AbbVie講演会にて、(一社)予防医療研究協会　苅部淳会長が「新しいアトピー性皮膚炎の治療」について発表！

2023年1月25日

美容皮膚科の視点から考える「新しいアトピー性皮膚炎の治療」。一般社団法人予防医療研究協会（所在地：東京都渋谷区、会長：苅部淳、

理事長：高木希奈）「苅部淳」会長は、 AbbVieが主催するWeb講演会にて「新しいアトピー性皮膚炎の治療」について登壇しました。

当協会「苅部淳」会長は、美容皮膚科の視点から考える「新しいアトピー性皮膚炎の治療」について、下記などを発表しました。

■酸化を防ぐための「抗酸化物質」

１.ビタミンA

皮膚や粘膜などの成長にかかわる。

２.ビタミンC

酸化作用を失ったビタミンEの機能を復活。

３.ビタミンE

体内に侵入する細菌・ウイルスを撃退。

４.ポリフェノール

抗酸化力。

５.カロテノイド

活性酸素の発生を抑えるほか、抗酸化力を持ち、皮膚や粘膜などの働きをサポート。

■アトピー性皮膚炎とは

かゆみのある湿疹が、慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。アトピー性皮膚炎では、皮膚の「バリア機能」（外界のさまざまな刺激、乾燥などから体の内部を保護する機能）が低下していることが分かっています。そのため、外から抗原や刺激が入りやすくなっており、これらが免疫細胞と結びつき、アレルギー性の炎症を引き起こします。また、かゆみを感じる神経が皮膚の表面まで伸びてきて、かゆみを感じやすい状態となっており、掻くことによりさらにバリア機能が低下するという悪循環に陥ってしまいます。

当クリニックでメインに行なっているアトピー外来。新薬で患者様をどこまで救えるか。根本的にアトピー性皮膚炎の症状を抑える治療がたくさん認可され、多くの患者様を助けることができるようになりました。

当クリニックでは「デュピクセント」「リンヴォック」「ミチーガ」など、あらゆる新薬を適切に用いて治療しています。順天堂大学アトピー疾患研究センター前所長の「須藤」准教授と共に診療を続けています。

■「苅部淳」会長プロフィール