VERTERE新工場誕生 ~クラフトビール醸造開始~

~クラフトビール醸造開始~

・株式会社ジェイアール東日本都市開発(以下、都市開発)は、東京都奥多摩町にて「誰と どこで どうやって飲むか」を

テーマにクラフトビール醸造を担うVERTERE(バテレ)合同会社(以下、VERTERE)とともに新醸造所開発に取り組んでおり、2024年2月に「VERTERE新工場」で醸造を開始します。

・東日本旅客鉄道株式会社八王子支社(以下、JR東日本)は、グループ経営ビジョン変革2027にて「地方を豊かに」を掲げ、JR青梅線(東京アドベンチャーライン)の活性化事業の一環として、「沿線まるごとホテル」プロジェクトをはじめ、様々な取り組みを通じて地域のお客さまとともに歩んでまいりました。

・「VERTERE新工場」を通じ、JR東日本グループ・VERTERE・奥多摩町の連携によって生産規模の拡大を図るとともに、更なる観光需要を喚起し、地域活性化を推進します。

【施設概要】

名 称 : VERTERE新工場

所在地 : 東京都西多摩郡奥多摩町氷川1099番地6

構 造 : 木造平家建(一部2階)

面 積 : 敷地2,708.93平方メートル 、建物567.06平方メートル (醸造棟446.13平方メートル ・事務所棟120.93平方メートル )

アクセス: JR青梅線奥多摩駅より徒歩約20分、西東京バス病院前バス停より徒歩約3分

【醸造開始】

2024年2月を予定

*ボトルショップの開業は、2024年4月を予定しています。

VERTEREよりコメント

これまで地域住民の方々の理解を得ながら、新工場の稼働に向け進んできました。

稼働後は、JR東日本グループや奥多摩町と連携し、工場見学や小売店など、地域に根ざした事業モデルを構築していく予定です。

クラフトビールを通して観光客の満足度を高めることで、奥多摩町の経済発展に繋がるよう頑張っていきたいと思います。

VERTERE合同会社 代表社員 鈴木光 / 醸造長 辻野木景

【VERTERE新工場概要】

VERTEREは、2014年に設立されたクラフトビールメーカーで、首都東京にありながら町全体が秩父多摩甲斐国立公園に包含される自然豊かな奥多摩町でクラフトビールの製造販売と直営のタップルームやボトルショップを展開しています。タップルームの最寄り駅であるJR奥多摩駅までは、新宿駅から電車で約1時間40分。清らかな水と緑豊かな地域柄、1年中多くのハイカーやキャンパーが訪れます。週末のタップルームにはたくさんのビール好きのお客さまが来店され、また、ボトルショップでは観光客のお土産として多くのお客さまにご利用いただいております。

VERTEREは人気のクラフトビールメーカーですが、現在、需要に対して生産量が追いついておらず、取引の打診があってもお受けすることができない状態となっています。一般顧客向けの販売に関しても、売り切れてしまう状況が続いています。そのために、現在の約4倍の増産が可能となる新工場を建設し、これまで応えることができなかった国内でのお取引や、お断りしていた海外からの引き合いにも対応できるようになります。

この新工場は、奥多摩町が所有する未利用地に都市開発がビール工場を建設するものですが、観光や雇用、税収など奥多摩町にとっても有益な事業となります。近年はふるさと納税向けの出荷量も増え、2022年度の町のふるさと納税における返礼品の7割は、VERTEREのクラフトビールが占めています。今後、新工場では醸造施設のみならず、ボトルショップなどの付加価値施設を設けることとしており、VERTEREを中心に関係機関が連携し、イベント等を通じて地域の活性化に協働・共創して取り組んでいきます。

