テーマは「メイド・イン・わたしたち」。みんなでつくる回収デニムプロジェクト『FUKKOKU(フッコク)』がスタート。6月30日まで全国からデニムを回収受付。

ブランド初の取り組みとなる"みんなでつくり、みんなでつかうデニム" 2ヶ月間で目標1000本のデニム製品を全国各地の個人から回収。

工場と連携しデニムを粉砕して再び糸にする技術を用い、 回収したデニムを資源にさまざまな製品を新たにつくります。

株式会社ITONAMI(本社:岡山県倉敷市 / 代表取締役:島田 舜介・山脇 耀平 / 以下、 当社)は、 倉敷紡績株式会社(以下、 クラボウ)と連携し、

反毛(はんもう)技術を用いたデニムづくり「FUKKOKU(フッコク)」に挑戦いたします。

◆「FUKKOKU」特設サイト

https://ito-nami.com/pages/fukkoku

明治時代に現在の岡山県倉敷市で設立され、 130年以上に渡って糸づくりを続けてきたクラボウの技術を活かし「上勝町ゼロ・ウェイストセンター」をはじめ、

個人・団体から回収したデニム生地、 ジーンズを反毛によって再び糸にします。

完成した糸は、 広島県福山市の製織工場、 篠原テキスタイル株式会社によってデニム生地とし、 回収に協力してくれた個人、 団体に使用いただく他、

ITONAMIオリジナル製品としてデニムを販売いたします。

◆デニム製品の回収について

本企画では、 個人、 団体からデニム製品を提供いただく予定です。 全国各地の拠点パートナーとして回収協力いただき(4月26日より順次回収スタート)、

新たにつくられたデニム生地を用いて、 拠点とコラボレーションしたデニム製品を企画いたします。 また、 当社が運営する施設「DENIM HOSTEL

float」にデニムを直接郵送、 持ち込むことも可能です。

目標回収本数はジーンズ1000本。 デニム生地1000mの製造を目指します。

【パートナーとして協力いただく予定の店舗や企業】(4月26日より順次スタート、 随時追加)

・d47 design travel store(東京/渋谷)ほか、 D&DEPARTMENT各店

・小杉湯(東京/高円寺)

・No.(東京/代々木上原)

・DELTA(東京/代々木上原)

・TSUMUGI(神奈川/葉山町)

・上勝町ゼロ・ウェイストセンター(WHY)(徳島/上勝町)

など

回収期間中、 パートナーとなってくださる拠点を随時募集しております。

また、 期間中に複数回のイベントを実施しプロジェクトの告知に努めてゆきます。

期間中の回収本数や目標達成率、 協力拠点やイベントなどの最新情報は

特設サイトから発信いたします。

【今後のスケジュール】

2021年

4月26日:デニム製品の回収開始

6月30日:デニム製品の回収終了

7月:回収した衣類の分別、 クラボウにて反毛

8月:製織、 縫製

11月:デニム製品の完成、 一般販売の開始

また、 企画のクリエイティブ制作や広報活動、 コラボレーション製品づくりにおいて、 株式会社HUGのharu.さんが参画している。

haru. …

1995年生まれ。 東京藝術大学在学中に、 同世代のアーティスト達とインディペンデント雑誌HIGH(er) magazineを編集長として創刊。

多様なブランドとのタイアップコンテンツ制作を行ったのち、 2019年6月に株式会社HUGを設立。

取締役としてコンテンツプロデュースとアーティストマネジメントの事業を展開し、 新しい価値を届けるというミッションに取り組む。

◆反毛について

反毛とは、 衣料品などの生地を専用の機械で引っ掻き毛羽立たせることで、 もう一度わたの状態に戻すことです。

本企画では、 個人からデニム製品を回収し、 生地部分と金属部分に分別、 生地部分をクラボウにて新たに糸にし、 篠原テキスタイルにてデニム生地にいたします。

回収したデニムの分別や金属部分、 残布の活用は「上勝町ゼロ・ウェイストセンター」を運営する株式会社 BIG EYE

COMPANY(徳島県勝浦郡上勝町)に協力いただき有効活用します。

反毛について:

https://kurabo-denim.com/jp/looplus/

上勝町ゼロ・ウェイストセンター:

https://why-kamikatsu.jp/

◆クラボウについて

1888年、 現在の岡山県倉敷市にて「有限責任倉敷紡績所」として設立し繊維事業を開始。 初代社長の大原孝四郎は、 倉敷絹織(現在のクラレ)、

中国合同銀行(中国銀行の前身)、 中国水力電気会社(中国電力の前身)の社長を務め、 大原財閥を築き上げた大原孫三郎の父。

紡績、 織布、 染色・加工における独自の高度な技術を活かし、 綿やウール、 麻など天然繊維をベースにした高機能・高感度な繊維製品を次々と開発しています。

ユニフォームやデニム、 カジュアルなどの厚手素材では確固たる地位を確立。 様々なニーズに対し、 一つ一つ顧客の立場で企画・提案できるのが強みです。

近年では、 機能性・感性を追求した高付加価値素材の提案をグローバルに展開し、 繊維製品を通じた新しいライフスタイルの提案を目指しています。 「Your Best

Partner – KURABO」をスローガンに、 顧客と共に歩むパートナーとして技術提案力を磨き、

IoTの活用や繊維の再資源化によるサステナブルな事業の創出など、 社会課題に対するソリューションを提案していきます。

クラボウ公式サイト

https://www.kurabo.co.jp/kurabo-history/

◆企画の背景

デニム産業の一大集積地、 岡山県倉敷市児島でデニムを中心としたアパレル事業を営む当社は、 2015年に創業して以来、 デニム製品の販売を通じて、

顧客とブランドがともに健全な生産消費活動を行う豊かな関係を築けるよう努めてまいりました。

ファッション産業に携わるいち企業として、 今後ますます重要とされる資源の有効利用に取り組む必要性を感じ、 ブランドからの一方通行ではなく、

顧客とともに行える活動として本企画の構想に至りました。

一方で、 1888年の設立から130年以上に渡って紡績を続けてきたクラボウが、 近年反毛技術を導入し、

これからの時代に適応するものづくりへと変革している姿勢や、 同じ岡山県倉敷市をルーツとする企業であることに深く共感し、 本企画の協業に至っています。

◆ITONAMIについて

「株式会社ITONAMI」は山脇耀平と島田舜介の兄弟が2020年に設立。 2015年に立ち上げた「EVERY

DENIM(エブリデニム)」から2020年にリニューアルしたデニムブランド 「ITONAMI」を運営しています。

アパレル事業としては、 瀬戸内地域のデニム工場と連携し、 オリジナル製品の企画販売を中心に活動。 2018年には、

クラウドファンディングで購入資金を募ったキャンピングカーで、 移動販売をしながら全国47都道府県を巡り、 衣食住のつくり手に出会う旅を行いました。

2019年には初の拠点、 宿泊施設「DENIM HOSTEL float(デニムホステルフロート)」をジーンズ工場の街・岡山県倉敷市児島にオープン。

泊まれるデニム屋、 海の見えるホステルとして宿泊事業を展開しています。

【主なメディア掲載/選出】

2017年「Forbes誌が選ぶアジアの30歳以下の30人」に選出

2017年 テレビ東京「ガイアの夜明け」出演

2019年 テレビ東京「ひねくれ3」出演など、 他多数。

ITONAMI

公式サイト:https://ito-nami.com/

https://ito-nami.com/

Instagram:

https://www.instagram.com/denimhostelfloat/

お問い合わせ先

株式会社ITONAMI

担当:山脇 [email protected]

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