43%に上り、 20代でも39%と高くなっています。

▼ Q SDGsを意識した取組みを行っていますか?

■日常でのSDGsを意識した取組状況

生活の中でSDGsを意識した取組みを行っているかという質問に対しては、 6割の人に日常での実践を確認できました。

▼ Q 普段どんなSDGs達成に向けた取組みを実践していますか?

※複数回答あり

■簡単にできる実践はエコバッグの活用から

日常でのSDGs達成に向けた取組みでは、 一番多かった回答は「エコバックの利用」でした。

自由意見として「すぐ食べるものは賞味期限の近いものを選ぶ」「支援団体への食料品等の寄付」など、 無理なく出来る範囲の事をするというスタンスが印象的です。

▼ Q 旅行プランを決める際、 SDGs達成に向けた取組みに貢献している商品を選びますか?

▼ Q SDGs達成に向けた取組みの中で、 旅行プランで実践したいことはありますか?

※複数回答あり

■旅とSDGsは、 無理せずに楽しむ事

これまで旅行にSDGsを意識した人は少ないが、 今後は意識して選びたいという人が57%と圧倒的に多く見られました。 一方で、

意識したいが選ぶまではないという方も30%という結果に。 自由意見では「意識が強すぎると「旅」が台無しになってしまうので、

気にしながら楽しい旅をしたい」という声も。

旅行プランで実践したいことを問う答えには「地産地消」「公共交通機関の利用」「伝統文化体験」などが続き、 無理せずに楽しめて、

結果それがSDGs達成に向けた取組みになっているというプランが求められています。

▼ Q 旅行者として気を付けている(気を付けたい)事はありますか?

※複数回答あり

■旅行先でも「食べ残しをしない」心掛けが上位に

旅行先で気を付けている(気を付けたい)事を問う回答では、 8割の人がバイキングなどの食事の際「食べ残しをしない」と回答しました。

続いて、 連泊時のシーツ交換を断る、 節水と続き、 マイボトルなどに見られる「リユース」習慣の定着により、

マイアメニティの持参も約4割の人が意識している取組みという結果になりました。

▼ Q 脱プラスチックの取組が増える中、 ホテルや旅館に置いてある使い捨ての歯ブラシなどの備品は今後も必要ですか?

■宿泊施設のアメニティは必要と答えた人は8割

一方で、 宿泊アメニティについては、 2割の人が「必要」、 6割の人が「無くてもいいがあったほうが良い」と回答し、

合わせて約8割の人が宿泊施設のアメニティに必要性を感じています。

「歯ブラシがないと分かっていれば持っては行くが、 忘れたりすれば結局購入する必要がある。 そうなると意味がなくなる」と言った意見もある中で、

「アメニティの持参が必要な場合はきちんと明記してほしい」や「アメニティ不要なら割引があると嬉しい」など、

無い場合の対応にも明確な表記や割引などの参加しやすい環境があれば、 アメニティが無いことに対する一定の理解を示す意見もありました。

▼ Q 鉄道は、 CO2排出量が自動車よりも大幅に少ない事をご存じですか?

■鉄道の旅は見直される?

コロナ過で密を避けるためにも、 マイカーでの旅行が増加しましたが、 CO2排出量に関していえば鉄道は自動車の約1/7と大幅に少なく、

遠ければ遠いほど鉄道がより環境に優しい乗り物という事が分かっています。 アンケート結果でも約8割の人が認知している結果になりました。

▼ Q 旅行業・観光業へ求めることは何ですか?

※複数回答あり

■そして、 旅行会社にできる事

旅行業・観光業に求める事として最も多かったのは「SDGsを取り組んでいるホテルや観光施設の明示」が多く、 その次に「取組によるポイント還元」と続きました。

取組の明示に関しては「取組んでいる事を明示してもらえれば検討します。 」「積極的に取り組んでいる宿を知らせてくれることで、 こちらも意識して選びそう。

」などの自由意見も。

情報発信やポイント還元など、 旅とSDGsをつなぐ旅行会社ならではの仕組みづくりに消費者の期待を感じる結果となりました。

* 赤い風船の取組み

当社は、 2019年の日本旅行SDGs宣言に続き、 2022年3月には契約のある宿泊施設で構成される日本旅行協定旅館ホテル連盟(以下、

日旅連)と『日本旅行×日旅連SDGs 共同宣言』を締結し、 ともにSDGs達成への取組みを共創することにより、 地域課題の解決や各施設の取組みを促進し、

地域の観光産業のさらなる発展に寄与することを宣言いたしました。

▼ アンケートの結果を受け、 赤い風船発売50周年の記念サイトでは、 6月24日より「SDGs体験プラン」を発表します。

「地元応援(地産地消)・環境に優しい・体に優しい」の3つのいずれかのテーマにそったSDGs宿泊プランを展開し、 各宿泊施設の取組みを紹介するとともに、

JRプランについては乗車区間に応じたCO2排出量をオフセットする「カーボンゼロ」の仕組みを取り入れています。

【専用サイト】

赤い風船ありがとう50周年

https://www.nta.co.jp/akafu/50th/

日本旅行は、 旅を通して持続可能な未来の社会・地域に貢献する取組みを推進して参ります。