ギャラクシー・エンターテインメント・グループ、2020 年第 3 四半期監査前主要財務データを発表

Entertainment Group Limited. ギャラクシー・エンターテインメント・グループ、2020 年第 3 四半期監査前主要財務データを発表

マカオの地域社会と密接に協力しコロナウイルスの制圧を継続 効果的なコスト管理を実施し、資本も引き続き潤沢 【2020 年 11 月 10 日、 東京発】 –

ギャラクシー・エンターテインメント・グループ(略称:GEG、 香港証券取引所証券コード:27)は、 本日、 2020 年 9 月 30 日までの3

か月の業績を発表いたしました。 (金額は特に明記がない限りすべて香港ドル建て) ギャラクシー・エンターテインメント・グループ会長による公式ステートメント

この機会をお借りして、 2020 年第 3 四半期のマカオの状況および GEG の業績をお知らせしたいと思います。 新型コロナウイルスは、 マカオおよびGEG

を含む世界中のコミュニティやビジネスに、 依然として影響を与えています。 2020 年第 3 四半期、 中国本土や香港、 マカオでは、

パンデミックを効果的に封じ込めるため、 極的な旅行制限やソーシャルディスタンシングなどの感染症対策が実施されました。 このことが第 3

四半期における個人訪問スキーム(IVS)の段階的な復活につながったことを私たちは喜ばしく思っております。 しかしながら、 中国本土の都市の大半が IVS

の申請を再開したのは 9 月下旬で、 第 3 四半期の訪問客数への影響はほとんどないため、 第 4 四半期に増加することが想定されます。

収益は低迷しつつも人件費が継続的に発生するため、 グループの第 3 四半期の調整後 EBITDA は マイナス9億4,300万香港ドルでした。 これは第 2

四半期に報告した EBITDA の損失と比較して 31% の改善で、 コスト管理に注力したことが主な要因です。

繰り返しになりますが、 コロナ禍の困難な状況下における、 マカオ政府の決断力と積極的なリーダーシップを称賛いたします。 マカオ政府は、 地域社会の健康と安全、

マカオの経済的、 社会的な安定性の確保に注力していました。 その結果、 新型コロナウイルス対策を効果的に実施するために、 管理された持続可能な方法で、

段階的にマカオと中国の間の出入境が認められるようになりました。 GEG はこの重大な局面におけるマカオ政府の尽力を強く支持します。

今後、 少なくとも新型コロナウイルスのワクチンができるまでは、 旅行計画を立てる際、 健康や安全が最も重視されるでしょう。

新型コロナウイルスの感染拡大の封じ込めに成功したというマカオの偉大な実績は、 アジア全土からのお客様を引き付ける要因となっています。

コタイ地区ギャラクシー・マカオの第3および第4フェーズを始め、 経過の順調な開発プロジェクトを今後も推進してまいります。

また当社は、 マカオへの旅行客が減少しているこの時期を、 改修や再構成、

新しい商品の導入によりリゾートの競争力やお客様への訴求力を盤石なものとするチャンスととらえております。 これらのプロジェクトに対する継続的な投資は、

短期的には地域経済を支え、 さらにはマカオを世界の観光とレジャーの中心地として開発するというマカオ政府の構想を支援するものになるでしょう。

さらに、 日本への参入計画を中心とした、 海外展開にも取り組んでいます。 新型コロナウイルスの影響により日本政府のスケジュールに変更が生じ、

地方自治体や事業者からの申請期間が 2022 年 4 月まで延長されました。

第 3 四半期末で 432億香港ドルの現金と流動性のある投資、 397億香港ドルのネットキャッシュを保有しているため、 当社のバランスシートは引き続き堅調で、

影響はほとんどありません。 そのため、 管理運営と新規開発のサポートにおいて、 柔軟な対応が可能となっています。

売上高が低迷したこの期間、 当社では売上増よりも効果的なコスト管理に重点を置いてきました。 しかしながら、 コストの過剰な削減により、

当社の誇る「ワールドクラス、 アジアのおもてなし」のサービス水準や顧客体験に悪影響を及ぼすことが無いようにすることが重要です。 当社は、 マカオ政府や地域雇用、

中小企業に対する取り組みを続けてまいります。

IVS の再開に伴いマカオへの訪問客が徐々に増加しているのは喜ばしいことで、 次の四半期では訪問客数とともに収益も少しずつ増加すると予想しています。

当社の管理職ならびに従業員は、 健康や安全、 衛生管理への取り組みを真摯に継続していまいります。 当社は従業員とお客様の健康を何よりも優先しています。 さらに、

マカオ政府の新型コロナウイルス対策を支援するため、 GEG を含むマカオの事業者はリゾート内に新型コロナウイルスの検査施設を設置し、

お客様に検査を受けていただけるようにしました。

以前表明しました通り、 GEG は企業の社会的責任を重視しています。 そのための取り組みとして、

新型コロナウイルスとの闘いを支援するため1億香港ドルを寄付したほか、 ギャラクシー・エンターテインメント・グループ基金からは、

マカオの新型コロナウイルスの復興債に1億香港ドルの寄付をしております。 また、 100 万枚のマスクの寄付や、 地元の学校 35 校の消毒への資金援助、

生活困窮者に対する様々な食品や衛生用品の提供など、 地域社会への支援を行なっています。

