国内空港初“中部国際空港×常滑市×サントリー”水平リサイクル協定空港内5か所でのリサイクルボックス設置がスタート設置に伴い「夏休み親子リサイクル教室」を開催!

2030年までにペットボトルの100%サステナブル化を目指すサントリーが約70人の小学生を対象に楽しく正しくリサイクルの循環を啓発参加者からは「楽しく学べた」「これからちゃんと分別したい」などの声

サントリーグループは、 7月20日(水)より常滑市、 中部国際空港株式会社と協定を締結し、 国内の空港では初となる、

ペットボトルの水平リサイクル(ボトルtoボトル)に取り組んでおります。

その一環として8月より中部国際空港内5か所での専用リサイクルボックス設置を開始いたします。 開始にともない、

小学生を対象に楽しく正しくリサイクルの循環を知ってもらう「夏休み親子リサイクル教室」を開催いたしました。 当日は約70人の親子が参加し、

クイズやビンゴなどリクリエーションを交えながら水平リサイクルについて学び、

「楽しく分かりやすくリサイクルについて学ぶことができた」や「飲み残しがあるとリサイクルできないと初めて知った」「ついつい分別を忘れてしまうので意識が高まった」などの声が寄せられました。

中部国際空港での専用リサイクルボックス設置背景

これまで中部国際空港では年間約80トン(2019年度)のペットボトルを排出しており、 使用済みペットボトルはリサイクル業者へ引き渡し、

資源の有効活用に努めていました。 しかし、 複数のリサイクル業者を経由し、 最終的に処分方法が確定できておらず、

一部処分方法によってはトレーや繊維など別の製品に加工され最終的に焼却処分され、 CО2を発生させることになってしまうという課題を抱えていました。 今回、

サントリーホールディングスと常滑市との三者連携協力により水平リサイクルの循環を構築することで、 石油由来の原料で新たにボトルを作るのに比べ、

二酸化炭素排出量を約60%削減することが可能になります。 なお、 空港、 自治体、 飲料メーカーによる三者共同の水平リサイクルは全国初の取り組みです。

8月からは、 水平リサイクル協定の第一弾として、 中部国際空港内T1 4階イベントプラザ付近4か所、 T1 2階イベントプラザ

コンビニエンスストア前1か所の計5か所に専用リサイクルボックスの設置を開始いたします。

* 水平リサイクルへの理解を啓発する「夏休み親子リサイクル教室」

8月22日(月)には、 中部国際空港と共同で夏休み期間の小学生を対象に、

楽しく正しくリサイクルの循環を学んでいただく「夏休み親子リサイクル教室」を開催いたしました。 当日は約70人の親子が参加し、

中部国際空港のペットボトル排出量に関するクイズや、 リサイクルに関するビンゴにチャレンジし、 サントリーからのリサイクルの現状に関する授業を受けました。

現状リサイクルされているペットボトルのうちボトルtoボトルができているのは10本のうち2本だという状況には驚きの声があがり、

実際にペットボトルを分別しリサイクルボックスに入れる体験をした方からは「飲み残しがあるとリサイクルできないと初めて知った」、 「ついつい分別を忘れてしまうので、

家の外でもちゃんと分別するよう意識して心掛けたい」と振り返る様子を見せました。

授業を終えた方からは「ビンゴやクイズで楽しくリサイクルを学ぶことができた」など前向きな声が寄せられました。

「夏休み親子リサイクル教室」概要

・名称:楽しくエコを学ぼう!「夏休み親子リサイクル教室」

・日時:2022年8月22日(月)

・場所:中部国際空港 T1 4階イベントプラザ

・講師:サントリー田中省伍

※本イベントは新型コロナウイルス感染予防に配慮し実施いたしました。

* サントリーの水平リサイクルに対する取り組み

サントリーグループは、 2012年に国内清涼飲料業界で初めてリサイクル素材%のペットボトルを導入※1したことを皮切りに、

従来よりもCO2排出量を低減する世界初の「FtoPダイレクトリサイクル技術」を開発※2するなど、 長年にわたって技術革新を進め、

積極的に「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実用化・推進してきました。

2019年策定の「プラスチック基本方針」で掲げた、 “2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルに、

リサイクル素材あるいは植物由来素材のみを使用することで、

化石由来原料の新規使用をゼロにする”という「ペットボトルの100%サステナブル化」の目標達成と持続可能な社会の実現に向け、 引き続き活動を実施していきます。

※1 メカニカルリサイクルとして

※2 協栄産業(株)など4社で共同開発

提携事業社(一部)

2022年2月:住友不動産株式会社

2022年6月:三菱地所株式会社

2022年5月:株式会社ヤオコー

2022年7月:株式会社東京ドーム

2022年7月:株式会社オークワ

2022年8月:株式会社TOKYO TOWER

2022年8月:ウエルシア薬局株式会社

* 正しいペットボトルの分別方法

ペットボトルは資源です。 ペットボトルを半永久的に循環させるには、 正しい手順で分別・回収することが不可欠です。 中身を飲み切り、 キャップとラベルを剥がし、

地域のルールに従って、 リサイクルボックスに入れてください。

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