伊与原新さんの『宙わたる教室』が、「青少年読書感想文全国コンクール」の課題図書に選ばれました!

2023年秋に刊行した定時制高校科学部の〈青春科学小説〉

株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区紀尾井町

社長:飯窪成幸)より刊行された伊与原新さんの『宙わたる教室』が、第70回「青少年読書感想文全国コンクール」の課題図書【高等学校の部】(公益社団法人

全国学校図書館協議会・毎日新聞社主催)に選出されました。

『宙わたる教室』伊与原新(文藝春秋)

■著者・伊与原新さんのコメント

この物語に登場する定時制高校科学部の部員たちは、年齢も、抱えた事情もさまざまです。そんな彼らの実験が、手づくりの装置が、いかにして「宇宙をわたる」のか。部員たちにそれぞれのタイミングで訪れた“夜の校舎の青春”にエールを送りつつ、楽しんでいただければ嬉しいです。

■高校生からも感動の声が続々!

* この本を読んでまた学びたいと思えるようになりました

――渋谷教育学園幕張高等学校・李雨佳さん

* 自分も何かを成し遂げたい、そんな勇気をくれる物語

――立命館慶祥高等学校・佐々木希さん

* この本を読んで、「好き」を見つけたくなりました

――実践女子学園高等学校・齋藤果連さん

■定時制高校の教室に「火星」を作り出す

――胸が熱くなる青春科学小説

東京・新宿にある都立高校の定時制。そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。負のスパイラルから抜け出せない21歳の岳人。

子ども時代に学校に通えなかったアンジェラ。起立性調節障害で不登校になり、定時制に進学した佳純。中学を出てすぐ東京で集団就職した70代の長嶺。

「もう一度学校に通いたい」という思いのもとに集った生徒たちは、理科教師の藤竹を顧問として科学部を結成し、学会で発表することを目標に、

「火星のクレーター」を再現する実験を始める――。『月まで三キロ』『八月の銀の雪』著者がおくる青春科学小説!

■プロフィール

伊与原 新(Shin Iyohara)

1972年、大阪府生まれ。神戸大学理学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科で地球惑星科学を専攻。博士課程修了後、大学勤務を経て2010年、『お台場アイランドベイビー』で横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。19年、『月まで三キロ』で新田次郎文学賞、静岡書店大賞を受賞。20年刊行の『八月の銀の雪』は直木三十五賞候補、山本周五郎賞候補となり、21年、本屋大賞で6位に入賞。近著に『オオルリ流星群』。

■書誌情報

書名:『宙わたる教室』著者:伊与原新判型:四六判並製カバー装発売日:2023年10月20日定価:1,760円 (税込)

ISBN:978-4-16-391765-8書誌情報:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163917658

当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000398.000043732.html

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