私たちは、 中長期的にはマカオの将来に大きな希望を持っております。 短期的にはコロナ禍が障害となり、 市場の回復までには多少の時間がかかると考えています。

新型コロナウイルスの世界的感染拡大や米中貿易摩擦、 資本流出への関心の高まりから、 景気回復に対する消費者心理が慎重になることが原因です。

最後になりましたが、 マカオの安全確保のために尽力してくださっている医療従事者や緊急対応を行っている方々に、 改めて謝の意を表したいと思います。 また、

この困難な時期にも関わらず、 コスト削減プログラムに自発的に貢献し、 当社を支えてくれている従業員や経営陣、 取締役会にも感謝いたします。

ギャラクシー・エンターテインメント・グループ会長

Dr. ルイ・チェ・ウー

2020年第3四半期業績のハイライト

GEG:困難を乗り切ることができる潤沢な資本 * 第 3 四半期のグループの純売上高は 16億香港ドル(前年同期比88% 減、 前四半期比 34% 増)

* 第 3 四半期のグループの調整後 EBITDA は マイナス9億4,300万香港ドル(2019 年第 3

四半期は 41 億 1,200 万香港ドル、 2020 年第 2 四半期はマイナス 13 億 7,000 万香港ドル)

* マイナス要因により、 第 3 四半期の調整後 EBITDA はおよそ 300万香港ドル減少、 平準化調整後

EBITDA はマイナス9億4,000万香港ドル(2019 年第 3 四半期は 39 億 2,800 万香港ドル、 2020 年第 2 四半期はマイナス

13 億 7,300 万香港ドル)

* 直近 12 か月の調整後 EBITDA は 20億香港ドル(前年同期比 88% 減、 前四半期比 71% 減)

ギャラクシー・マカオ:事業を現在のビジネス環境に合わせて調整 * 第 3 四半期の純売上高は 6億2,600万香港ドル(前年同期比 93% 減、 前四半期

101% 増)

* 第 3 四半期の調整後 EBITDA は マイナス7億8,800万香港ドル(2019 年第 3

四半期は 31 億 7,200 万香港ドル、 2020 年第 2 四半期はマイナス 11 億 7,700 万香港ドル)

* マイナス要因により、 第 3 四半期の調整後 EBITDA はおよそ 100万香港ドル減少、

平準化調整後 EBITDA は マイナス7億8700万香港ドル(2019 年第 3 四半期は 30 億 100 万香港ドル、 2020 年第 2

四半期はマイナス 11 億 8,900 万香港ドル)

* 第 3 四半期の 5 か所のホテルの客室稼働率は 20%

スターワールド・マカオ:事業を現在のビジネス環境に合わせて調整 * 第 3 四半期の純売上高は 1億9,900万香港ドル(前年同期比 92% 減、 前四半期

146% 増)

* 第 3 四半期の調整後 EBITDA は マイナス2億2,300万香港ドル(2019 年第

3 四半期は 8 億 2,800 万香港ドル、 2020 年第 2 四半期はマイナス 3 億 600 万香港ドル)

* マイナス要因により、 第 3 四半期の調整後 EBITDA はおよそ200万香港ドル減少、

平準化調整後 EBITDA は マイナス2億2100万香港ドル(2019 年第 3 四半期は 8 億 1,300 万香港ドル、 2020 年第 2

四半期はマイナス 2 億 9,700 万香港ドル)

* 第 3 四半期のホテルの客室稼働率は 10%

ブロードウェイ・マカオ:独自の家族向けリゾート。 マカオの中小企業による強力な支援 * 第 3 四半期の純売上高は 1,300 万香港ドル(2019 年第 3

四半期は 1 億 4,100 万香港ドル、 2020 年第 2 四半期は 1,200 万香港ドル)

* 第 3 四半期の調整後 EBITDA はマイナス 3,700

万香港ドル(2019 年第 3 四半期は 200 万香港ドル、 2020 年第 2 四半期はマイナス 5,200 万香港ドル)

* 第 3 四半期の調整後 EBITDA

へのプラス要因の影響はありませんでした

* 第 3 四半期のホテルの客室稼働率は 16%

バランスシート:健全で流動性のあるバランスシートを維持 * 2020 年 9 月 30 日時点での現金および流動性のある投資は 432億香港ドル、

ネットキャッシュは 397億香港ドルでした。

* 2020 年 9 月 30 日時点での負債は 35億香港ドル(主に現在の財務収益管理戦略を反映)

開発に関する最新情報:開発機会を引き続き探索中 * 現在、 行っているリゾートの段階的な強化を続け、 競争力とお客様への訴求力を維持

* コタイ地区ギャラクシー・マカオの第 3 および第 4 フェーズ – ノンゲーミング事業の MICE

やエンターテインメント、 家族向け施設を中心に、 ゲーミングも含めて開発が進行中。

新型コロナウイルスの感染状況によりスケジュールに影響を受ける可能性あり。

* 横琴島 – 横琴島とマカオの最近の関係強化によりリゾート開発を推進

* 国際事業の展開 – 日本を含む海外市場で引き続き機会を探索

当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000030490.html

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