2022年桃園富岡鉄道芸術祭で蒸気機関車のプリンスことCK124号機が登場し、現地は当時のような活況を見せている

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2022年桃園富岡鉄道芸術祭で蒸気機関車のプリンスことCK124号機が登場し、現地は当時のような活況を見せている

桃園市政府と台湾鉄路管理局(TRA)の共催による2年に一度の芸術祭、 「2022年桃園富岡鉄道芸術祭」が、 富岡駅とその周辺地域で開催されている。

開催期間は7月28日から8月7日まで。 7月30日には、 すでに引退した国宝級の蒸気機関車CK124号機が展示される。

桃園市の鄭文燦市長とTRAの杜微局長が一日駅長としてイベントの幕を開け、 午後1時に富岡に到着する列車を鐘を鳴らして歓迎する予定である。

開幕式の後は、 アーティストや地元の団体が、 ストリートパレードで素晴らしいパフォーマンスを披露してくれる。 昔の服でコスプレしたパフォーマーや豆腐の屋台など、

ノスタルジックな街並みが再現され、 観光客は1920年当時の懐かしく賑やかな光景に思いを馳せることができる。

桃園市政府文化局によると、 富岡駅は日本統治時代に設立された米や物資の重要な流通拠点であったとのこと。 その観光および歴史における重要性を鑑みて、

市政府は2020年に第1回「富岡鉄道芸術祭」を開催した。 今年は、 6つの音楽公演、 11のテーマ活動、 27の芸術作品の出展に加えて、

さらに鉄道文化展を開催し、 芸術祭のブランドを構築するとともに、 小さな町である富岡の魅力をアピールする予定である。

TRAによると、 蒸気機関車のプリンスことCK124号機は1936年に台湾にやってきた。 そして1979年に引退するまで、

集集線の旅客および貨物列車における主力機関車として活躍した。 2001年にはCK101号機とともに運転を再開し、

台鉄の蒸気機関車リバイバルの流れにおける一つのマイルストーンとなった。 2012年にはCK124号機とJR北海道の「C11 171

冬の湿原号」が姉妹列車となり、 台湾からすると1986年の阿里山鉄道に次いで2例目の鉄道外交となった。

この芸術祭は、 台湾の鉄道の歴史やCK124号機の素晴らしさを、 台湾人観光客だけでなく日本人観光客にも知ってもらう機会となることだろう。

富岡老街でコスプレの写真を撮り、 Facebookでチェックインすると、 鉄道をテーマにしたお土産がもらえるサービスがある。 これは、

国賓歓迎料理担当のシェフJerry Chiu氏が、 楊梅区農業組合と協力して提供しているサービスである。 Facebookでチェックインし、 写真やメッセージ、

また#FugangRailwayArtFestivalのハッシュタグを投稿すれば、 100台湾ドルで「低温調理の富岡豚肉料理」をもらえる。 このほかにも、

観光客が楽しめる多くの地元マーケットやイベントが開かれている。

モダンデザイン・マネジメントコンサルタント株式会社は、 本芸術祭のメディア広報の公式パートナーである。

さらなる詳細については、 こちらをご参照ください。

https://www.fugang-art.tw

https://www.facebook.com/110254690562710/

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