注目のスタートアップ企業・ヘラルボニーの双子創業者、初の書籍刊行決定!知的障害のある人が生むアートが彩るスタイリッシュ・アイテム誕生の秘密とは!?

『異彩を、放て。』–そのミッションに込められた思い、自閉症の兄の存在、社会を変えたいという夢。 2018年設立から4周年を迎え、

ますます活躍の場を広げる「ヘラルボニー」。 創業者である松田文登・崇弥両氏が生い立ちから起業に至るまで、 さらに躍進を続ける現在、

そしてこれからの展望を語った初の著書『異彩を、 放て。 「ヘラルボニー」が福祉×アートで世界を変える』を2022年10月19日に刊行します。

知的障害のある人の作品との出会いから生まれたブランド企業が思い描く、 「誰もがあるがままに幸せに暮らせる」未来への熱い思いを感じてください。

知的障害がある人の作品に対し、 正当な芸術価値を対価で還元する――。 誰も見たことがなかったアートをプロダクト化利用、

工事現場の仮囲いや鉄道駅舎のアートラッピング・空港のアートギャラリーなどを展開し、 ロイヤリティが作家にもたらされ、 自社の利益にもなる、

という誰も成し得なかったビジネスを手がける「ヘラルボニー」。

彼らが常に信じているのは、 「ふつうじゃない」ことは可能性でもある、 という障害がある人たちへの思い。

一緒に育った4歳上の知的障害を伴う自閉症の兄・翔太氏への周囲の眼差しに感じた幼少からの疑問を、

社会人になって「障害のある人のためにできること」の実現に結実させた双子起業家の熱い思いが本書には込められます。

■目次

第1章 お兄ちゃんと僕

「ふつう」じゃないって、

かわいそうなの?/中二病的生存戦略/人生で初めて別々の道へ/小山薫堂さんの薫陶/「当たり前って何?」から生まれた「常識展」/バリバリ営業マンと悶々(モンモン)企画マン

第2章 「るんびにい美術館」との出会い、 「MUKU」の誕生

「超ヤバいって!」/初期4人ユニット誕生/老舗ブランド店を裏口から口説く/僕らのブランド「MUKU」始動!/次なるプロダクトは「洋傘」

第3章 ヘラルボニー始動!

東京の拠点は「100BANCH 」/「俺、 会社辞めようと思って。

おまえも会社辞めろ!」/「ヘラルボニー」に意味が生まれた日/お手本は「くまモン」/減り続ける資金に胃が痛くなる/東日本大震災復興工事現場から思いついたプロジェクト/崇弥が東京統括、

文登が岩手・盛岡統括/双子経営者の強み

第4章 コロナ以前、 コロナ後

コロナウィルス感染拡大とヘラルボニー/10年先、 20年先を見据えて/走り抜けた2021年/2022年、 その先へ

第5章 「異彩を、 放て。 」――「障害者」という枠を越えた未来へ

僕らの前を歩いていた人たち/覚悟の意見広告/八重樫季良さんがもたらしたもの/僕らが見ている未来/変化は少しずつ、 でも確実に

コラム【るんびにい美術館・板垣崇志さんが語る】

■書籍内容紹介

「普通じゃない」は可能性だ! 「障害」が絵筆となって生み出されるアート作品を世に解き放つ双子の起業家。 ジャケット、 バッグ、 さらには駅や空港のラッピングと、

その活動範囲はこれまでの常識を軽く飛び越え広がり続けている。 「僕らは未来をつくっているんだ」という彼らの原点、 軌跡、 そして未来を初めて明かす1冊。

■著者紹介

・松田文登

株式会社ヘラルボニー代表取締役副社長。 東北学院大学卒。 株式会社タカヤで被災地の再建に従事後、 双子の弟・崇弥とヘラルボニーを設立、 営業統括。 岩手県在住。

・松田崇弥

株式会社ヘラルボニー代表取締役社長。 東北芸術工科大学卒。 オレンジ・アンド・カンパニーのプランナーを経て、 双子の兄・文登とヘラルボニーを設立、

クリエイティブ統括。 東京都在住。

*共に1991年岩手県生まれ、 2019年に世界を変える30歳未満の30人「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN」受賞。

■書籍データ

【タイトル】『異彩を、 放て。 「ヘラルボニー」が福祉×アートで世界を変える』

【著者名】松田文登 松田崇弥

【発売日】2022年10月19日

【造本】四六判

【本体定価】1650円(税込)

【ISBN】978-4-10-354811-9