伝授する時短、節約のアイデアたっぷりの家庭料理とワザが一冊に!/「料理の鉄人」での思い出のレシピも公開

『料理の鉄人』から30年…新人YouTuber【91歳、道場六三郎!】が伝授する時短、節約のアイデアたっぷりの家庭料理とワザが一冊に!/「料理の鉄人」での思い出のレシピも公開

あの伝説的料理対決番組「料理の鉄人」にて、 初代「和の鉄人」として名を轟かせた「道場六三郎」さん。 あれから30年の時を経て、 YouTuberとして復活!

チャンネル登録者数は13万人を突破し、 91歳にしてますますの活躍を見せています。 そこで、 株式会社主婦と生活社では、

道場六三郎さんのご活躍を一冊にまとめました。 本書では、 YouTubeで披露したレシピや料理のポイントに加え、 家庭料理を楽しむ極意、

91歳まで現役を続けられるヒントなどの読み物や、 「料理の鉄人」での思い出のレシピも収録。 料理の心とワザを、 存分に伝授される1冊です。

『91歳のユーチューバー 後世に伝えたい! 家庭料理と人生のコツ』4月22日(金)発売予定。

●道場六三郎といえば……言わずと知れた、 日本を代表する料理人

かつては、 平均視聴率14%以上を誇る料理対決バラエティー番組「料理の鉄人」で、 名だたるシェフを次々と負かした伝説の“和の鉄人〞です。

番組が始まったのは約30年前。 当時、 道場さんは60代に入ったころ。 その年齢にして、 カメラの前で料理の腕を競うことは、

無謀ともいえる挑戦だったのではないでしょうか。 それなのに、 伝統にとらわれない発想と確かなワザで生み出す斬新な料理は、 視聴者の目をくぎづけに!

日本料理に変革をもたらしました。

そんな道場さんが、 今度はユーチューバーに!? 91歳を超えてなお、 新しいことへの挑戦は衰え知らず。 流行りのYouTubeで、

料理を伝授しようというのです。 その動画には、 「前日にベッドの中でひらめいた」という、 簡単なのに目からウロコの驚きのメニュー、

“使い回しができて助かる〞冷蔵庫の残りものでつくるソース、 “時短、 節約〞で家計にやさしい料理ワザなどなど。 どれも、 今すぐやってみたくなるものばかりです。

そして、 画面に登場する道場さんは、 楽しそうにつくって食べて「うん、 うまいね」といつもニコニコ。 超一流の料理人にもかかわらず、

コツやワザをいともやすやすと披露して。 料理のレジェンドは軽やかで、 じつにチャーミングなのです。

本書は、 YouTubeで披露したレシピに加え、 家庭料理を楽しむ極意や91歳まで現役を続けられるヒントなどの読み物も満載。

YouTube動画と合わせてお楽しみいただける1冊です。

●道場六三郎流 家庭料理と人生を貫くコツ

YouTubeで見せる道場さんはハツラツとして元気そのもの。 背筋はシャキッとして、 小唄を歌う声は朗々として、 まさに“レジェンド〞。 なぜなぜ?

いつまでも若々しくいられる秘訣はどこにあるのでしょう。 道場さんに心のうちとは…?

