「国民皆歯科健診」、歯科経営者の約8割が経営に対する効果を期待。約6割が予防歯科ニーズの高まりを期待

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株式会社クオキャリア プレスリリース:2023年12月21日

報道関係者各位

「国民皆歯科健診」、歯科経営者の約8割が経営に対する効果を期待。約6割が予防歯科ニーズの高まりを期待

歯科業界における「国民皆歯科健診」の認知度は高い一方で、同制度への期待と不安は混在

2006年より歯科衛生士・歯科医師向けの求人メディア『クオキャリア []

』の運営、及びキャリア・就学支援等を展開している株式会社クオキャリア []

(代表取締役:中山豊、本社:東京都豊島区、以下「クオキャリア社

/」)は、近年注目を集めている

「国民皆歯科健診」(注)につきまして、歯科経営者(317名)・歯科衛生士(526名)を対象に意識調査を実施致しました。その調査結果を発表致します 。

(注)「国民皆歯科健診」とは、閣議決定を経て公開される骨太方針2023

[]

で言及されている"生涯を通じた歯科健診"を指し、現在、政府によって同制度の実現に向けた各種取り組みが行われている。現在日本では成人以降の定期歯科健診が一部を除き義務化されていないため、同制度によって定期歯科健診の受診者の増加が見込まれるため注目を集めている。

■調査概要

クオキャリア社 「国民皆歯科健診」に関する意識調査_調査概要

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主題:「国民皆歯科健診」に関する意識調査

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対象者:歯科経営者(317名)および歯科衛生士(526名)

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調査方法:クオキャリア社のサービス利用者もしくは登録会員へのアンケート調査

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調査期間:2023/11/21~23/11/30

■調査結果

クオキャリア社 「国民皆歯科健診」に関する意識調査_調査結果(サマリー)

■調査結果のまとめ・考察

クオキャリア社 「国民皆歯科健診」に関する意識調査_調査結果のまとめ・考察

「国民皆歯科健診」の意識調査を通じて、歯科業界内において非常に注目されていることが判明しました。

「歯科経営者」の82%は、同制度に関し、医院経営上の期待を寄せていることが判明しました。特に、

「歯科経営者」の61%は、「予防歯科ニーズが高まる」ことに期待を寄せていることが判明しました。一方で、

約半数以上の「歯科経営者」は同制度の情報不足について、「歯科衛生士」は同制度による患者数の増加や業務負担の増加について、不安に感じていることが判明しました。

■アンケート結果に基づく当社の考察

「国民皆歯科健診」は、未だ具体的な内容が定められていない制度ですが、医院経営や予防歯科ニーズの高まりについて期待されている制度です。

一方で、情報不足や業務負担の増加が不安視されているため、同制度に関する積極的な情報発信や、予防歯科の担い手である歯科衛生士の持続可能な就労環境の整備等が必要であると考えられます。

これらの不安を取り除く形で、同制度の検討が進むことで、より充実した形で「国民皆歯科健診」が社会に実装されることが示唆されました。

■歯科経営者(317名)向けのアンケート結果(詳細)

Q1. 「国民皆歯科健診」はご存じですか?

歯科経営者における「国民皆歯科健診」の認知度は96%

Q1に対する回答は「よく知っている」(19%)、「知っている」(44%)、「聞いたことがある」(32%)、「聞いたことがない」(4%)という結果になりました。

クオキャリア社 「国民皆歯科健診」に関する意識調査

Q2. 「国民皆歯科健診」は医院経営に影響があると思いますか?

