長野県塩尻市のブドウ品種「ナイアガラ」を、クラフトビールに!塩尻市役所職員を中心とする市民が、地域資源の持続化を目指し「ナイアガラホップ」をリリース

日本を代表するブドウとワインの産地である塩尻から、地域資源を活用した新たなブランドが誕生します!!

塩尻市役所職員らで構成され「地域資源を持続化させる」「地域内でのチャレンジを増やす」を合言葉に活動を展開する株式会社たのめ企画(本社:長野県塩尻市)は、

高級ブドウ品種(生食用)やヨーロッパ品種(ワイン用)の需要におされ持続可能な経営が困難になっているナイアガラ農家の経営維持を図るため、

ナイアガラでつくったクラフトビール「ナイアガラホップ」を2022年10月7日にクラウドファンディングを活用して限定先行予約を開始します。

「ナイアガラホップ 」の原料となるナイアガラが栽培される長野県塩尻市・桔梗ヶ原エリアは、 作物が育ちにくく田畑に向かない土地でした。

しかしながら「この土壌こそブドウ栽培には向いているのではないか」と強く信じ、 明治時代に土を耕し、 水を引き、 開墾してきた人たちによって、

現在の日本を代表するブドウとワインの産地「桔梗ヶ原」が生まれました。

● この土地だからこそ、 この土地でしかできない「土壌や気象の特性」

● そして「ブドウを育てようと土地を切り拓いてきた先人たち」の情熱

● 地元の人から愛され、 あって当然のものとなった「土着性」

これら3点が合致し、 「地域の資源」として地元の人に愛される品種となったナイアガラ。 一方、 現在では生産農家や作付面積が年々減少しています。

ナイアガラの生産量は塩尻市で栽培される加工用ブドウ総量の未だ6分の1を占めますが、 6年前に比べると250トンも減少。

その理由は「ナイアガラ」という品種の特性にあります。

「ナイアガラ」は皮が薄く痛みやすいため長距離移動に適しておらず、 その殆どが地元で消費されます。

またワイン品種としては「メルロー」「シャルドネ」「カベルネ・ソーヴィニヨン」などのヨーロッパ品種が一般的に重宝され、

アメリカ品種のナイアガラは「フォキシー・フレーバー」と言われワイン通からはあまり評価されない現実もあります。 さらに、 シャインマスカット、

ナガノパープルなどの生食用高級ブドウ品種の需要が高いために、 相対的にナイアガラの取引価格が下がり、 ナイアガラ農家の経営を圧迫。

赤字が続いたり事業継承ができないなどの理由で、 品種転換を行ったり事業継続が危うい農家が増えているのです。

そこで、 株式会社たのめ企画は、 地域の有志とともに「ナイアガラ」をつかったクラフトビール「ナイアガラホップ」を醸造。

発泡酒という手段を使って付加価値を与えるとともに、 ナイアガラの価値を再定義するクラウドファンディングを開始します。

■クラフトビール「ナイアガラホップ」の特徴

まずはグラスに注ぐと、 「ナイアガラ」の果汁感が見た目でも分かるような薄いにごりが目に入ります。 香りを嗅ぐと、

ナイアガラの大きな特徴である果汁味のある芳香がしっかりと残り、 特有のマスカット・白桃・洋なしのような華やかで甘い香りに気づくでしょう。

味わいはワインほど甘すぎず発泡酒の感触をしっかりと表現しており、 果汁の清涼感の中にもホップや麦芽の苦味を感じることができ、

少し特別感のある日常を楽しめる発泡酒です。

この香りや味わいを残すために、 原料に果汁をふんだんに使用していることが大きな特徴でもあります。

試飲会を行い「どれだけナイアガラを表現できるか」の観点でレシピを決定し、 他にはないような果汁割合で製品化した贅沢な発泡酒です。

2021年秋にナイアガラを収穫し、 矢沢加工所株式会社にて搾汁。 醸造は長野県内で最も古いクラフトビールメーカーでもある、 南信州ビール株式会社に依頼。

生産をする人、 加工をする人、 企画をする人。 飲む人の手に届くまでに経由するすべての人の顔が見えるのも、 この商品の大きな特徴です。

■商品概要

【商品名】ナイアガラホップ (発泡酒)

【発売日】10月7日(金)18:00からクラウドファンディングにて限定先行販売

【販売箇所】「ナイアガラホップ」クラウドファンディングページ(

https://camp-fire.jp/projects/view/612550

■お問い合わせ

株式会社たのめ企画(担当:三枝大祐)

[email protected]

■会社概要

会社名:株式会社たのめ企画

代表取締役:林和彦

所在地:〒224-0021 長野県塩尻市大門八番町1番28号

事業内容:ナイアガラホップの企画販売