<移住×対話×デジタルテクノロジー>将来的に移住を検討するカップル・夫婦の「暮らし観」すり合わせ支援をHue-ish株式会社が期間限定実施

移住支援強化の流れに合わせ、移住後の豊かな暮らしを目指して支援 夫婦の対話支援サービス「みなものふたり」を展開するHue-ish株式会社(本社:東京都新宿区、

代表取締役:神原沙耶、 以下Hue-ish)は、 株式会社東急エージェンシー(本社:東京都港区 代表取締役

社長執行役員:澁谷尚幸)とクリエイティブ集団Konel(本社:東京都中央区、 代表取締役:出村光世)が共同でプロトタイプ開発した、

「部屋の機嫌で育つ『観情植物』 Log Flower(ログフラワー)」β版を活用し、

移住・多拠点居住を検討するカップル・夫婦を対象に「暮らしの価値観」を擦り合わせるための対話支援を無償提供します。

信州首都圏総合活動拠点「銀座NAGANO(東京都銀座)」にて2023年2月19日~3月18日の期間限定で実施を予定しています。

取り組みの背景

Hue-ish株式会社は「人と人との関係を結び深めることで、個性溢れる挑戦を応援する」を掲げる、リレーションシップケアカンパニーです。家庭・職場・地域における関係性を扱う事業を展開しています。

本取り組みは、過去80回以上にわたる夫婦の対話支援経験、地域交流に関する相談経験を通して感じた、移住後支援が少ないことへの問題意識から着想。政府を含む移住促進の動きが活発になる中、移住後の暮らしが豊かになる支援をしたいという想いから、人の対話から感情を吸収して育つデジタル植物「Log

Flower」と、信州首都圏総合活動拠点「銀座NAGANO」のご協力をいただくことで実現に至りました。

* 東京圏一極集中の是正に向けた地方移住促進の動き

2022年12月23日に閣議決定された「デジタル田園都市国家構想総合戦略」で、政府は東京圏からの地方移住者を2027年度までに年間1万人に増やす目標を掲げました(注1)。背景として、東京圏への過度な一極集中を是正していくことが挙げられています。その一環で、2023年度より地方移住の支援金を拡充することを政府が発表。家族で移住する場合、特に地域課題を解決するための起業をする場合最大300万円の支援金がもらえることに加え、18歳未満の子どもに対して加算される支援金が、これまでの30万円から100万円に引き上げられました。

ふるさと回帰支援センターが2021年10月に発表した調査によれば、首都圏の地方移住希望者は推計309万人。特に20代~30代が具体的な検討を進めている状況だそうです。このような世代は結婚・出産・転職などライフステージの変化が激しい世代。自分に合うライフスタイルや働き方を模索した結果として、地方移住を選択するという方も多いと考えられます。

* 移住後支援の少なさと、移住離婚

このように移住促進支援が強化される一方で、移住後の支援は目立って行われていません。ですが、移住後も幸せな生活をおくっている家族を増やすことが大切であるとHue-ishは考えています。移住が想定通りにいかないケースの1つが「移住離婚」です。初めての土地・新しい人間関係・慣れない暮らしというストレス環境下でうまく支え合えなかったり、夫婦間での移住に対する温度差が埋められなかったりと、移住した後に夫婦関係が難しくなってしまうのが要因です。

* 移住検討段階の夫婦の土台作りが重要

移住後は環境変化のストレスから、どうしても地域生活への不満や夫婦関係に対する不安ばかりに目がいってしまいがち。そんな時こそ、暮らしで最も大切にしたかったことに立ち戻り、暮らしやパートナーの魅力を再確認することで、夫婦がまた同じ方向を見て支え合うことができます。したがって、移住後の環境変化を乗り越えていくためには、移住前からゆっくり地域との繋がりを深めつつ夫婦で対話し思いを分かち合っていくことで、移住に向けた土台作りをすることが大切です。

* 対話×デジタルテクノロジーで暮らしの価値観を擦り合わせる

こうした背景から、「いつかは地域へ」と考えるカップル・夫婦を対象に、対話×デジタルテクノロジーで暮らしの価値観(暮らし観)を可視化する取り組みの実施を決めました。実施にあたり、株式会社東急エージェンシーとKonelの共同開発によって生まれた「Log