以下、 道場六三郎さん ー本書よりー

〈ユーチューブは、 家庭料理のヒントを伝えるために〉

90歳でYouTubeを始めたなんて、 驚いたでしょう? 見てくださっている人が13万人以上もいらっしゃるそうで、 ありがたいことです。 じつは僕、

YouTubeを知らなかったんですよ。 見たこともなくてね。 月に1回ぐらい「料理の鉄人」のときのディレクターが来て、 動画を撮っていたんだけど、

そのディレクターが「料理のYouTubeをやらないか」って言ってくれたんです。 30年来のつき合いで、

お互いに信頼しているから「やってみよう」ってことになって。 料理をつくるのを動画で撮ってもらっているうちに、 YouTubeってものがようやくわかってきた。

料理のYouTubeというのは、 家庭の人が見るものなんだよね。 その人たちが見てつくる家庭料理は、 あるものを生かして、 お金がかからなくて、 簡単にできて、

健康によくて、 おいしい、 といったことが大事でしょう。 家庭料理は料理の原点だと思うんです。 僕が家で料理をつくるようになったのは、 女房が病気になってから。

毎日のようにつくりました、 残り物を使いこなしてね。 冷蔵庫の中身を見て、 これとこれで何かできないかって考えるんです。

“きれいに早く〞というのが僕の信条だけれど、 家庭料理も同じですね。 近ごろは両親共稼ぎでみんな忙しい。 手近なもので、 手早くできて、 見た目もよくて、

おいしいって最高じゃないですか。 そういう料理を、 YouTubeという新しい方法でたくさんの人に伝えられるのはいいな。 そう考えると、 現役のとき以上に、

この仕事に意義がある気がするんです。 YouTubeで何をつくるか、 撮影の前日までちゃんとは考えていません。

料理のことはいつも考えているけれど、 「ちょうどいい材料が届いた」って聞けばそれを使うし、 冷蔵庫見て「こういうのいいかな」って思えば、 それをつくる。

調理場に入ってからぱぱっと、 ほとんど勘だね。 やっているうちに、 「あれもつくりたい、 これもできるな」ってひらめくんです。

僕は日本料理店をやりながら、 いろんな食材や調味料を取り入れてきましたからね。 昔、 京都でみそ汁の全国大会がありました。 僕はみそ汁の中に、 牛乳とかチーズ、

オレンジジュースとか、 あるものいろいろ入れてみた。 具はなすびや油揚げを切って入れて。 それが、 うまい! 優勝したくらいですよ。

ユーチューブで紹介した「ハムネーズ」も、 冷蔵庫の掃除のために撮影の朝ひらめいたもの。 つまり、 料理には“あれがダメこれがダメ〞というのがないんです。

基本は押さえつつ、 自由な発想でよりおいしくつくる。 YouTubeを見ると、 自由で簡単で「こんなんでいいんだ」と思われるでしょう。 心はいつも少年のごとく。

どうやったら面白がられるかをいつも考えているんです。

【書籍概要】

『91歳のユーチューバー 後世に伝えたい!家庭料理と人生のコツ』

発売日:2022年04月22日

著者:道場 六三郎

定価:1,650円(本体1,500円+税10%)

ISBN:978-4-391-15713-0

発行所:株式会社主婦と生活社

〈HP〉

https://www.shufu.co.jp/bookmook/detail/978-4-391-15737-6/

[Amazon]

https://www.amazon.co.jp/dp/4391157136/

[楽天ブックス]

https://books.rakuten.co.jp/rb/17048641/

【プロフィール】道場六三郎(みちばろくさぶろう)

1931年1月3日石川県山中温泉に誕生。 1948年、 知り合いの魚屋で初めて包丁を握ったのを機に料理人を志し、 銀座「くろかべ」、 神戸「六甲花壇」、

金沢「白雲楼」、 赤坂「赤坂常盤家」で修業を重ねる。 1971年「銀座ろくさん亭」を開店。

1993年にはフジテレビの伝説的料理番組「料理の鉄人」に出演し、初代「和の鉄人」として名を轟かせる。 そのほか、 有明でのワールドカップ、 香港決戦、

1995年1月事実上の引退試合となった最強鉄人決定戦など、 あらゆる料理対戦でタイトルを獲得した。 2005年には厚生労働省より卓越技能賞「現代の名工」を受章、

2006年園遊会に招かれ、 2007年旭日小綬章受章(勲四等)。 2021年「銀座ろくさん亭」を、 50年続いた銀座8丁目から6丁目へと移し、

91歳になった今なお仕事にゴルフにバリバリ取り組む。 YouTube「鉄人の台所」ではひらめきの家庭料理を披露し、 13万人以上のフォロワーを楽しませている。

YouTube「鉄人の台所」/【極上おにぎりの作り方】道場六三郎の家庭料理レシピ#1

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