JR青梅線(東京アドベンチャーライン)の終着駅 奥多摩駅から、新たなVERTEREビールの物語を奥多摩が育む緑、水、空気とともに紡いでいきます。

【JR東日本グループの東京アドベンチャーラインでの取り組み】

JR東日本は地域活性化の取り組みとして、JR青梅線(青梅駅~奥多摩駅間)を「東京アドベンチャーライン」と称して、これまで駅舎の改良整備、ラッピング列車運行、地域イベント等、地域のお客さまとともに地域づくり・送客促進に取り組んでまいりました。

また、駅と周辺の集落に点在する地域資源を活用し、沿線全体を一つのホテルに見立てた「沿線まるごとホテル」プロジェクトでは東京アドベンチャーラインの駅ごとの物語をつくりこみ、「点から線へ、線から面へ」と青梅・奥多摩地域の魅力を広げています。

「VERTERE新工場」開業とともに、最寄り駅の奥多摩駅と新工場をつなぐイベントや、沿線まるごとホテルでのVERTEREビールの提供、首都圏から奥多摩への送客強化等、都市開発とともに更なる地域づくりを図っていきます。

【株式会社ジェイアール東日本都市開発 会社概要】

都市開発は、JR東日本の土地・資産を有効活用するデベロッパーとして、首都圏の高架下を中心に飲食・物販の店舗やサービス施設、駐車場などの開発に取り組んでいます。私たちは、地域との連携を重視しており、それぞれの地域の歴史や文化を尊重し、そこに暮らす生活者のニーズに向き合い、地域に貢献することを目指しています。

私たちが大切に考えるのは、「心地よいくらしづくり、住みたくなるまちづくり」。新しい時代にフィット

する「あったらいい」「ちょうどいい」くらしづくりを進めてまいります。

所在地:東京都渋谷区代々木二丁目2番2号

代表者:代表取締役社長 根本 英紀

設 立:1990年4月20日

U R L :

https://www.jrtk.jp/

【VERTERE合同会社 会社概要】

VERTEREは、東京奥多摩発のクラフトビールメーカーです。【飲んだ人の価値観を変える】をコンセプトに醸造しています。年間150回以上の醸造を通してレシピ調整を繰り返し、それぞれのビールのバランスを追求しています。また、町内で直営のタップルームとボトルショップを展開する一方で、47都道府県やアジアを中心とした5カ国へ出荷しています。

所在地 : 東京都西多摩郡奥多摩町氷川212番地

代表者 : 代表社員 鈴木光

設 立 : 2014年12月14日

U R L :

https://camp-fire.jp/projects/view/719872Instagram :

https://www.instagram.com/vertere/

【JR東日本 会社概要】

JR東日本は、グループ経営ビジョン「変革

2027」で掲げる「くらしづくり」の実現に向けて、“沿線の個性を引き出す”「沿線くらしづくり構想」を推進します。地域のお客さまと歩む沿線を目指し、「鉄道起点」から「ヒト起点」にビジネスストーリーを転換し、新たな成長戦略を推進します。お客さまが求める新しい形での“旅”や“暮らし”を積極的に提案することで、グループ一体となって需要を創造し、経済活性・地方創生に繋げていきます。

所在地 : 東京都渋谷区代々木二丁目2番2号

代表者 : 代表取締役社長 深澤祐二

設 立 : 1987年4月1日

U R L :

https://www.jreast.co.jp

【奥多摩町概要】

「巨樹と清流のまち」である奥多摩町は、東京都の最西端に位置し、町の行政面積は225.53平方キロメートルで、これは都の約10分の1に相当する広大な面積を有しており、その94パーセントが山林で町全体が秩父多摩甲斐国立公園の中にあり、古くから東京の奥座敷と称され、首都圏をはじめ多くの人々に親しまれている町です。また、町の中心を西から東へ多摩川が貫流し、東京都最高峰の雲取山(標高2,017メートル)を頂点として、四方を山々に囲まれた緑豊かな水源の町です。

所在地 : 東京都西多摩郡奥多摩町氷川215番地6(奥多摩町役場)

代表者 : 奥多摩町長 師岡伸公

U R L :

https://www.town.okutama.tokyo.jp/gyosei/index.html

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