カラー写真で一目瞭然!機械設備の日常保全作業の勘どころ 書籍『カラー版 機械保全のための部品交換・調整作業』発売

カラー写真で一目瞭然!機械設備の日常保全作業の勘どころ 書籍『カラー版 機械保全のための部品交換・調整作業』発売 PRESS RELEASE

書籍『カラー版 機械保全のための部品交換・調整作業』発売

2022年5月27日

株式会社日刊工業新聞社

日刊工業新聞社(代表取締役社長:井水治博 本社:東京都中央区)は、 書籍『カラー版 機械保全のための部品交換・調整作業』(小笠原邦夫著)を発売します。

機械設備は、 過負荷や使用部品の経年劣化によって常に状態が変わります。 振動や異音、

動きの鈍さから「おかしいぞ・・・?」と異常を判断できることが機械保全マンとしての第一歩であり、 後の対策も含めてその巧拙が生産性や利益を左右することになります。

カラー版 機械保全のための部品交換・調整作業

カラー版 機械保全のための部品交換・調整作業

* 我流のやり方で“いじり壊し”が日常的に起きている

機械保全作業は機械設備の異常判断に始まり、 部品交換や芯出し、 試運転後の状態把握まで幅広く手掛けなければなりません。 特に機械要素部品の取り扱いが悪いと、

「いじり壊し(部品損傷)」という現象につながります。 これを回避するには“我流”を見直し、 これまで培ってきたノウハウ(カン・コツ)を共有化して、

作業の標準化に結びつけることが大事です。 そのスキルが、 現場の持つ大きな武器となります。

* 機械保全に必要な「部品交換」「調整」作業に特化して詳述

本書では、 生産現場で発生する機械トラブルに対して、 これだけは絶対に身につけておきたい機械保全作業に絞り込み、 対策法を紹介しています。

設備には必ず部品交換作業が発生します。 このとき、 「ねじと工具」の取り扱いは必須です。

この単純な作業が、 実はうまくこなせないために、 ねじの締結不足や工具損傷を招いているのです。 したがって、 ねじと工具を一対で理解し、

工具締結時の力加減(感覚)を身につけることで、 設備寿命をグッと延ばすことが可能になります。

* 設備の寿命延長に直結するノウハウを写真で見える化!

また、 ベルトの張りすぎは寿命低下や破断のほか、 軸受損傷につながります。 軸受の交換となると軸からプーリーを抜き、 キーを的確に外せないと軸を傷つけます。

そのため軸周りの機械要素部品を理解し、 適正に交換できる作業法を手ほどきします。

さらに、 交換した軸受は必ず軸と回転中心を合わせます。 芯出し不良は大きな振動の発生要因となり故障や漏れなどを引き起こすため、 芯出しの基本作業を身につけます。

こうした設備の寿命延長に直結するノウハウを整理し、 わかりやすく伝えます。

* 目次

第1章 勘と経験によるねじ締結からの脱却

第2章 ねじの損傷を劇的に減らす工具の正しい使い方

第3章 調整次第で寿命に差が出るベルトとチェーンの張り直し

第4章 回転性能に影響する軸と要素部品の取り外し作業

第5章 機器の寿命を改善できる2軸の芯出し方法

* 書籍情報

定価2,530円(本体2,300円+税10%)

仕様:A5判、 並製、 192頁、 フルカラー

ISBN:978-4-526-08213-9

発行:日刊工業新聞社

発行日:2022年5月27日

* 著者紹介

小笠原邦夫(おがさわら くにお)

千葉職業能力開発促進センター機械系講師

1998年、 日本工業大学大学院工学研究科機械工学専攻修了(工学修士)。 半導体メーカーに勤務の後、

2000年に独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(旧・雇用・能力開発機構)入職。 愛知センター、 東北職業能力開発大学校を経て現職。

生産設備に関わる技術支援として機械保全全般および装置設計、 安全活動などを指導している。 空気圧装置一級技能士、 油圧調整一級技能士、

機械プラント製図一級技能士資格を保有する。

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