テオリアサイエンスは、シリーズAラウンドで約5億円の資金調達を実施しました。

2021年8月2日

テオリアサイエンス株式会社

テオリアサイエンスは、

シリーズAラウンドで約5億円の資金調達を実施しました。

テオリアサイエンス株式会社(本社:東京都千代田区、 代表取締役:水谷 隆之)は、 エクソソーム研究の第一人者である東京医科大学 落谷

孝広教授(同社取締役CSO)らの研究成果をシーズとして、

がん領域を含むメディカル分野においてエクソソーム*1を標的とした早期発見および治療を社会に提供することを目的に、 2012年5月17日に設立されました。

がんの早期発見を実現するため、 検査サービス事業を立ち上げ、 その拡充を図るため、 SMBCベンチャーキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、

代表取締役社長:落合 昭)、 大正製薬株式会社(本社:東京都豊島区、 代表取締役社長:上原 茂)を引受先とする第三者割当増資による資金調達を実施しました。

昨年のSBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、 代表取締役執行役員社長:川島 克哉)から調達した資金を合わせると、

シリーズAラウンドの調達額は約5億円になります。

今回の資金調達により、 更なる研究開発体制の強化を行い、 創薬事業の加速化を図っていく所存です。

また、 これによりシリーズAラウンドは予定通り完了したことをお知らせします。

*1エクソソームとは ?

エクソソームは単細胞生物から高等生物までの生体を構成する細胞から分泌される直径30-200nmほどの脂質二重膜に包まれた顆粒です。

ウイルスほどの大きさのその小さな顆粒は、 体のほとんどすべての細胞で産生・分泌され、 ヒトでは血液や尿のほか、 母乳、 唾液、

涙などのあらゆる体液中に含まれています。

エクソソームは細胞中の老廃物を封入して細胞外に廃棄するためのゴミ袋のように思われていましたが、 近年、 がん細胞を含むほぼ全ての細胞が、

エクソソームを細胞間コミュニケーションツールとして利用していることがわかってきました。

疾患が放出する特徴的なエクソソームはバイオマーカーやがん治療のターゲットとして期待されています。

[テオリアサイエンス株式会社]

テオリアサイエンス(東京・千代田)は、 同社の取締役CSOを務める、

東京医科大学医学総合研究所分子細胞治療研究部門及び細胞外小胞創薬研究講座の落谷孝広教授らの研究成果を活用し、

エクソソームを標的とした検査技術や創薬の研究開発を進めるベンチャー企業です。 2012年5月に設立され、 これまでは、

エクソソームをはじめとする細胞外小胞(EVs)に関して、 企業が大学などと共同研究を進めるための支援事業を手掛けてきました。 今回の資金調達により、

研究開発体制の強化を行い、 創薬事業の加速化を図っていきます。 当社の詳細につきましては、 (

https://www.theoria.co.jp/)をご覧ください。

この件に関するお問い合わせ先

テオリアサイエンス株式会社 管理部 花谷

メールアドレス: [email protected]

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