新鋭の児童文学作家・日向理恵子さんの最新作『迷子の星たちのメリーゴーラウンド』を小学館より本日発売!

子どもたちの孤独に寄り添った、 連作短編形式の児童ファンタジー!

「雨ふる本屋シリーズ(童心社)」「火狩りの王シリーズ(ほるぷ出版)」などで大人気の日向理恵子さんの最新作『迷子の星たちのメリーゴーラウンド』を小学館より本日刊行します!

装幀は、 幻想的で美しい六七質さんの絵で飾りました。

廃墟の遊園地には、 少女がひとり。 孤独な五人の子どもたちの日記帳から謎ときは始まる!

廃墟の遊園地 ── 創業者の幽霊が出る、 宇宙人が基地に使っているなど、 あやしげなうわさが絶えない。 実はそこには、 不思議な少女がひとりぼっちで住んでいた。

いよいよ遊園地のとり壊しが決まった年、 町では奇妙な現象が続発し小中学校は閉鎖。 夏休み。 その少女の呼びかけに応じた、

特殊な力を持つがゆえに孤独な五人の子どもたちが遊園地にやってきた。 クジラと交信したり、 真夜中の神社で魚頭のいる不思議な世界に入ったりするなどして、

周りからおかしな子扱いを受ける五人。 彼らの日記帳をきっかけに、 遊園地をめぐる謎ときが始まった。 そして、

全ての不思議の鍵を握るのは廃墟の遊園地に住む少女!? 子どもたちそれぞれの辛い日常の一方で、 彼らに起こる不思議で美しい出来事を、

連作短編形式でファンタジックに描きます。 不思議は日常のすぐそばにある!

『迷子の星たちのメリーゴーラウンド』

日向理恵子 著/六七質 絵

2021年3月19日刊行 定価1540円(10%税込)

単行本四六判 256ページ 小学館

ISBN978-4-09-227245-3

https://www.shogakukan.co.jp/books/09227245

著者プロフィール

日向理恵子【ひなたりえこ】

児童文学作家。 主な著書に「雨ふる本屋」シリーズ(童心社)、 アニメ化進行中の「火狩りの王」シリーズ(ほるぷ出版)など。

六七質【むなしち】

イラストレーター。 画集「六七質アートワークス層窟祭(そうくつまつり)」(パイインターナショナル)ほか、 多くの装画や挿絵を手がける。

「えんとつ町のプペル」(にしのあきひろ著/幻冬舎)ではメインイラストレーターを務める。