サメ界隈で話題沸騰『寝てもサメても 深層サメ学』重版決定!

深層サメ学』重版決定! 株式会社産業編集センターより発売中の『寝てもサメても 深層サメ学』は、 大好評につき、 発売後約2週間で早くも2刷が決定いたしました。

TBSラジオ「荻上チキ・ Session」で取り上げられ、 サメクラスタに激震!

うっかりサメに人生を捧げた、 「沖縄美ら海水族館」研究員2人が語る、 とっておきの科学的・最前線サメ話。 * 【書籍紹介】

★沖縄美ら海水族館で飼育されている、 オスのジンベエザメ「ジンタ」(全長8.8m)。 世界最大の飼育動物。

★古代ザメ・メガロドンの1本の歯は「手のひら」サイズ!

★サメの中で最も長寿命とされるニシオンデンザメの寿命は、 最低でも272年!

これまでになかった「サメ研究」にスポットライトを当てた1冊。

同業者からサメマニア、 サメビギナーまで異口同音に、 “ 面白い!”とのクチコミが広がっています。

【目次】

1章 サメの多様性と進化

サメは世界中に何種類いるのか?/サメの2大派閥/ジョーズはサメの変わり者?/姉妹関係?サメとエイの関係性にまつわるエピソード/サメが「生きている化石」というのは本当か?/サメの骨格はなぜ軟骨なのか?/メガマウスザメの起源を追え!/最大のサメ・最小のサメは?/メガロドンの真の顔

2章 想像を超えるサメの生態

サメの寿命はどれほどか?/なぜサメのペニスは2本あるのか?/何度でも生え変わる歯の謎/サメの尾の問題なデザイン/見えないサメを見る新技術/暗闇で発光するサメ?/遺伝子に刻まれたジンベエザメの謎/ミクロな鱗の大発見(と、

ちょっとした新発見)/川に棲んでいるサメ?~オオメジロザメ出没の謎/動かぬサメの静かなる戦略/検証!メガマウスザメ伝説

3章 サメの複雑怪奇な繁殖方法

サメの奥深い繁殖方法/ジョーズの複雑な子育て方法/「赤ちゃんの共食い説」の真相/胎仔の呼吸をめぐるパラドクス/悩み多き胎仔のウンチ問題/サメはメスだけで子孫を残せるか?/サメの不倫は常識?

4章 サメとヒトの深い関係

縄文時代のサメの歯コレクター/とても大事な“サメとヒトとのソーシャルディスタンス”/研究者の調査風景~現場に出向くことの大切さ/あるサメ研究者のジレンマ~サメ研究を目指す人へ

著者対談

あとがき

* 書誌情報

書名:寝てもサメても 深層サメ学

著者:佐藤 圭一・冨田 武照

仕様:四六判、 208ページ、 4色

定価:1,980円(本体価格1,800円+税)

発売:2021年5月21日

ISBN:978-4-86311-298-8

https://www.shc.co.jp/book/14884

* 【著者プロフィール】

佐藤 圭一(Keiichi Sato)

1971年生まれ。 栃木県出身。 博士(水産学)。 1990年北海道大学入学、 同大学大学院水産科学研究科・博士後期課程修了。

2000年より沖縄海洋生物飼育技術センター(国営沖縄記念公園水族館)、 2002年沖縄美ら海水族館勤務を経て、

2013年(一財)沖縄美ら島財団総合研究センター・動物研究室長、 現在は研究センター上席研究員および沖縄美ら海水族館統括責任者を兼任している。

軟骨魚類の比較解剖学・分類学・繁殖生態学などを専門分野として、 幅広くサメエイ類の調査研究および普及啓蒙活動を行っている。

冨田 武照(Taketeru Tomita)

1982年生まれ。 神奈川県出身。 博士(理学)。 2011年に東京大学・理学系研究科地球惑星科学専攻・博士課程を修了後、 北海道大学総合博物館、

カリフォルニア大学デービス校、 フロリダ州立大学沿岸海洋研究所の研究員を経て、 2015年より(一財)沖縄美ら島財団 総合研究センター・動物研究室研究員。

水族館管理部魚類課兼任。 軟骨魚類の進化学、 機能形態学が専門。

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