何度でも蘇る不屈の県、熊本の「正体」と「実情」を地域批評シリーズが徹底解明!発行累計100万部突破の人気ご当地調査シリーズ最新刊『これでいいのか熊本県』が発売!

熊本県ってどんなとこ?読めば熊本県のすべてがわかる! ・このご時世だからこそ、 改めて地元を見つめ直そう!

・何があっても負けない!不屈の熊本と肥後人の正体とは? マイクロマガジン社(東京都中央区)は、 全国各地で好評いただいている地域批評シリーズの新刊として、

書籍『地域批評シリーズ60 これでいいのか熊本県』を1月12日に発売いたします。

地域批評シリーズ60 これでいいのか熊本県

https://micromagazine.co.jp/book/?book_no=1156

編者:昼間たかし・鈴木士郎

ISBN:9784867161029

文庫 / 書籍 /320ページ

定価:980円(税別)

発売日:2021年1月12日

熊本県は古来より九州の中心地で、 本来ならば福岡よりも大きな存在だったはずなのに、 現在では大差を付けられている。

その大きな要因が度重なる「災害」と「戦争」である。

熊本には、 実に数万年前から多数の人間が暮らしていた。 ところが縄文時代に鬼界カルデラ(現在の鹿児島県大隅海峡にあるカルデラ)の大噴火で文字通り「絶滅」した。

だがその後、 豊かな土地なだけに新たな「入植者」を向かえて再び繁栄した。 ところが今度は大和朝廷(王権)の勢力に敗れて滅亡する。

平安時代以降は多くの武家が栄えたが、 小勢力が乱立し、 戦国時代までに地元勢力はほぼ全滅した。 近世には加藤氏や細川氏が熊本藩をつくり上げたが、

明治初期に西南戦争の主戦場になり、 またもほとんどすべてが「焼失」してしまう。

このように熊本は何度も「リセット」を余儀なくされ、 その都度復活してきたのである。 ただそのせいで、 その実力の高さや土地の豊かさに比べ、

富と歴史の蓄積には預かれなかった。

こうした事実を鑑みれば熊本県は、 何度も蘇る不屈の地域なのである。 古来「火の国」と呼ばれるように、 まさに炎をまとう不死鳥のごとき精神を、

熊本県は持っているといってもいいだろう。

そんな熊本県は今、 新たな時代を迎えようとしている。 熊本市では、 長年の懸案であった熊本駅周辺の再開発が軌道に乗り、

本来の中心地である桜町なども大きく変化しつつある。 熊本市内とその周辺地域では、 ベッドタウンが次々と造成され、 熊本都市圏は大きく発展しようとしている。

だが、 その他の地域に目を向けると、 八代、 阿蘇、 人吉では災害復興の遅れや熊本市へのストロー現象による人口減少に苦しんでいる、 水俣は産業が減少し、

天草は観光資源を活かし切れないなど、 どこも難題に直面している。 さらに県全体でいえば、 災害復興と人口減少問題のダブルパンチに見舞われ、 かなりの苦境にある。

果たして熊本県は今度も復活できるのだろうか? その答えを見つけるため、 我々は県内各地を取材してまわり、 多くの資料も分析した。

そこから見えてくる熊本県の本当の課題と未来への可能性とは? 読みながら一緒に、 熊本県の真の姿を探ってみていただきたい。

・大勝利と大壊滅が交互に! 波乱万丈の熊本県史

・肥後もっこすは熊本市だけ? 都会気質の熊本市民

・不便で寂しい熊本駅は再開発で変身するのか

・豊肥本線沿線が今熱い! ポテンシャルはピカイチ

・存在感はイマイチだが歴史も実力もある八代

・厳しい現状の水俣はエコパークで勝負!

* 地域批評シリーズとは

地域批評シリーズとは 2007年創刊の「東京都足立区」からスタートし、 通巻150号、 発行累計100万部を超えた超ロングランシリーズ。

各地域のイメージとして貼られたレッテルを、 統計データや現地取材など、 さまざまなアプローチを用いて検証し、

地域の真実の姿や本当の魅力を明らかにする「面白くてためになる」地域分析本です。

地域の美味しいお店や遊べるスポットを紹介する〈地域ガイド〉とは一線を画す【今までに無いご当地本】として北は北海道から南は鹿児島まで計159タイトルを好評発売中!

地域批評シリーズ

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