本屋大賞作家・冲方丁の新作小説『アクティベイター』を、noteにて期間限定で全文無料公開!!

冲方丁氏の作家デビュー25周年を記念しまして、 新作長編小説『アクティベイター』を1月18日(月)より3週間の期間限定で全文無料公開いたします。

下記ページにて、 作品全文を無料で読むことができます。

https://note.com/shueisha_bungei/n/n3bc371742b80

公開期間:2021年1月18日(月)0時 ~ 2月7日(日)23時59分

【書誌情報】

発売日:2021年1月26日(火)

定価:本体1,900円+税

装幀:川名潤

頁数:528頁

ISBN:978-4-08-771733-4

詳細ページ:

https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-771733-4

【冲方丁氏コメント】

デビュー25周年を迎えた私が、 創作の情熱を燃やし続けられたのは、 多くの幸福な出会いと、 私の作品を欲して下さる読者の存在があったからで、

温かな愛情と厳しい重圧が、 今も私を走らせて下さっています。 そんな読者のあなたにどんなお返しができるでしょう? 次作に力を尽くし、

感謝を込めてお届けするしかありません。

「では思い切ったやり方で届けては?」という担当編集者の熱意もあり、 新作『アクティベイター』の「全文公開」が実現しました。

「ここまで書けるようになりました」と感謝し、 「もっと書けるようになります」と誓い、 培ったもの全て盛り込んだ一作です。 これをスタートとし、

次の25年でさらなる成長を果たすことをお約束しますとともに、 どうぞ末永く、 作品をご笑覧下さいますようお願い申し上げます。 作家・冲方丁

【小説『アクティベイター』あらすじ】

羽田空港に突如、 中国のステルス爆撃機が飛来した。 女性パイロットは告げる。

「積んでいるのは核兵器だ」と。

これはテロなのか、 あるいは宣戦布告なのか――。

警察庁の鶴来(つるぎ)は女性パイロットを事情聴取しようとするが、 彼女は護送中に何者かに拉致されてしまう。

囚われた彼女を助けたのは鶴来の義兄で警備員の真丈(しんじょう)だった。

真丈は彼女に亡き妹の姿を重ね、 逃亡に手を貸す決意をする。

核起爆の鍵を握る彼女の身柄をめぐり、 中国の工作員、 ロシアの暗殺者、 アメリカの情報将校、 韓国の追跡手が暗闘する。 一方、 羽田には各省庁の思惑が交錯する。

いったい誰が敵で、 誰が味方なのか。 なぜ核は持ち込まれたのか。

爆発すれば人類史上最大の犠牲者が――その恐怖の中、 真丈と鶴来が東京中を奔走する。

【著者紹介】

冲方 丁(うぶかた とう)

1977年岐阜県生まれ。 1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。

2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、 2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、 第7回本屋大賞、 第4回舟橋聖一文学賞、

第7回北東文芸賞、 2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。

主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『麒麟児』『もらい泣き』などがある。