ファンケル 2022年度日本ビタミン学会「企画・技術・活動賞」を受賞

2022年度日本ビタミン学会「企画・技術・活動賞」を受賞 株式会社ファンケルは、 ビタミンDの有用性や充足に関する研究活動に従事し、

新たな知見を取得してビタミンDの重要性を社会に発信することに取り組んでいます。 また、

ビタミンDの充足状態を簡便に推定できる新規技術開発についても成果を得ています。 それらの業績が認められ、

2022年度日本ビタミン学会「企画・技術・活動賞」を受賞しましたのでお知らせします。

6月25日には、 福岡市で開催された日本ビタミン学会第74回大会において授賞式および受賞講演が執り行われました。

<受賞内容>

ビタミンDは、 さまざまな生理作用に関与しており、 生涯を通じて最適な健康を維持するために必要な微量栄養素の一つです。 ビタミンDの供給源は二つあり、

魚類やキノコ類などの食品やビタミンD強化食品およびサプリメントからの経口摂取と、 日光による皮膚での生成です。 しかしながら、

世界的にビタミンDの欠乏・不足者の割合は高く、 日本も例外ではありません。

そこで当社では、 ビタミンDの研究を通し、 多くの人々の健康をサポートしたいという想いから、 ビタミンDの有用性、 充足状態に関する調査、

さらに充足状態の見える化の研究を行い、 このたびその成果が認められました。 以下、 各研究および調査の詳細です。

【有用性研究の成果】

当社は、 ビタミンDの代謝物の一つである25-ヒドロキシビタミンD3の摂取の臨床試験を実施し、 25-ヒドロキシビタミンD3の摂取によって、

いわゆる風邪(上気道感染症)の罹病期間が短縮され症状も緩和されることを見いだしました。 * 2018年5月21日リリース :

25-ヒドロキシビタミンD3摂取で風邪の症状が軽減する可能性を確認

https://www.fancl.jp/laboratory/pdf/20180521_25ohdkazenoshoujougakeigen.pdf

【充足状態に関する調査結果】

2020年6月と2021年1月の2回、 当社グループ従業員を対象に、 ビタミンD充足状態を調査するための研究を行いました。 その結果、

2020年6月の調査結果では、 ビタミンDの欠乏・不足の割合は、 女性で97.6%、 男性で84.4%と非常に多かったのですが、 2021年1月の調査では、

ビタミンD欠乏・不足の割合が女性で55.8%、 男性で45.2%と改善が見られました。 改善の理由としては、 各自のビタミンD充足状態のフィードバック、

従業員へのビタミンDサプリメント無料配布、 ビタミンDに関する動画の公開により、 ビタミンD摂取の動機付けを促進したことによる、

ビタミンDサプリメントの摂取習慣の変化だと考えられました。 * 2020年10月7日リリース :

秋冬に不足しがちな「ビタミンD」健康維持のため全従業員に無料配布

https://www.fancl.jp/news/pdf/20201007_bitamindhaihu.pdf * 2020年12月3日リリース :

コロナ禍の新しい生活様式におけるビタミンDの充足度を調査

https://www.fancl.jp/laboratory/pdf/20201203_bitaminndnozyuusokudo.pdf

【充足状態の見える化研究の成果】

非侵襲的にビタミンD充足状態を判別するための技術開発を富山県立大学と共同で行っています。 ビタミンDバイオセンサーという技術を用い、

尿中の微量なビタミンD代謝物を測定し、 その結果からビタミンD充足状態を推定するための研究を進めています。 * 2020年10月27日リリース :

ビタミンD代謝物の新たな測定技術「ビタミンDバイオセンサー」を開発

https://www.fancl.jp/laboratory/pdf/20201027_bitamindbaiosensa-.pdf

<今後の取り組みについて>

引き続き、 ビタミンDを充足させることの必要性および、

魚介類の摂取などに加えサプリメントを利用することでビタミンDの欠乏・不足を回避させることが可能であることの情報発信を行っていきます。

さらに尿を用いたビタミンD充足状態を推定する技術を確立させ、 誰でも簡単に自分のビタミンD充足状態を確認することを可能にしたいと考えています。 今後も引き続き、

国民の健やかな暮らしの一助となるため、 ビタミンDをはじめとした栄養素についての研究および情報発信に努めます。