バタフライピー研究所とロート製薬が資本業務提携を締結

株式会社バタフライピー研究所(本社:沖縄県那覇市、代表取締役社長:王

鵬龍、以下「バタフライピー研究所」)と、ロート製薬株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:杉本

雅史、以下「ロート製薬」)は、バタフライピーの研究開発及び社会実装を通じて、持続可能な健康社会の実現に向けた事業共創を目的として資本業務提携を締結しました。

* 取り組みの背景・目的

バタフライピー研究所

は、「人と地球を健康に」という企業理念を基に、バタフライピーの六次産業化を通じて、ヘルスケア領域の研究開発や様々な環境問題の解決、サステナブルな事業共創に取り組んでいます。

独自の栽培方法により、沖縄県内において耕作放棄地を活用したバタフライピーの無農薬栽培、高齢農家や障碍者雇用を実現しております。また、バタフライピーの高い抗酸化作用から健康素材としての活用が期待されており、医薬品の原料となる他、健康食品や化粧品等にも活用できる可能性が示唆されています。今後バタフライピーに関する基礎研究の結果を社会実装していくにあたり、エビデンスと信用に基づく商品開発をしていきたいと考えています。

ロート製薬

は、ウェルビーイングな社会実現を目指し、2013年より沖縄本島、並びに石垣島において畜産・農産や加工販売を通して循環型産業、六次産業化に取り組んできました。2016年からは、国内1位の取水量を誇る「海洋深層水」を多段階に活用した自立循環型のまちづくり「久米島モデル」に共鳴し、久米島にて洋深層水を活用した農業実証プロジェクトに参画しています。

またグループ会社である農業生産法人・有限会社やえやまファームが拠点を置く石垣市とは、2023年2月より包括連携協定を締結するなど、沖縄から人も地域も健康になる社会を目指し、活動を続けています。

この度、バタフライピー研究所とロート製薬が提携することにより、バタフライピーの研究開発及び商品開発を促進することにより健康増進に貢献するとともに、沖縄県内でのバタフライピーの六次産業化の共創を通じて環境問題の解決及びサステナブルな事業共創を推進することが期待できます。

* 提携の内容

バタフライピーを活用した化粧品原料や健康食品の共同研究開発、沖縄本島・離島地域における六次産業化の協業等、様々な連携を進めて参ります。

この度の資本業務提携においては、バタフライピー研究所が新規に発行する株式をロート製薬が取得する第三者割当増資となります。

* 各社の概要

<株式会社バタフライピー研究所について>

2021年に沖縄県で創業、国内初の食用バタフライピ―の大量栽培技術の確立に成功。「バタフライピーの供給を通じて、人々の健康・美容に貢献する」をミッションに、沖縄県でのバタフライピー六次産業化を推進し、バタフライピーなどを活用した食品、化粧品等の研究開発・販売を行っています。

https://butterflypea.jp/

<ロート製薬株式会社について>

1899年に胃病蔓延という当時の健康課題から「胃活」を発売し創業。以来、「健康」を事業のコアバリューに据え、OTC医薬品やスキンケアを中心としたヘルス&ビューティー事業を軸に、機能性食品だけでなく一次産業やレストランなどの食事業、最先端のライフサイエンス研究を推進し、再生医療の領域にも事業を拡大しています。「健康」「美」「サイエンスに基づく高い品質」「一人ひとりが自律し、チャレンジを続ける企業文化」といった事業的強みや文化的特徴をベースに、すべての個人や社会の「Well-Being」に貢献していきます。

https://www.rohto.co.jp/

* 参考 ; バタフライピーとは

青い花が蝶の形に似ていることから「バタフライピー」と呼ばれ、和名を「蝶豆(チョウマメ)」といいます。抗酸化物質ポリフェノール「アントシアニン」が多く含まれ、高い抗酸化作用からアンチエイジング効果や、血液循環を向上させる機能による眼精疲労の予防が注目されています。天然色素で青く染めることが可能なため、着色料を使用せずにあざやかな青色が表現できることが特徴です。レモンやシークワーサーなどを加えると青から紫へと変色することから、SNSなどでも話題となっています。沖縄の青い海をイメージする青色から、沖縄の新たな県産品として注目されています。

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◆ 本件に関するお問い合わせ先

株式会社バタフライピー研究所 E-mail:[email protected](平日10:00-17:00)

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