株式会社タウンズとイミュニティリサーチ株式会社による戦略的資本業務提携のお知らせ

以下タウンズ)とイミュニティリサーチ株式会社(本社:東京都千代田区、 代表取締役:安河内 正文、 以下イミュニティリサーチ)は、

イミュニティリサーチによる3億円分の第三者割当増資をタウンズが引き受けたこと、

また免疫細胞解析技術を活用した体外診断用医薬品および診断サービスの開発における業務提携契約を締結したことをお知らせいたします。

タウンズは、体外診断用医薬品の大手企業の一つで、様々な診断技術を応用した体外診断用医薬品を製造し、国内外へ販売しています。特に2020年から始まった新型コロナウイルスのパンデミックは、人々の生活や世界経済全体に今なお大きな影響を与えており、変異株への対応を含め、タウンズが開発する抗原検査キットの重要性が増しています。

一方、イミュニティリサーチは独自の免疫細胞解析技術により、がん治療における免疫チェックポイント阻害剤の効果予測を極めて効果的かつ容易に行うことを可能とする特許の実施権を保有しています。

タウンズが開発する体外診断用医薬品には有用な免疫細胞解析が不可欠であり、タウンズは本提携によりイミュニティリサーチが保有する免疫細胞解析技術を製品開発に用いることで、より有用で付加価値の高いコンパニオン診断薬の開発をはじめとした体外診断用医薬品の開発を推進します。

本提携に関して、タウンズ代表取締役社長の野中、イミュニティリサーチ代表取締役の安河内はそれぞれ以下のようにコメントしております。

タウンズ代表取締役社長 野中のコメント

イミュニティリサーチによる免疫チェックポイント阻害剤のコンパニオン診断は、高い精度に加えて、患者様の負担軽減などが期待できる非常に有望な製品です。また、同社の技術は幅広い分野への応用が期待できることから、当社としても今後の最重要分野の一つと位置づけ、より有用な体外診断用医薬品の開発に向け、相互に協力して参ります。

イミュニティリサーチ代表取締役 安河内のコメント

体外診断薬業界をリードするタウンズに当社の技術をご評価頂いた上で、戦略的な資本業務提携を構築できまして嬉しい限りです。当社では免疫状態を把握するための免疫細胞解析システムを開発し、また免疫細胞の解析によって診断バイオマーカーや創薬ターゲットを探しております。がん免疫に関する開発から始めましたが、神経疾患や生活習慣病などの分野にも広げてまいります。今後、タウンズの製品やネットワークを通じ、当社の開発品で世界にある健康問題の解決を目指したいと期待しております。

【タウンズについて】

タウンズは、1987年に静岡県沼津市で創業された診断技術に強みを有する研究開発型のメーカーです。「診断技術で、安心な毎日を。」をコーポレートスローガンに掲げ、主に呼吸器感染症領域における長年のノウハウを活かした抗原検査キットを世の中に送り出してきました。近年では複数のバイオベンチャーとの資本業務提携を通じて、予防・未病や慢性疾患診断の領域での問題解決に取り組んでおります。《

https://www.tauns.co.jp/

【イミュニティリサーチについて】

イミュニティリサーチは、2017年に創業した埼玉医科大学発ベンチャーです。免疫チェックポイント阻害剤の効果予測を行える複数の特許をもとに、免疫プロファイリング自動化システム「rippleT(リプレット)」の開発・運営を行っています。2022年8月には、さらなる「免疫細胞解析サービス」の研究開発を行うため神戸医療産業都市にも進出しました。技術やサービスの詳細については企業サイト《

https://www.imtr.jp/》をご参照ください。

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社タウンズ

経営企画室

電話:03-6810-9674(東京オフィス)

E-mail:[email protected]

イミュニティリサーチ株式会社

経営管理本部

電話:03-6689-3645(代表)

E-mail:[email protected]

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