季節のくせをつかめば体はぐっとラクになる。『1週間に1つずつ。いつも調子がいい人の 体を動かす習慣 休める習慣』発売

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン(本社:東京都千代田区、 取締役社長:谷口奈緒美)は2022年7月22日に『1週間に1つずつ。 いつも調子がいい人の

体を動かす習慣 休める習慣』(鈴木知世・著)を刊行しました。

* 毎日を調子よく過ごすために

日々を調子よく過ごすためには、 どうしたらよいのでしょうか?

シンプルに考えれば、 「よく動き、 よく休み、 よく働き、 よく遊ぶ」。 それだけで十分元気いっぱいになれるはずです。

「よく」という言葉は、 「たくさん」という意味だと思う人が多いかもしれませんが、 それは違います。 「ちょうどよく、 ほどよく」と考えましょう。

東洋医学では、 「中庸」という言葉を使い、 何事もバランスを重視します。

仕事のしすぎ、 運動のしすぎ、 食べすぎ、 寝すぎ……など、 バランスを無視した行動は、 体と心にとってよくありません。

「過ぎたるは及ばざるが如し」という慣用句のように、 過不足なくバランスをとることが大事です。

では、 「中庸」とは、 すべての物事や行動を中間くらい、 半分ずつくらいにしたらよいのでしょうか?それも違います。

東洋医学や、 そのベースとなる東洋哲学の考え方では、 季節、 月、 時間、 機会それぞれの状況に応じて「ちょうどよい」が変わるのです。

もちろん体の状態も、 季節、 月、 時間、 機会などの状況ごとに変わります。 その変化とともに「ちょうどよい」を探していかなくてはなりません。

* 延べ3万人を診てきた東洋医学研究家が教える体のパワーの高め方

著者である鈴木知世氏は、 東洋医学研究家として、 年間延べ3000人以上の患者が訪れる鍼灸院の院長を務めています。

治療の効果で心身が整うことに加え、 患者自身が日常生活で実践できる体調改善、 健康維持の方法を提案しながら、 何をどのくらい行うのが「ちょうどよい」のか、

「中庸」をどうやって判断するのか、 患者と一緒に日々考えています。

また、 中国広東省の総合病院に勤務していた経験や、 師匠である中医師の教え、 これまでに出会ってきた健康な人たちのライフスタイルに触れる中で、

東洋医学の知恵を生かすことで、 元気になっていく人たちを目の当たりにしてきました。

本書は、 東洋医学の理論や著者がふだん患者に話していることをもとに、 体を「動かす」「休める」バランスに焦点をあてて、

季節・月・週ごとのちょうどよい過ごし方を提案します。

* 1週間に1つずつの習慣で不調を改善

本書では、 季節や月ごとに体がどんな状態になるのかをくわしくお話ししたうえで、 毎週おすすめの、

体を「動かす」習慣と「休める」習慣をそれぞれ1つずつ紹介していきます。

本書でいう体を「動かす」習慣とは、 運動やストレッチのほか、 体を動かしやすくしたり、 日々の活動を元気にこなすための食事やツボ押し、

過ごし方のコツのことです。 体を「休める」習慣とは、 睡眠やリラックスのほか、 心を落ち着けたり、 体のトラブルを鎮めるための食事やツボ押し、

過ごし方のコツのことを言います。

日々の食事や軽いストレッチ、 ツボ押しなどのちょっとした工夫で、 調子のいい体をつくるお手伝いをする1冊です。

8月の1週目におすすめの習慣はというと…

動かす習慣:全身にエネルギーをめぐらせる「握手ストレッチ」

休める習慣:安眠効果のある塩風呂にチャレンジ

動かす習慣: 全身にエネルギーをめぐらせる「握手ストレッチ」

夏から長夏・秋へと移り変わろうとする今、 血管の動きが盛んになる時期です。

足の水かきにある「八風穴」、 手の水かきにある「八邪穴」という2つのツボを刺激すると、エネルギーを手先から足先まで行き渡らせることができます。

