もう大人だから関係ない――。でも、兄弟姉妹を理解し、許すと「本当に欲しかったもの」が手に入るとしたら?

株式会社河出書房新社(東京都渋谷区/代表取締役社長小野寺優)は、 『きょうだいが苦手だ』を2022年12月23日(金)、 全国書店にて発売しました。

●きょうだいが苦手だと「ひとり」になりやすい

うまくいかないとき、きょうだいを頼れますか?

もし答えがNOなら、「上司には可愛がられるが、同僚・部下とうまくいかない」「『なぜ私ばっかり…』と感じることが多い」「メンバーの中に入れてもらっているか不安」「人と関わるのが面倒くさい」「将来は孤独死しそう」――といった感情にも心当たりはないだろうか。

そんなあなたは、きょうだいと競争している可能性が高い。競争の何が悪いの?

と思うかもしれない。だが、競争するとは「勝ち・負け」の関係になるということ。あらゆる他者と協力して生きる、つまり、互いに信頼し受け入れあう関係を築きにくくなってしまうのだ。

●きょうだいは親の愛を競う最大のライバル

では、その競争意識はどこからくるのか。幼いとき、私たちはみんな、親に「一番愛されたい」と願っていた。だが、自分以上に親に愛されそうなライバルが身近にいることを知る。私より勉強ができる、顔がかわいい、モテる、足が速い、病弱、反抗的……そんなきょうだいのほうが親に愛されているのでは?

と感じた経験はないだろうか。

そんな私たちは、親に愛されたくて、また他のきょうだいと比べられないように、家族の中で特定の役割を演じはじめる。でも、それは本来の自分ではないので、無理がかかる。恐ろしいのは、感情を押し殺して、そのお馴染みの役割を社会に出ても演じ続けてしまうことだ。するとやはり自然に振る舞えないので、他人を拒絶しやすい。結果的に「ひとりで生きる」ことを選択しがちなのだ。最初に挙げた「孤独死」は、その行き着く先のイメージに他ならない。

●「きょうだいが苦手」を手放すと見えてくる、新しい世界

本書は「あなたがなぜ、同じパターンに陥るのか」「あなたのきょうだいが、どうしてそうなってしまうのか」を理解し、苦手なきょうだいに近づくためのメソッドを紹介するものだ。大人になれば、きょうだいとは離れて暮らすことが多いし、頻繁に会うわけでもない。でも、積極的に会いたくないと思うなら、そこには小さい頃からのわだかまりがある。もし「きょうだいが苦手」を手放すことができたら、今までとは違う世界が待っていると確信できるはずだ。

【目次】

なぜ私は、きょうだいと“心の距離”があるのだろう?――はじめに

第1章 「おひとりさま」の不安の陰にきょうだいとの葛藤があった

第2章 「きょうだいが苦手」なのは、なぜだろう?

第3章 きょうだいコンプレックスが噴きだすとき

第4章 苦手なきょうだいも家族の「役割」の犠牲者だった

第5章 きょうだいとの「雪解け」から始まる新しい世界

第6章 きょうだいに「あと一歩」近づくためのレッスン

本当に幸せな「成功」を求めたら「きょうだい」が応えてくれた――あとがきにかえて

【書籍情報】

タイトル:きょうだいが苦手だ

著者:みずがきひろみ

ISBN:978-4-309-29257-1

本体価格:1420円(税込1562円)

仕様:四六単行本・208ページ・本文1色

【著者プロフィール】

みずがきひろみ

1962年生まれ。大学卒業後20余年、外資系の証券会社や運用会社で株のアナリストとして活躍。自身の離婚問題をきっかけに心理学を学びはじめる。神戸メンタルサービスカウンセラー養成コースで学び、2008年に心理カウンセラーとして活動を開始。2021年に独立。これまで8000件以上の個人カウンセリングを行う。母子関係、夫婦関係、職場の人間関係など「関係性」にまつわる問題を扱うなかで、「きょうだい」の関係が人生に与える影響の大きさに着目し、本書の執筆に至った。著書に『母の呪縛をといてありえないほど幸福になる方法』(小社刊)がある。