妊産婦のオンライン診療で安心安全な出産の実現を目指す「メロディ・インターナショナル」が第三者割当増資を実施

クラウド周産期遠隔医療プラットフォームの普及により、 安心・安全な妊娠・出産環境の実現を目指すメロディ・インターナショナル株式会社(香川県高松市:代表取締役

尾形優子)は、 この度イノベーションディスカバリー1号投資事業有限責任組合をリードインベスターとする複数のVC、

投資家を引受先とするシリーズDの第三者割当増資を終了し、 約1.6億円の資金調達を実施しました。

■シリーズDの増資引受先

MBC Shisaku1号投資事業有限責任組合(京都府京都市:無限責任組合員 株式会社Monozukuri Ventures 代表取締役 牧野 成将)、

SGインキュベート第1号投資事業有限責任組合(福岡県福岡市:SGインキュベート株式会社 代表取締役 相川 洋)、

KSP6号投資事業有限責任組合(神奈川県川崎市:無限責任組合員 株式会社ケイエスピー 代表取締役 内田 裕久)、

イノベーションディスカバリー1号投資事業有限責任組合(京都府京都市:無限責任組合員 栖峰投資ワークス株式会社 代表取締役 関 兵馬)他、

既存投資家や個人投資家など合計11の法人・個人により、 163,700,000円の第三者割当増資を実施しました。

■資金の用途に関して

新型コロナウィルスの蔓延に伴い、 非接触医療の普及が急務とされ、 周産期医療の領域でもオンラインでの診療や、 非接触での診療が進んでいます。 その様な中、

当社の提供するサービス、 医療機器の需要は国内外で高まっております。 製品出荷体制の充実や、 更なるユーザーサポートと営業体制の構築に向けた人材育成・人材採用、

そしてハードウェア・ソフトウェアを融合した次世代遠隔医療サービスの開発体制をより充実いたします。 国内のみならず、

海外でのマーケティング体制構築と各国の医療機器規制への対応も求められています。 アジア諸国、 中東諸国やアフリカ諸国などへ、

より廉価で使いやすい胎児モニターの普及に向けて、 次世代モデル開発の為の資金としても活用いたします。 昨年、

ブータン王国において全国土をカバーする50病院への導入が決まり、 そのサポート体制の充実をはかると共に、 これらタイ及びブータンでの成功事例を、

いち早く他の国へ拡げていく必要があります。 以上のような事業拡張ステージをアクセラレートする為の、 未来への資金として活用いたします。

■「モバイル胎児モニター"分娩監視装置iCTG"」「周産期遠隔医療プラットフォーム"Melody i"」とは

・分娩監視装置iCTG

国内初のIoT型胎児モニター「分娩監視装置iCTG」は、 胎児の心拍と妊婦さんのお腹の張りを、 病院や自宅などで測ることが出来るデバイスです。

妊婦さんのお腹にセンサーをあて計測すると、 Bluetooth接続でスマートフォンやタブレットのアプリケーション内に結果が表示され、

医師が診断に活用することが出来ます。

・感染病棟などでの使用も想定されます

また、 機器の特性上、 セントラルモニタシステムなどの改築なしに、 例えば感染症病棟に入院中の妊婦の胎児心拍数陣痛図波形の観察を産婦人科病棟から行うなど、

陽性妊婦を受け入れている施設の周産期固有病床の確保や感染拡大防止に役立つような使用法が可能です。

・Melody i

周産期遠隔医療プラットフォーム「Melody i(メロディ・アイ)」は、 妊婦さんが計測した結果をかかりつけ医師に送信でき、

遠隔で医師から受診推奨などアドバイスを得ることができるコミュニケーションプラットフォームです。 妊婦さんと医師との連携だけでなく、

クリニックからNICUのある中核病院へのデータ連携も行うことも可能となっています。

これらの「分娩監視装置iCTG」&「Melodyi」の活用により、 遠隔で胎児の健康状態をモニター出来て、 分娩のタイミングなどを予測することが可能となり、

国内外の妊婦さんがより安心・安全に出産できる環境を提供できます。

訪問助産など、 自宅にいながらの計測と遠隔での医師の診断を合わせることで、 妊婦さんに安心感を与え、 通院や入院などの負担を軽減することが出来ます。 また、

受診前に計測ができることで、 胎児の異常を早い段階で発見でき、 胎児仮死などの予期せぬ事態を軽減できる可能性が高まります。

さらには救急搬送時に、 今まで取れなかった胎児のバイタルデータ(第5のバイタル)を搬送先とのデータ連係することにより、

「救える命を確実にこの世に」迎えるサポートが可能となります。

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