KADOKAWA 2021年3月期 第3四半期決算を公表。第3四半期累計期間(2020年4-12月)は全ての利益項目において過去最高を達成。通期利益予想を上方修正。

第3四半期決算を公表。第3四半期累計期間(2020年4-12月)は全ての利益項目において過去最高を達成。通期利益予想を上方修正。

株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:松原眞樹、 東証一部:9468)は、 2021年2月4日(木)、 2021年3月期

第3四半期連結累計期間(2020年4-12月)の業績を公表いたしました。 * 2021年3月期 第3四半期決算のハイライト

・第3四半期累計期間(2020年4-12月)は全ての利益項目において過去最高を達成。

・第3四半期(10-12月)においても、 営業利益が対前年同期で+158.7%伸長し、 過去最高を更新。

紙書籍、 電子書籍およびアニメ事業が大きく貢献。

・2020年10月に公表した通期利益予想を上方修正。

・配当予想を20円増配の50円に。 株主優待も拡充。

1. 第3四半期累計期間(2020年4-12月)は全ての利益項目において過去最高。 第3四半期(10-12月)においても、

営業利益が対前年同期で+158.7%伸長し、 過去最高を更新。 紙書籍、 電子書籍およびアニメ事業が大きく貢献

第3四半期累計期間における業績は、 売上高1,527億77百万円(前年同期比1.7%増)、 営業利益132億4百万円(同56.1%増)、

経常利益134億47百万円(同46.3%増)、 親会社株主に帰属する四半期純利益89億87百万円(同14.0%増)と全ての利益項目において過去最高となりました。

第3四半期(10-12月)においては、 売上高552億24百万円(前年同期比11.0%増)、 営業利益53億56百万円(同158.7%増)、

経常利益53億7百万円(同122.4%増)、 親会社株主に帰属する四半期純利益37億8千万円(同125.0%増)とさらに大きく伸長しています。

同期間の営業利益は、 主に出版、 映像セグメントが牽引し、 第2四半期に引き続き、 過去最高を更新しました。

主力の出版セグメントにおいては、 紙書籍事業の多くの作品ジャンルの売上が堅調に推移するとともに、 返品率が大幅に改善しました。 また、

電子書籍事業においても従来からの市場拡大に加え、 当社の積極的なマーケティング施策が功を奏し高成長が継続したことにより、

同セグメントの営業利益は大きく伸長いたしました(同セグメント営業利益 47億48百万円 対前年同期 170.6%増)。

映像セグメントにおいては、 映画館の席数制限などによるマイナス影響は継続しているものの、 アニメ事業の海外への配信や他社ゲームなどへの権利許諾の拡大により、

営業利益が伸長しています(10-12月映像セグメント 営業利益14億74百万円 対前年同期 125.5%増)。

出版、 映像だけでなく、 ゲーム、 Webサービスのセグメントにおいても、 堅調に利益が拡大したことで、 第3四半期の営業利益率は9.7%となり、

対前年同期(4.2%)より倍以上の収益性に改善しました。

この背景には、 いずれの事業領域においても、 従来より取り組むABW(Activity Based

Working)を含むDX(デジタルトランスフォーメーション)戦略が功を奏しており、 新型コロナ第3波の環境下でも安定的なコンテンツ生産体制を堅持しております。

2. 2020年10月に公表した通期連結業績予想を上方修正。 営業利益140億円(対前年73.1%増、 対前回見通し33.3%増)へ

2021年3月期の通期連結業績予想につきましては、 政府から再び緊急事態宣言が発出されるなど、

新型コロナウイルス感染症の終息時期はいまだ不透明な状態が続いているものの、 上記の第3四半期までの業績進捗に基づき、 売上高2,060億円(対前年

0.7%増)、 営業利益140億円(同73.1%増)、 経常利益140億円(同59.3%増)、 親会社株主に帰属する当期純利益95億円(同17.3%増)、

EBITDA187億円(同44.4%増)に修正いたしました。

3. 配当予想を20円増配の50円に、 株主優待の内容も拡充

2021年3月期の1株当たり配当金は、 前期実績および今期にかかる前回予想の30円から20円増配の50円に修正いたします。 通期連結業績予想の修正により、

普通配当を10円増配。 1945年の創業から75周年を迎えた当社をご支援いただく株主の皆様への感謝の意を表し、 10円の記念配当も実施いたします。

株主優待では、 当社株の保有期間について5年・7年、 保有株数について300株・500株の新たなマイルストーンを追加し、

保有年数・保有株数に応じて優待内容を拡充いたします。 また、 これまで出版物や映像関連商品が中心だった優待内容をあらため、

2020年11月6日に全面開業した「ところざわサクラタウン」も含めた当社事業全体から優待内容を再構成いたします。

※詳細は、 当社コーポレートサイト「IR・投資家情報」ページ(

https://ir.kadokawa.co.jp/ir/)上の2021年3月期 第3四半期決算短信、 決算説明資料、 ファクトシートをご覧ください。

■株式会社KADOKAWAについて

当社ならびに連結子会社55社および持分法適用会社16社から構成されるKADOKAWAグループは、 「不易流行」を経営理念とし、 出版事業、 映像事業、

ゲーム事業、 Webサービス事業などを幅広く展開しています。 中長期的な持続的成長および企業価値の向上を図るべく、

多彩なポートフォリオから成るIP(Intellectual Property)を安定的に創出し、

それらを世界に広く展開することを中核とする「グローバル・メディアミックス」 の推進を基本戦略としております。

DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略の推進によって事業を最大化し、 世界に誇る唯一無二のメガコンテンツ・パブリッシャーを目指してまいります。

KADOKAWAグループ ポータルサイト:

https://group.kadokawa.co.jp/

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