歯科経営者の82%は、「国民皆歯科健診」が医院経営に影響を与えると考えている

Q2に対する回答は「あると思う」(42%)、「少しはあると思う」(40%)、「どちらとも言えない」(12%)、「あまりあるとは思えない」(4%)、「全く思わない」(1%)という結果になりました。

クオキャリア社 「国民皆歯科健診」に関する意識調査

Q3. 「国民皆歯科健診」に関する医院経営上の期待はありますか?(複数回答有り)

歯科経営者の61%(194名)は、「国民皆歯科健診」による「予防歯科ニーズが高まる」ことを期待している

Q3に対する回答は「予防歯科ニーズが高まる」(194名、61%)、「オーラルケア全般に対する関心が高まる」(154名、49%)、「来院患者数が増加する」(130名、41%)、「特に期待はない」(58名、18%)、「その他」(0名、0%)という結果になりました。

クオキャリア社 「国民皆歯科健診」に関する意識調査

Q4. 「国民皆歯科健診」に関する医院経営上の不安はありますか?(複数回答有り)

歯科経営者の56%(177名)は、「国民皆歯科健診」に関する情報不足に不安を感じている。

Q4に対する回答は「国民皆歯科健診に関連する情報不足」(177名、56%)、「特に不安はない」(94名、30%)、「国民皆歯科健診に関連する人材不足」(88名、28%)、「国民皆歯科健診に関連する設備不足」(24名、8%)、「その他」(4名、1%)という結果になりました。

クオキャリア社 「国民皆歯科健診」に関する意識調査

■歯科衛生士(526名)向けのアンケート結果(詳細)

Q1. 「国民皆歯科健診」はご存じですか?

歯科衛生士における「国民皆歯科健診」の認知度は80%

Q1に対する回答は「よく知っている」(13%)、「知っている」(35%)、「聞いたことがある」(32%)、「聞いたことがない」(20%)という結果になりました。

クオキャリア社 「国民皆歯科健診」に関する意識調査

Q2. 「国民皆歯科健診」はご自身の歯科衛生士業務に影響があると思いますか?

(Q1で「よく知っている」「知っている」「聞いたことがある」と回答した)対象者(全体の80%)の内、78%の歯科衛生士が自身の業務に関係すると回答

Q2に対する回答は「あると思う」(41%)、「少しはあると思う」(37%)、「どちらとも言えない」(13%)、「あまりあるとは思えない」(8%)、「全く思わない」(2%)という結果になりました。

クオキャリア社 「国民皆歯科健診」に関する意識調査

Q3. Q2. の回答理由を教えてください。(自由記述欄)

歯科衛生士の39%が「患者数の増加」を理由に挙げ、23%が「業務負担の増加」を理由に挙げた。

Q3に対する自由記述式の回答の傾向をクオキャリア社にて分析したところ「患者数の増加」に関するコメントが回答者の39%、「業務負担の増加」に関するコメントが回答者の23%、「業務関連性が高い」という趣旨のコメントが回答者の14%という結果になりました。

クオキャリア社 「国民皆歯科健診」に関する意識調査

■歯科衛生士専門学校 先生(68名)向けのアンケート結果(詳細)

クオキャリア社は、2023年12月に開催された第14回 日本歯科衛生教育学会 学術大会 []

にて歯科衛生士養成学校(大学・短大・専門学校)の先生方を対象に「ランチョンセミナー」を開催致しました。

同セミナーの中で実施した「国民皆歯科健診」に関するアンケート結果を以下の通り発表致します。

Q1. 「国民皆歯科健診」はご存じですか?

歯科衛生士養成学校の先生方における「国民皆歯科健診」の認知度は98%

Q1に対する回答は「よく知っている」(24%)、「知っている」(63%)、「聞いたことがある」(12%)、「聞いたことがない」(2%)という結果になりました。

クオキャリア社 「国民皆歯科健診」に関する意識調査

Q2. 同制度を生徒に紹介したことはありますか?

約60%の先生が「国民皆歯科健診」について生徒に紹介していると回答

Q2に対する回答は「よく紹介している」(7%)、「たまに紹介している」(53%)、「あまり紹介していない」(28%)、「全く紹介していない」(11%)という結果になりました。

クオキャリア社 「国民皆歯科健診」に関する意識調査

Q3. 同制度は学校教育に影響があると思いますか?