Flower」を活用いたします。Log

Flowerは、対話中リアルタイムに感情を吸収し、それに応じて色や形を変化させながら種子から花へ成長する、デジタル上の”観情”植物です。「Log

Flower」の前で夫婦が対話することで、その時々の感情の動きを客観視でき、新しい角度から自分たちの本心に気づくきっかけを得て頂けることを期待しています。

また、「花」は感謝や愛情を伝えるために贈られるもの。この場を通して暮らしにおける感謝やお互いへの愛情を思い出し、その感情を花として残していただきたい。そして終わった後も花を見て、この時の対話や気持ちを思い出していただきたい。ということを願って「花」をモチーフに対話の場を作ります。感情を吸収し、種子から花へ成長するLog Flowerの様子

感情を吸収し、種子から花へ成長するLog Flowerの様子

出来上がる花は感情と同様、個性豊か

出来上がる花は感情と同様、個性豊か

実施場所は東京銀座にある銀座NAGANOの5階(1階:アンテナショップ・2階:観光案内・5階:移住交流スペース)。東京にいながらも地域を感じられる木を使ったあたたかみのある内装と、人が交流できるスペースを兼ね備えているところが特徴です。銀座NAGANO5階でのイベント中の様子

銀座NAGANO5階でのイベント中の様子

取り組みの概要

* <移住×対話×デジタルテクノロジー>ふたりの”暮らし観FLOWER”を作ろう

いつか地域移住・多拠点生活をしたいと考えているカップル・ご夫婦を対象に、暮らしにおいて大切にしたいことを見つける対話型ワークショップを実施します。今後移住・多拠点生活による環境変化があっても立ち戻れるような暮らしの土台を作ることで、安心して地域との関わりを作っていただきたいという想いから実現しました。また、対話中の感情をリアルタイムに表現した世界に1つだけのデジタルフラワー(記念画像)をプレゼント。参加後も、この日の対話や互いの気持ちを思い出すきっかけとして、お家に飾っていただけます。

<実施日程>

2月19日~3月18日 *振り返りイベントを3月21日午後に予定しています。

詳細の日程は申し込みフォーム内に記載しておりますので、ご確認ください。

<実施場所>

銀座NAGANO5階 移住交流スペース(〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目6-5 NOCOビル5階)

<実施内容>

オリジナルワークシートを使って「暮らし観」をテーマに60分弱対話します。ファシリテーターが適宜問いかけるので安心してお話いただけます。

*仕事・お金・制度に関する紹介などの具体的な相談は今回行いません。ご自身の考えや気持ちを整理する場として捉えていただくようお願いします。

<参加費>

無料(移住後の暮らしを豊かにすることを応援しています)

<募集人数・対象>

先着20組。いつか都心から地域に移住・他拠点生活がしたいと考えているカップル・ご夫婦

*お二人一緒の参加を推奨しますが、お一人のみの参加でも構いません。

<ご注意>

事前・事後アンケートのご協力をお願いしております。また、お写真の撮影・WEBへのご掲載をご相談させていただく場合がございます。

<参加方法>

一時締切2月17日(金)23:59までに以下フォームよりお申し込み下さい。

https://forms.gle/gdJqWXKseamqpuYp9

*17日の一次締切以降も、残枠がある場合は実施日2日前まで予約可能です。

*今回日程都合が合わない方についても、興味のある方は是非ご記入下さい。

<取材/見学>

メールアドレスに直接ご連絡ください。

* 過去移住・二拠点をテーマに弊社で対話支援をした方々の声

東京-長野県の二拠点生活を試しているご夫婦より

「(現在東京との二拠点生活を実践している)辰野町に関わることが自分たちにとってどんな意味があるのか、自分たちは何を求めているのかが言語化され、二拠点生活の継続に、よりリアリティが増した。なので今後は実現するための現実的な話(お金など)をしていきたいと思った。」

移住して3年ご夫婦より

「移住するとめちゃくちゃ忙しくなるので、こうやって立ち止まってふたりの暮らしについて話す機会がなかった。中長期的なふたりの理想についてこうやって話す機会は全員必要だと思う。暮らしに意思を持てる。」

* 本件に関連するプレスリリース・参考

・部屋の機嫌で育つ「観情植物」 Log Flower(ログフラワー)を東急エージェンシーとKonelが共同開発

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000057032.html

・Log Flower 概要

https://gg-beta.com/lf/LogFlowerSumally.pdf

・カップル・夫婦の“家族の土台作り”をサポートする 「みなものふたり」が長野県辰野町主体で実施した 「たつのWORKTRIP補助金」に採択決定!

https://www.atpress.ne.jp/news/304374

注1)デジタル田園都市国家構想

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digitaldenen/sougousenryaku/index.html

注2)ふるさと支援回帰センター「地方移住に関する調査結果公開」

https://www.furusatokaiki.net/topics/press_release/p46850/

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