株式会社メティスコムが、Vayyar社製4Dレーダーセンサーを利用した高齢者見守りソリューション“ヴェスタ”を開発  高齢者施設に展開

“ヴェスタ”は、高齢者のプライバシーを保護し、24時間見守るカメラ不要のソリューション 株式会社メティスコム(2022年12月設立 本社:横浜市西区、

代表取締役 渡部 秀一)は、 Vayyar

Imaging社製の高性能4Dレーダーセンサーを利用した革新的な非接触の高齢者向け見守りソリューション”ヴェスタ”を開発。 少子高齢化、 超高齢化社会が加速、

2055年には現役世代(15~64歳)1.3人で高齢者一人を支えるという予想がでている。 介護従事者の確保、 訪問介護、 在宅看護の負担、 課題が増え続ける中、

IoT/AIの活用は不可欠となっている。 介護施設では、 転倒、 在/不在の確認、 突発的な事故を早く察知する環境整備が急がれており、

カメラ設置によるプライバシーの問題、 カメラ/センサーの設置工事、 コスト負担の課題があり、 遠隔見守りシステムの導入が遅れている状況である。 ヴェスタは、

カメラを利用せず、 居室内の活動状況を可視化、 プライバシーを考慮した遠隔見守りが可能となり、 巡回等職員の労働負担を軽減、 低価格で環境構築が可能となります。

2023年4月~β版により介護施設で実証、 2023年8月に介護施設向けにソリューション提供を行う。 3年後には、 導入施設数150~200施設、

売上目標は3億円の予定。 株式会社メティスコム 代表 渡部は、株式会社プロメーテ(代表 渡部、現在も事業継

続中)において、介護施設の業務効率化、業務改善の提案を2020年から行い、複数施設の現場職員と何度も情報交換を行なってきた。ヒアリングの結果現場では入居者の転倒が課題であり、フットセンサー、人感センサーを設置するが誤検知などの問題で対策として効果が出ていない。早期に発見する為頻繁な巡回を行なっている。夜間の少人数職員の時間帯は、対応の負担が大きい。転倒による怪我など、危険の高い入居者については夜間15~30分おきに確認することもある、とのこと。また巡回確認により睡眠の邪魔をしてしまうこともあるという。

カメラは、入居者のプライバシーの問題があり、夜間の暗闇での検知の課題もある。また導入コストがかさむ為(1部屋あたり数十万円)なかなか導入できなく、施設経営においても全部屋に設置するには厳しいという声があった。

新規ソリューションを模索している最中、2022年3月Vayyar Imaging Japan社との出会いがあり、また日本における総代理店

東京エレクトロンデバイスの技術サポートを受けることが可能となり、介護施設向け見守りサービスの開発を2022年4月から検討。

高性能なVayyar社製4Dレーダーセンサーを利用して、転倒検知、活動分析、状況確認、通知など独自ソリューションとして開発。介護施設において導入しやすく、プライバシー等入居者に配慮、家族にも安心な見守りソリューションとして”ヴェスタ”を商品化することとなった。

利用料金は、施設の導入居室数に合わせての契約となり、初期費用(導入設置費)と毎月の定額利用契約とする。

現場にあったソリューションの構築、サービスの展開、質の向上など対応を早くする目的で、今後複数企業と連携して事業展開をする予定。その為に高齢者見守りソリューション専用の会社として、2022年12月に株式会社メティスコムを立ち上げる。

* 利用センサーの特徴

プライバシーを考慮した、最先端、高性能なセンサーを利用 (光学機器、カメラを利用しない)

▶︎最先端技術4Dレーダーセンサーの豊富な点群データの活用で時間軸の変化に応じた高齢者の状態、位置、行動を検知可能

▶︎光の明暗の影響を受けない

暗闇、水蒸気があっても正確に検知

▶︎高視野角、高解像度

検出エリアが広い(センサー1台で4m×5m四方「天井設置」、4m×4m四方「壁設置」)

装置は小さく、見えないところに設置可能

100 V電源一つで稼働

* ソリューションの特徴

見守りソリューションでモニタリング

▶︎入居者様の異常を検知

▶︎管理者への通知(モニター表示もしくはスマホへの連絡)

▶︎行動分析に対応

巡回機会による労働負担を軽減します

深夜の巡回、確認等で入居者様の睡眠を妨げません * 優位性

・ 専用ダッシュボードで全居室の情報を確認(臥床、離床、トイレ、外出、日常動作)

・ 異常(転倒、長時間の不在など)があった際にダッシュボード(モニター)に表示

・ 通知機能として、担当者のスマホに通報

・ 照明条件に影響を受けない為、就寝中も見守り可能

・ 湯気の多い環境下でも検出可能な為、風呂、トイレなどでの活用が可能

・ カメラでない為、居室内、風呂、トイレなど入居者のプライバシーが守られる

・ 設置がしやすく、目立たない

・ 既存のプラットフォーム(ナースコールシステムなど)との連携が可能

・ 安価な価格設定

* 今後の展開

▶︎販売について

販売については、介護施設向けの装置、器具の取り扱い企業、また介護事業者向けのソリューションベンダー等、新サービスとして連携を希望する企業との協業を予定。

業務ソリューション、ナースコールなどのプラットフォームを持つ企業との連携、ウェラブルな装置との組み合わせも視野に入れている。(API連携)

▶︎地域連携

高齢化が進み、病院のベッド数が不足し、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設に入居できる高齢者も限界があり、また在宅希望の高齢者も多くなると思われる。地域によっては高齢者向け集合住宅の建設が進んでいる。

その様な中で提供サービスを向上させ、地域企業連携により高齢者向け集合住宅、在宅高齢者向け見守りサービスも展開していきたい。

一部の行政では、赤外線センサーによる見守り、電気、ガスの利用料変化の可視化による地域見守りをスタートしている。同様の高齢者見守りを検討している行政、地域との連携を期待している。

▶︎ミッション

当社のミッションとして、地方創生DX と位置付け、行政、地域との連携、高齢者施設並びに高齢者宅での見守りを最先端技術とIoTで実現したい。

2023年4月からは、神奈川県の複数の介護施設、地域の高齢者向け集合住宅での実証を予定している。

* 企業情報

■株式会社メティスコム

住所:〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1 横浜ランドマークプラザ5F

代表:渡部 秀一 (わたなべ しゅういち)

設立:2022年12月

事業内容:ミリ波センサー見守りシステムの開発、販売

ホームページ:

https://metiscom.co.jp/

問い合わせ先:(株)メティスコム 担当 渡部

電話番号 045-285-3687

メールアドレス [email protected]

■Vayyar Imaging Japan 合同会社

住所:〒108-0075 東京都港区港南2-16-1 品川イーストタワー7F

ホームページ:

https://vayyar.com/jp/

担当者:武田 茂樹(Vayyar Care担当ディレクター)

連絡先:[email protected]

■東京エレクトロンデバイス株式会社

住所:〒221-0056 神奈川県横浜市神奈川区金港町1番地4 横浜イーストスクエア

ホームページ:

https://www.teldevice.co.jp/

担当部署:グローバルセールス統括本部 営業本部 GSプロダクト部 尾頭(びとう)