約85%の先生が「国民皆歯科健診」は教育に影響を与えると回答

Q3に対する回答は「あると思う」(49%)、「少しはあると思う」(36%)、「どちらとも言えない」(12%)、「あまりあるとは思えない」(3%)という結果になりました。

クオキャリア社 「国民皆歯科健診」に関する意識調査

Q4. 教育について同制度に対し、どのような不安がありますか?(複数回答有り)

特に不安は無いという回答は約半数を占めるものの、一部は授業内容や試験内容の変更の不安を感じると回答

Q4に対する回答は「特に不安はない」(31件)、「授業内容の変更」(21件)、「歯科衛生士国家試験の内容変更」(16件)、「実習内容の変更」(13件)、「教育カリキュラムの変更」(12件)、「その他」(2件)という結果になりました。

クオキャリア社 「国民皆歯科健診」に関する意識調査

Q5. 教育について同制度に対し、どのような期待がありますか?(複数回答有り)

殆どの先生方が歯科衛生士の活躍領域の拡大・一般的な知名度の向上を期待すると回答

Q5に対する回答は「歯科衛生士の活躍領域の拡大」(53件)、「歯科衛生士の一般的な知名度の向上」(51件)、「歯科衛生士の成り手の増加」(34件)、「その他」(1件)、「特に期待はない」(0件)という結果になりました。

クオキャリア社 「国民皆歯科健診」に関する意識調査

■その他_予防歯科啓発に関する弊社一部事例のご紹介

ポテトチップスの湖池屋による独自素材”乳酸菌LS1”の歯周病予防効果を交えた予防歯科講義の実施

歯科業界の人材採用支援を行うクオキャリア社が橋渡し役となり、4月20日(木)、株式会社湖池屋による“乳酸菌LS1”に関する講義が日本ウェルネス歯科衛生専門学校にて実施されました。

当社は今後も口腔機能にかかわる研究開発を行っている企業と連携しながら、「予防歯科社会」づくりに貢献してまいります。URL:

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000105996.html

予防歯科を啓発するフリーペーパー『予防の歯医者さん2023』

クオキャリア社は、6月1日、フリーペーパー『予防の歯医者さん2023』を発行しました。表紙に鈴木杏樹さんを迎え、ハンズ社やオハヨーバイオテクノロジーズ社とのコラボ企画も掲載。社会的に認知度・重要度を増している「予防歯科」に関する情報を分かりやすく伝える内容となっています。

URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000105996.html

■会社紹介

就活BOOK『クオキャリア』について

2006年創刊!歯科衛生士のための無料就職情報誌です。求人情報はもちろん、履歴書の書き方や先輩DHのインタビュー、DH学校教員によるアドバイスなど就職活動に役立つコンテンツが満載の一冊です。

URL:dh/magazine

クオキャリア社について

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設立:2006年5月18日

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本社:東京都豊島区南大塚3-46-3いちご大塚ビル6F

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事業内容:歯科業界に特化した求人広告サービス

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TEL:03-5927-9404

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FAX:03-5927-9893

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HP:https://www.quacareer.co.jp

https://www.quacareer.co.jp

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当社は、歯科業界専門の求人サービス「クオキャリア」を17年前より展開。歯科医師・歯科衛生士専門の求人情報誌を制作し学校に配本する他、求人票の作成・発送代行、就活イベント・求人サイト運営を行っています。学校とのリレーションや複数メディアを活用した他にはない求人サービスとして、8,000超の歯科医療施設にご利用いただいています。また、求人の枠にとらわれず、奨学金制度創設や予防歯科に関する情報を発信する動画サイトの運営・フリーペーパーの発行といった啓発事業などにも取り組んでいます。

関連URL

【歯科採用支援「クオキャリア」】

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【歯科衛生士・歯科医師専門の求人サイト「クオキャリア」】https://www.webqua.jp/

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【歯科衛生士・歯科医師専門の求人動画サイト「カムスタ」】[歯科衛生士]

https://www.webqua.jp/dhcamsta/[歯科医師]

https://www.webqua.jp/drcamsta/【歯科衛生士・歯科医師専門のインタビューメディア「R/Leadme(リードミー)」】

[歯科衛生士]

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https://www.webqua.jp/drint/【予防歯科・口腔ケアの「歯医者さんTV」】

https://haisyasan.tv/【予防歯科・口腔ケアの「歯医者さんWEB」】

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【歯学部生向けキャリアサポートメディア「Quacareer BRUSH」】

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当リリースの詳細について https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000105996.html

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