1位は5年連続で「富士山」! 訪日タイ人の人気観光地ランキング2022を発表

Chill Japan(チルチルジャパン)」を運営し、 自治体や企業に訪日タイ人向けプロモーションを提供する株式会社アジア・インタラクション・サポート

(愛知県名古屋市、 代表取締役:青木達夫) は、 日本に関心のあるタイ人に「タイ人の訪日旅行に関する意向調査」を実施しました。

今回「訪日タイ人の人気観光地ランキング2022」を発表します。 この調査は毎年実施し、 今回が5回目の発表となります。 調査はインターネット上で実施し、

30の設問に対し2,113名のタイ人の有効回答を得ています。 今回の調査では、 昨年に引き続きコロナ禍の中でもタイ人が日本に強い関心を寄せ、

新たなスポットや観光地を発見し、 興味を持っていることが分かる結果となりました。

【観光スポットランキング】 人気の上位5スポットに異変!東京タワーが5位に!

【観光地名ランキング】 関西の有名都市を抑え、 「富士山」が1位に

【都道府県ランキング】 「北海道」が3年ぶりに1位を獲得 昨年1位の「東京」は2位に

* タイ人に人気の観光スポットランキング

人気の上位5スポットに異変!東京タワーが5位に!まだオープンしていない「ジブリパーク」が既にランクイン。

タイ人に人気の観光スポットランキング

タイ人に人気の観光スポットランキング

1位は5年連続で「富士山」が獲得。 得票したスポットは全453ヶ所でした。 昨年と比べて白川郷とTDR(東京ディズニーリゾート)の順位が入れ替わっておりますが、

USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)も含めて1位から4位までのスポットの組み合わせは、 5年間変わっておらず、

日本の観光地として最もタイ人に支持されているスポットとして定着しています。 また、 今年は「東京タワー」が初めてベスト5入りし、

「姫路城」と「銀山温泉」が2年連続でランキングを上げベスト10入りしました。 その他、 まだオープンしていない「ジブリパーク」が既にランクインするなど、

タイ人の日本の観光スポットへの関心の高さが見てとれました。

<Chill Chill Japan 編集部 のコメント>

5年連続で1位を獲得した「富士山」。 日本の象徴として、 世界中の人が日本のイメージとして想起される場所ですが、 これはタイ人にとっても同じです。

日本に来るのなら、 一度は行ってみたい場所として、 誰もが考える場所となっております。 また、 富士山周辺は広域に観光地が広がっており、 一度だけでなく、

何度か訪問する旅行者も大勢いると思われます。

2位となった「白川郷」もタイ人にとって大変有名で人気の観光地になります。 特に、 自国では全く見ることができない古民家と冬の雪景色のコレボレーションの画像は、

まるで「おとぎ話の中に出てくる村みたいだ」と多くのタイ人を魅了しています。

昨年まではトップ5の顔ぶれに大きな変化はありませんでしたが、 今年は「東京タワー」の順位が上がり5位にランクインしました。

東京タワーはいくつかのフォトスポットと合わせて、 特にSNSで取り上げられることが多く、 人気が高まったものと考えられます。 コロナ禍の傾向として、

訪日タイ人観光客によるSNSの情報発信がほとんどなくなり、 日本の旅行情報の発信は日本在住のタイ人(インフルエンサー含む)によるものが多くなっています。

日本在住タイ人のうち関東在住者の割合は56.6%と関東に偏っており、 SNSなどで発信をするタイ人も多くが関東在住です。

関東に関する発信が相対的に増えたことが「東京タワー」のほか、 「皇居」「アメ横」などの認知度向上に繋がったと考えられます。

* タイ人に人気の観光地名ランキング

関西の有名都市を抑え、 地名でも「富士山」が1位に!タイ人に人気の観光地名ランキング

タイ人に人気の観光地名ランキング

人気の観光地名では「富士山」が「大阪」「京都」を抜き、 1位となりました。 それに伴い、 「大阪」「京都」がそのままスライドして2位と3位に。 その他、

スポットランキングでの「東京タワー」の順位上昇に伴い、 「芝公園」が10位にランクイン。

合わせて「新宿」「原宿」「上野」などの大都市部の地名もランクアップしました。

一方で「姫路」「函館」「銀山」「蔵王」「湯布院」「白馬」などの地方の観光地域もランキングを上げています。

<Chill Chill Japan 編集部 のコメント>

先述の通り、 コロナ禍の日本の旅行情報の発信は日本在住のタイ人(インフルエンサー含む)によるものが多くなっています。 特に、

「富士山」はどの季節に行っても写真映えすることから、 日本在住のタイ人が比較的好んで訪れるスポットになっています。 そのため、 SNS上での露出も上がり、

スポットランキングで得票が集中する形になりました。 またそれに伴い、

SNS上での露出が相対的に少なくなった「大阪」「京都」が2位と3位にずれ込む形になったと思われます。

2位を獲得した「大阪」は、 昨年は1位だったこともあり、 やはり人気の都市ですが、

主なキーワードは「大阪城」「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」「道頓堀」だと考えられます。 大阪城は大阪の象徴としてだけではなく、

写真撮影が好きなタイ人にとって、 良い写真が撮れそうな絶好の場所になります。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは日本に来る理由にもなれる重要な観光施設の一つですし、

