アニメーション作家の矢野ほなみさんが描く絵本『タイ長とプチ吉と雲の上の村上海賊』発売記念イベントを銀座ロフトで開催決定

2024年2月26日

時は戦国！瀬戸内海には海賊がいた!?

戦国時代、日本にも「海賊」と呼ばれる者たちがいました。瀬戸内海を中心に戦国の世を席巻し、ときには織田信長を苦しめた「村上海賊」です。海賊といってもドクロの旗を掲げて手当たり次第に船を襲ったり、大海原を駆け巡る冒険者とは一味違います。海賊たちのナワバリがある瀬戸内の海を航海する船を、通行料と引き換えに、目的地まで安全に送り届ける役割を果たしていたのです。

アニメーション作家の矢野ほなみさんが描く絵本「タイ長とプチ吉と雲の上の村上海賊」は、鯛を祖先にもつ妖精タイ長とプチ吉、そしてたろちゃんが雲の上の村上海賊に出会う不思議な冒険のお話。

絵本を通して、村上海賊の新たな魅力を知っていただけると幸いです。絵本の紹介アニメーション作家の矢野ほなみさんが描く絵本「タイ長とプチ吉と雲の上の村上海賊」。

鯛を祖先にもつ妖精タイ長とプチ吉、そしてたろちゃんが雲の上の村上海賊に出会う不思議な冒険のお話です。商品名：絵本「タイ長とプチ吉と雲の上の村上海賊」

サイズ：W228×H263cm 販売価格：1,500円（税込）発行元：株式会社エースクリエイティブ / 監修：愛媛県今治市発売日：2024年2月26日

（絵本表紙イメージ）

キャラクター紹介

作者プロフィール矢野ほなみ／Honami Yanoアニメーション作家。愛媛県今治市瀬戸内海の島生まれ。2017年東京藝術大学大学院映像研究科修了。

『骨嚙み』(2021)は、世界三大アニメーション映画祭の一つであるオタワ国際アニメーション映画祭において第45回短編部門グランプリ受賞、他27の受賞。第25回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門新人賞。主なクライアントワークに、TVアニメ「TRIGUN

STAMPEDE」エンディングアニメーションや、NHKみんなのうた『さよならの向こうに』、Bialystocks 『はだかのゆめ』MVなどがある。現在、Au

Praxinoscopeにて新作アニメーション『エリ』を製作中。https://honamiyano.com/

【矢野ほなみ／Honami Yano コメント】

絵本「タイ長とプチ吉と雲の上の村上海賊」では、出身地である今治、しまなみの風景のなかに「タイ長」と相棒の「プチ吉」と友達の「たろちゃん」を見つけていくように物語を描きたいと思いました。その先できっと、雲のうえでもっと大きなものと繋がるのだろうと予感しました。

制作にあたっては、今治市村上海賊案内人のキャラクターを作ることから始まりました。

「タイ長」は鯛を祖先にもつ村上海賊の精霊というキャラクター性を持っています。過去や史実をその内側に持つのではなく、今、この時間を共に積み重ね、今治市でともに生きているイメージを持っていました。「タイ長」は、かつての村上海賊が拠点としていたあの能島が落とす日陰で小舟を出して釣りをしていて、そして時々友人を訪ね、一緒にほうろくを食べているに違いないと、などさまざまなイメージが湧いていました。

本作をきっかけに、「村上海賊」の世界を感じ、あの緑も青も豊かな今治の風景の中に「タイ長」たちを感じ、親しんでいただけましたら幸いです。どうぞお手に取ってお楽しみいただけましたらうれしく存じます。

銀座ロフトにて絵本発売記念物販イベント開催銀座ロフトで絵本と関連アイテムの販売を期間限定で行います。期間：2024年2月26日（月）～ 3月17日（日）

会場：銀座ロフト 1階特設会場

◎関連アイテムの紹介

「タイ長とプチ吉と雲の上の村上海賊」の、アクリルキーホルダーや、クリアファイル、ポストカードを販売します。絵本の世界観を忠実に表現したアイテムを取り揃えています。

アクリルキーホルダー 2種販売価格：各550円（税込）