第1回「愛知ブランド イノベーションアワード 2022」で『最優秀賞』を受賞

2022」で『最優秀賞』を受賞 ~究極の家庭用「ほうき」によるBtoCビジネスへの挑戦と新たな販路拡大への取り組みを評価~ 創業1935年、

老舗の総合ブラシメーカーとして知られる株式会社コーワ(本社:愛知県あま市 代表取締役:服部直希)は、 本年度から新たに実施された、

「愛知ブランドイノベーションアワード2022」にて、 『最優秀賞』を受賞し、 2月21日に行われた表彰式にて、

大村秀章愛知県知事より賞状と副賞のトロフィーを授与されました。

■愛知ブランドイノベーションアワードとは

愛知ブランド企業が、チャレンジ機会の創出や技術力の向上、新たな価値の発見を目的として、3年以内に行った新分野進出、DX推進、外部連携のいずれかに該当する先進的な取組を表彰するアワード

■受賞テーマ

「究極の『ほうき』によるBtoCビジネスへの挑戦と新たな販路拡大」

■評価のポイント

・創業85年(取組当時)の老舗ブラシメーカーがBtoBで培ったブラシと床掃除のノウハウと、若手職員のデザイン力を活用し、究極の家庭用「ほうき」を開発したこと。

・クラウドファンディングを活用し、BtoCへの効果的な進出に成功すると共に、メディア拡散により商品の認知度向上だけではなく、企業としての認知度も向上し、BtoBでの新規顧客獲得にも繋がったこと。

■代表 服部直希 受賞コメント

このたびは、第1回「愛知ブランドイ ノベーションアワード2022」 最優秀賞に選出いただき心より御礼申し上げます。

当社は創業1935年、紡績のブラシから、自動車関係のブラシや掃除機のノズルなどの開発・製造を中心にBtoB事業を行っていきました。近年、自動車のEV化や、国内家電メーカーの衰退などの市場の変動があり、既存の事業に捉われない新規事業開拓が必要となり、自社ブランド「tanQest(タンクエスト)」を作り、今まで培ったノウハウを生かした新しい商品の開発をはじめました。

BtoCの商品の第1弾として、最もローテクで、長年ほとんど進化していないと思われた「ほうき」を選び、約3年の開発期間を経て、究極の家庭用ほうき「ONE

STROKE(ワンストローク)」をつくりました。なぜ“ほうき”なのか。

掃除は最も身近な家事であるからこそ、いかに「楽に(=負担が少なく)」「効率的・効果的に」できるかが追求され、掃除家電や掃除道具の技術は大きく進歩してきました。一方で、環境に負荷がかかる「電力の消費」や「シートを捨てる」といったことが課題となっています。こうした中、掃除の原点に立ち返り、「電力を消費しない」「シートを捨てない」掃除道具である“ほうき”の開発に乗り出すことといたしました。

50年以上開発・製造してきた掃除機の回転ブラシのノウハウを駆使してできた、「5層構造のブラシとブレード」で、名前の通り「ひと掃き」で掃除が完結するほどの性能を誇り、安価なスティッククリーナーの代わりとして使うことができます。また、掃除機やフローリングワイパーに比べ、軽量で電力や消耗品が必要のないSDGsに貢献する、究極の掃除道具を実現しました。さらには、これまでのほうきとは一線を画す他面デザインと収納性で、インテリアとしても空間に調和するよう何度も試作を重ねました。

この「ONE

STROKE」を販売するにあたり、商品の認知を向上させる目的でクラウドファンディングを活用しました。結果的にプロジェクトは成功し、数多くのテレビや雑誌等で取り上げていただいたことで、商品認知の向上と販路拡大を達成し、効果的なBtoC進出に成功しました。さらに、企業としての認知度も向上したことで、BtoBビジネスの販路拡大にも繋がりました。

今後も、たゆまぬ「探究心」で社会課題を捉え、より良い未来づくりに貢献してまいります。

〈参考〉

■「tanQest(タンクエスト)」とは

ブラシをコアとするクリーン機器の自社ブランドtanQestは探究/tanQ=quest+est(最上級形)の造語であり、デザイン・パフォーマンス・クオリティすべてにおいて最上を目指し、これまでにない驚きと感動をもたらすクリーン機器をお届けすることを目指しています。「tanQest」の商品として2020年に発売した業務用クリーナー「α-1(アルファワン)」はビルメンテナンス業界やラグジュアリーホテルから高い評価を得ています。

【法人情報】

法人名:株式会社コーワ

所在地: 愛知県あま市西今宿平割一22番

代表者:服部直希

創業: 1935年4月

事業内容:生活家電クリーン事業、産業機器クリーン事業、NBG(ナショナルブランドグループ)、化粧品事業

URL:

https://www.kowa-ne.co.jp