小野薬品工業株式会社とのライセンス契約に基づき、MALT1阻害薬CTX-177(ONO-7018)の開発マイルストンを受領

小野薬品工業株式会社とのライセンス契約に基づき、MALT1阻害薬CTX-177(ONO-7018)の開発マイルストンを受領

がん領域に特化した研究開発型バイオベンチャー企業であるChordia Therapeutics株式会社(本社:神奈川県藤沢市、 代表取締役:三宅 洋、

以下「当社」)は、 小野薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、 代表取締役社長:相良 暁、

以下「小野薬品工業」)と2020年12月に締結した粘膜関連リンパ組織リンパ腫転座タンパク質1(MALT1)阻害薬であるCTX-177(ONO-7018)に関するライセンス契約(以下、

本契約)に基づき、 開発段階における一つのマイルストン(第1相臨床試験開始)達成に伴う開発マイルストン25億円を受領することとなりましたのでお知らせいたします。

本契約に基づき、当社は契約一時金の8億円を受領しており、今回の開発マイルストン達成により25億円を受領いたします。今後の開発の進捗および売上高に応じたマイルストンとして最大496億円を受領することになっています。加えて、全世界での売上高に応じた1桁後半から2桁前半の段階的ロイヤリティを受領する権利を有しています。

当社CEOの三宅洋は、次のように述べています。「小野薬品工業にライセンス供与したMALT1阻害薬であるCTX-177(ONO-7018)の臨床開発が順調に進展していることを喜ばしく思います。小野薬品工業による臨床開発活動が進展することによって、一日でも早く、がん患者様へ新たな治療薬が届けられることを期待しています。」

【CTX-177(ONO-7018)について】

CTX-177(ONO-7018)は、リンパ球系血液細胞の細胞内シグナル伝達経路に関与することが知られている

粘膜関連リンパ組織リンパ腫転位タンパク質1(MALT1)に対する選択的な阻害剤です。MALT1の活性化は、リンパ球の悪性腫瘍に重要な役割を果たすことが報告されています。CTX-177(ONO-7018)は、MALT1の活性を阻害することにより、これらの悪性腫瘍に対して抗腫瘍効果を発揮することが期待されます。CTX-177(ONO-7018)は臨床試験中であり、安全性および有効性は確立していません。

【小野薬品工業株式会社について】

小野薬品工業株式会社は、日本の大阪市に本社を置き、特定領域における革新的な医薬品の創製に取り組む研究開発型の製薬企業です。小野薬品工業は、特に医療ニーズの高いがん、免疫疾患、中枢神経疾患およびスペシャリティ領域を創薬の重点研究領域として活動しています。詳細については、

https://www.ono-pharma.com/ja をご覧ください。

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本文章において、「プレスリリース」とは、本文書、当社の口頭発表、質疑応答セッション、および本文書に関して当社によって議論または配布された書面または口頭の資料を意味します。プレスリリース(口頭による説明およびそれに関連する質疑応答を含む)は、有価証券を含む何かの購入または取得の申し出、招待、または勧誘の一部を構成、表明、または形成することを意図しておらず、また、その一部を構成するものではありません。

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これらの将来の見通しに関する記述は、多くの重要な要因に関する仮定に基づいており、実際の結果は、将来の見通しに関する記述によって表明または暗示されているものとは大きく異なる可能性があります。

重要な要因は、日本と米国の一般的な経済状況を含む、当社のグローバルビジネスを取り巻く経済状況、競争圧力と発展、グローバルヘルスケア改革を含む、適用される法律および規制の変更、臨床的成功の不確実性(規制当局の決定およびそのタイミングを含む)、新製品開発に固有の課題、新規および既存の製品の商業的成功の不確実性、製造上の困難または遅延、金利および為替レートの変動、市販製品または製品候補の安全性または有効性に関するクレームまたは懸念、新しいコロナウイルスのパンデミックのような健康危機が、当社とその顧客およびサプライヤー(当社が事業を行っている国の外国政府を含む)、またはその事業の他の側面に与える影響等を含みます。

当社は、法律または証券取引所の規則で義務付けられている場合を除き、このプレスリリースに含まれる将来の見通しに関する記述または当社が示すその他の将来の見通しに関するいかなる記述も更新する義務を負うものではありません。

過去の実績は将来の経営結果を示すものではなく、このプレスリリースにおける当社の経営結果または記述は、当社の将来の経営結果を示すものではなく、推定、予想、保証、または予測でもありません。

【Chordia Therapeutics株式会社について】

Chordia

Therapeutics株式会社は、がん領域の研究開発に特化したバイオベンチャーとして神奈川県藤沢市の湘南ヘルスイノベーションパークに設立され、First-in-Classの抗がん薬の研究と開発を行い、革新的な新薬を生み出すことを目指しています。

リードプログラムであるCTX-712に加え、特定の異常を有するがんに効果が期待されるCDK12阻害薬CTX-439、GCN2阻害薬など複数のパイプラインの研究開発を行っており、長年に渡って創薬に携わってきたプロフェッショナルたちが、研究開発の各分野における経験と専門スキルを活かしながら、がん治療の明日を担う新薬の開発に日々取り組んでいます。2022年9月8日に、独立行政法人中小企業基盤整備機構が主催する

「大学発ベンチャー表彰 2022~Award for Academic Startups~」 において、「文部科学大臣賞」を受賞しています。

社名 Chordia Therapeutics株式会社 (Chordia Therapeutics Inc.) 設立 2017年11月 本社

神奈川県藤沢市村岡東二丁目26 番地の1 東京オフィス 東京都中央区日本橋本町3-11-5 日本橋ライフサイエンスビル2号館 HP

https://www.chordiatherapeutics.com

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