最近は「ハリーポッター」や「スーパーマリオ」の新エリアなどがタイでも注目されています。 最後の「道頓堀」では、

多くのタイ人が一度はグリコの看板の前で記念撮影をしたいと考えるスポットであり、 また、 道頓堀の周辺のグルメ、 商店街に大変興味を持っています。

3位の「京都」ですが、 タイ人にとって特に関心の高いスポットは、 「清水寺」「伏見稲荷大社」「金閣寺」「嵐山」などが挙げられるでしょう。

4箇所とも共通して言えることは、 綺麗な写真が撮影できるということです。 「清水寺」はよくパンフレットなどでも見かける清水の舞台、 「伏見稲荷大社」では、

たくさんの赤い鳥居が立ち並んでいる千本鳥居、 「嵐山」は竹林、 紅葉やトロッコ列車などがタイ人の人気のスポットで、 多くのタイ人が目指します。

このことからもタイ人の写真好きな傾向がランキングにも反映されているように思います。

* タイ人に人気の都道府県ランキング

都道府県ランキングでは「北海道」が3年ぶりに1位を獲得タイ人に人気の都道府県ランキング

タイ人に人気の都道府県ランキング

「北海道」が3年ぶりに1位を獲得し、 昨年1位だった「東京」は2位に留まりました。 また、 スポット名ランキング、

地名ランキングで共にトップに立った「富士山」の影響もあり、 「山梨県」「静岡県」が3位と4位を獲得しました。

そのほか「兵庫県」「山形県」「大分県」「熊本県」は2年連続ランクがアップし、 観光地としての人気が上昇傾向にあります。

<Chill Chill Japan 編集部 のコメント>

2020年には都道府県ランキングで1位を獲得していた「大阪」ですが、 昨年3位、 今年5位とコロナ禍に順位を落としています。

代わりに「北海道」が1位を獲得しました。 実は「北海道」は「大阪」が1位になるまで都道府県ランキング1位を獲得しており、

コロナ前の人気を取り戻してきている印象があります。

自国には四季が無く、 一年中暑い時期が続くタイ人にとって、 「北海道」というのは、 とても涼しい気候で、 雪に覆われている時期が長く、 空気が澄んでおり、

とにかく過ごしやすい土地である、 と一種の憧れにも似た感情を頂いているタイ人は少なくないでしょう。 ですので、

タイ人が北海道で最も期待しているのは「涼しい気候」「雪」であると言えます。 その他、 日本のカニも大変関心があり、

カニを含む「北海道」の海鮮グルメも重要な要素と言えます。

また、 銀山温泉を有する「山形県」、 湯布院と別府温泉を有する「大分県」がそれぞれランクアップしており、

昨今のタイ人の温泉に対する関心度の高まりが現れていると思われます。

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【調査概要】

・調査方法:インターネットアンケート調査

・調査期間:2022年2月9日~2021年3月9日

・調査対象者:タイ人(日本旅行に関心を持つ)

・有効回答者数:2,113

【人気観光地の調査・集計の方法】

・質問項目:「今行ってみたい日本の観光地・施設はどこですか?」

・回答は記述式のフリーアンサーで5つまで答えることが可能 (それぞれが1票)

・回答の集計は、 タイ語を、 類推で日本の地名・スポット名に変えることなくそのまま日本語に翻訳し、 翻訳された日本語に関しては、

明らかに同一地名もしくは同一施設と考えられるもののみ統一して集計。 スポットで所在地がはっきりしている場所は、

観光地名・都道府県等の集計にそのまま加算している。

【回答者基礎データ】

回答者基礎データ

回答者基礎データ

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【Chill Chill Japan (チルチルジャパン)】

Chill Chill Japanはタイ人に向けて日本旅行情報を発信するWebメディアです。

タイ人が日本旅行をする際に参考となる観光地情報やショッピングやグルメ情報など様々な情報を提供しています。 2015年12月の

サイト開設から1年10ヶ月の短期間で月間110万PVを突破し、 月間150万PV、 ユニークユーザー65万人を記録し、

タイ人向け日本旅行情報WebメディアでNo.1と評価されるようになりました。

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【株式会社アジア・インタラクション・サポート】

株式会社アジア・インタラクション・サポートは、 自治体や企業のインバウンド向けプロモーションを支援する会社です。

<バンコクデスクを拠点としたワンストップでのプロモーション支援>

弊社バンコクデスクは、

500以上のタイ現地メディアや200社以上のタイ現旅行会社等と強いリレーションがあるためタイ向けのプロモーションに関しては幅広いご提案が可能です。

<自社メディアや独自データを保有、 費用対効果の高い発信が可能>

タイ向けNo.1の訪日旅行情報WebメディアChill Chill Japan および 毎年実施している2,000名規模のタイ人調査データを活用し、

効果的なプロモーションを実施しております。

<10年間タイ向けのインバウンド事業に携わってきた実績>

弊社ではこれまで多くのタイ向けの公共事業に携わり、 事業を行ってきた実績がございます。 タイ向けのプロモーションを専門にした日本人の担当者が対応しております。

また、 弊社は他にもメディア運営事業・旅行事業・宿泊事業と3つの事業を展開しております。 これらの事業を通じて、

訪日外国人に対して日本の観光情報やツアーや宿泊を提供し、 できる限り高い満足を得ていただくことを目指しています。 これらの事業から得たノウハウを皆さまに提供し、

持続性ある集客および収益を効果的にプロデュースしています。 当社に関するより詳しい情報は、 弊社Webサイト(https://exptours.net/

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