みんパピ!・KNOW★VPD!協働プロジェクト「中高生のためのHPVプロジェクト」

~全国の中学校、高校に「がんから守るHPVワクチン」啓発ポスター提供~ 6月14日、 HPVワクチンの積極的接種が差し控えとなり丸8年が経過します。

これまで救えるはずの命と未来が守られない状況が続き、 がんがワクチンで防げることもあまり知られていません。

そこで、 日ごろからHPV感染症やVPD(ワクチンで防げる病気)に関する情報発信をおこなっている一般社団法人HPVについての情報を広く発信する会(以下、

みんパピ!)とNPO法人VPDを知って、 子どもを守ろうの会(以下、 KNOW★VPD!)が協働で「中高生のためのHPVプロジェクト」を始動します。

2021年6月4日

一般社団法人HPVについての情報を広く発信する会

NPO法人VPDを知って、 子どもを守ろうの会 * 子宮頸がんとHPV ワクチンについて

子宮頸がんは、 毎年、 10,000人以上がかかり、 3,000人近い命が失われている子宮頸がん。 原因のHPV

(ヒトパピローマウイルス)感染症はHPVワクチンの接種で予防ができますが、 日本では、 ワクチン接種後に様々な体調不良を生じた事例が報告されたことから、

定期接種であるにも関わらず接種率は極めて低い状況です。 しかし、 近年の研究において、 HPV

ワクチンと体調不良の事例には明らかな因果関係がないことが報告され、 安全性が高いワクチンであることが十分に確かめられています。 * 生徒、 保護者、 教職員のみなさまに知ってほしい ~資材の無料提供~

2018年、 WHOは全世界的な公衆衛生上の問題として子宮頸がん排除のための行動を呼びかけ、 世界では子宮頸がんのない世界を描き始めました。 一方で、

日本ではHPVワクチンの接種率は極めて低い状況でした。

その後、 2020年10月に厚生労働省がHPV感染症に係る定期接種の有効性・安全性に関する情報の周知を自治体に依頼したことから、

接種率の回復の兆しが見え始めました。 しかしながら実際には、 HPVワクチンが定期接種であることを知らない保護者が多く、 中高生やその保護者、

教員にむけた情報提供が必要です。

そこで、 2021年6月、 全国の中学校、 高校や薬局・ドラッグストアにむけて啓発ポスターを提供します。 さらに、

希望する学校には生徒配布用資材を無償で提供します。

本プロジェクトにつきまして、 ご取材および貴媒体でご紹介をお願いいたします。 * プロジェクト概要

【名称】「中高生のためのHPVプロジェクト」

ホームページ

https://www.know-vpd.jp/news/hpv.php

【啓発資材】

・啓発ポスター(上記画像参照) A3版

【配布先】

全国 約10,300校の中学校、 約5,400校の高校

調剤薬局・ドラッグストア(北海道、 大阪府、 広島県、 岡山県、 島根県、 長崎県)

【生徒配布用資材】

1.「がんとHPV」資材

生徒さんとその保護者の方に知っていただきたい内容をコンパクトにまとめています。 (A5版4ページ、 カラー)

高校1年生以下の女子、 高校2年生以上の女子、 男子のそれぞれに知ってほしい内容をページごとにわけています。

医学の専門用語を知らなくても病気やワクチンに関する知識を身に付けられるよう、 親しみやすいイラストを使っています。 がんを発症するリスクがどれぐらいあるのか、

ワクチンでどのようなことが期待できるのかを説明しています。

2.「なぞとき」資材

なぞときゲーム『怪盗モリワールと秘密のワクチン』は、 今流行の「なぞとき」を通して、 遊びながらHPV感染症や予防接種について、

自然に学ぶことができるものです。 図のように3枚で1セットとなっており、 参加者はLINEアプリも使いながら、

紙に書かれた「なぞ」や暗号を解き明かしていきます。 LINEを使用しますので、 生徒に配布いただきご自宅で行っていただく形も含めてご検討ください。

【実施主体】みんパピ!

https://minpapi.jp/

KNOW★VPD!

http://otona.know-vpd.jp/

【お申し込み・お問い合わせ】

NPO法人VPDを知って、 子どもを守ろうの会「中高生のためのHPVプロジェクト」

事務局 [email protected] TEL/FAX 03-3545-6533