エネルギーを秋の体にうまく引き継げるのです。

そこでおすすめなのが、 右手と右足、 左手と左足の指同士を握手させて、 あぐらと前屈をする握手ストレッチです。

足の指の間に、 足の甲側から手の指を入れて上のイラストのストレッチを行うと、 「八風穴」「八邪穴」をそれぞれ刺激することができます。

体の節々までよく動けるようになるほか、 神経痛、 睡眠障害、 頭痛、 痺れ、 リウマチなどの指のこわばりの改善や、 自律神経の調整、

脳血管障害の予防にも効果があると言われています。

ぜひ、 試してみてください。

休める習慣:安眠効果のある塩風呂にチャレンジ

夏のピークが過ぎると、 免疫力がダウンしやすくなります。免疫力を高めるために、 まずは睡眠時間を夏より増やしましょう。

しかし、残暑により夏の盛んな「気」が収まらないと、 うまく眠れなくなります。寝汗が多すぎる、 寝つきが悪い、 途中で起きてしまうなどの症状が強いなら、

塩風呂にチャレンジしてみましょう。 やり方はかんたん。 いつものお風呂に10~40gの粗塩を入れるだけ。 初めての人は10gから始めて、

少しずつ量を増やしていくとよいでしょう。

塩の発汗作用でデトックスができ、 体にこもった余分な熱を逃がしてくれるので、 安眠効果が期待できます。 ぜひ1週間程度は続けてみてください。

ちなみに、 夏はシャワーですませて、 湯船に入らなかった人も多いでしょう。 通年で湯船につかることをおすすめしていますが、

体調がよければ夏はシャワーで問題ありません。

しかし、湿気が原因で不調になりやすい長夏では、 湯船に入りましょう。代謝を上げて余分な水を排出できます。 暑さが厳しいときは、 42 度の少し熱めの湯温で、

短時間の入浴がよいです。 このときに塩を入れるのもおすすめです。

* 書籍概要

【目次】

第1章 「動かす」「休める」のバランスが疲れにくい体をつくる

第2章 春(2月・3月・4月) 自己治癒力を高める

第3章 夏(5月・6月・7月・8月)メンタルを整える

第4章 秋(9月・10月) 免疫力を上げる

第5章 冬(11月・12月・1月) 生命力をたくわえる

【著者情報】

鈴木知世 (すずき・ちせ)

仁愛中国鍼灸院院長。 鍼灸師・東洋医学研究家。

身体が蘇るリライブシャツ「RELIVE」(株式会社身体機能研究所)顧問。

東京都生まれ。 学習院大学卒業後、 第一勧業銀行(現、 みずほ銀行)に入行。 頸部の怪我をきっかけに医療に興味を持ち、 米国の邦人向けクリニック勤務、

医療財団法人の事務局長も兼任。 2003年、 西洋医学と東洋医学の長所を融合した、

中西結合医療の総合病院(中国広東省/広州中医薬大学付属医院)で邦人部門プロデューサー、 及び通訳に。 日本でも中西結合医療が必要という信念のもと、

鍼灸師の資格取得(呉竹鍼灸柔整専門学校卒)。 神奈川県横浜市内の内科・泌尿器科医院で鍼灸治療部門を立ち上げる。 2014年、

同県大和市内にある仁愛中国鍼灸院前院長と信念を共有し、 二代目院長となる。 ゴルフ・気象関連サイトにて、 四季養生法などを監修。

医療・スポーツ・健康増進と幅広い分野に貢献している。 著書に、 中国・台湾・韓国でも翻訳出版された『女性の不調をなくす

東洋医学式カラダとココロの整え方』(河出書房新社)、 『100歳で元気!をめざす 東洋医学式カラダとココロの養生術』(すばる舎)がある。

【書籍情報】

タイトル:『1週間に1つずつ。 いつも調子がいい人の 体を動かす習慣 休める習慣』

発売日:2022年7月22日

刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン

仕様:A5判/248ページ

ISBN:978-4-7993-2878-1

定価:1760円(税込)

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