本の街を舞台にした小説が「2021年本屋大賞」ノミネート!『この本を盗む者は』著者の深緑野分さんよりコメント到着!

株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:松原眞樹)が2020年10月8日に発売した、

深緑野分著『この本を盗む者』が「2021年本屋大賞」にノミネートされました。 著者よりコメントが届きましたのでご紹介します! 深緑野分『この本を盗む者は』KADOKAWA

深緑野分『この本を盗む者は』KADOKAWA

* 著者 深緑野分さんより

本の街を舞台にした本が本屋大賞の候補に選ばれ、 とても嬉しく思います。

作中の登場人物、 春田君も喜んでいることでしょう(書店員として投票したかもしれませんが)。

読長町の書店たちも候補作を並べ、 盛り上がっているに違いありません。

本作は、 本の街「読長町(よむながまち)」を舞台に描かれる本泥棒と2人の少女の物語です。

「もしも“読長町”があったら……」という想像をもとに架空の住所を作り、 本書を応援くださっている書店さんを街にご招待するという

“読長町プロジェクト”が全国に広がり、 現在、 参加していただいている書店さんは100店舗を超えています。

★プロジェクトの詳細はこちらから

yomunagamachi_prj.html

★本屋大賞の詳細はこちらから

公式サイト:

https://www.hontai.or.jp/

大賞作品の発表は4月14日(水)に行われます。

* 【「このぬす」PV】※「このぬす」は本書の通称です。

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* 【「このぬす」TOPICS】

1.全国の書店に架空の住所が出現!? 深緑野分の最新小説が書店員のものづくり魂に火をつけた!!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007658.000007006.html

2.矢部太郎さん描き下ろしの4コマ漫画公開!「大切な一冊になりました」と絶賛の深緑野分『この本を盗む者は』発売中!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007615.000007006.html

3.読長町(よむながまち)プロジェクト始動!さらに、 全国の書店員の投票で決まる「書店員賞」発表!

https://kadobun.jp/special/konohon/yomunagamachi_prj.html

https://kadobun.jp/special/konohon/yomunagamachi_prj.html

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007600.000007006.html

4. わずか2ページであなたの心もわしづかみ!話題沸騰!推薦コメント&感動・共感の声、 続々!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007568.000007006.html

5.本書の装画は、 深緑作品としても初の試みとなるコンペで決定。 応募総数130点の中から選出!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007367.000007006.html

6.特設サイト:PVをはじめ、 本書に関する情報をお届けします!

https://kadobun.jp/special/konohon/

https://kadobun.jp/special/konohon/

7.試し読み:ゲーム好き、 アニメ好きも必読!

著者・深緑野分、 渾身の作中作、 スチームパンクのパートを特別公開中!

https://kadobun.jp/trial/kononusu3/qzizpzpk4sg4.html

* 『この本を盗む者は』について

本に夢中になった、 いつかの自分に会いにゆこう

【STORY】

書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。 父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めるが、 深冬は本が好きではない。 ある日、 御倉館から蔵書が盗まれ、

父の代わりに館を訪れていた深冬は残されたメッセージを目にする。

“この本を盗む者は、 魔術的現実主義の旗に追われる”

本の呪い(ブック・カース)が発動し、 街は物語の世界に姿を変えていく。 泥棒を捕まえない限り元に戻らないと知った深冬は、 私立探偵が拳銃を手に陰謀に挑む話や、

銀色の巨大な獣を巡る話など、 様々な本の世界を冒険していく。 やがて彼女自身にも変化が訪れて――。

「それは、 深冬ちゃんが“今読むべき本に呼ばれた”んじゃないのかな」

【書誌情報】

書名:この本を盗む者は

著者:深緑野分

発売:2020年10月8日(木)

※電子書籍同日配信/特典:「書店員賞」候補作品10点のイラストギャラリーを収録

定価:本体1,500円+税

装丁:鈴木成一デザイン室

装画:宮崎ひかり

判型:四六判上製

頁数:344頁

ISBN:9784041092699

初出:「文芸カドカワ」2018年8月号~2019年6月号

発行:株式会社KADOKAWA

★情報ページ:

https://www.kadokawa.co.jp/product/321912000257/

* 著者について 深緑野分(ふかみどり のわき)

撮影:疋田千里/KADOKAWA

撮影:疋田千里/KADOKAWA

1983年神奈川県生まれ。 2010年「オーブランの少女」が第7回ミステリーズ!新人賞佳作に入選。 13年、 入選作を表題作とした短編集でデビュー。

15年に刊行した長編小説『戦場のコックたち』で第154回直木賞候補、 16年本屋大賞7位、 第18回大藪春彦賞候補。

18年刊行の『ベルリンは晴れているか』では第9回Twitter文学賞国内編第1位、 19年本屋大賞第3位、 第160回直木賞候補、

第21回大藪春彦賞候補になる。

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