フィジー、2024年1月、外国人訪問者数が2019年同月比で約110%回復

フィジー政府観光局(所在地:フィジー・ナンディ CEO:

ブレント・ヒル)は、2024年1月の外国人訪問者数が前年同月比約104%、2019年同月比約110%の70,324人に達したことを発表しました。2024年1月の日本からの訪問者数は、2019年1月対比の約44.8%の505人で、国別第9位にランクインしました。

Credit  Awesome Adventures

Credit Awesome Adventures

フィジーへの日本人訪問者数(1月対比)

フィジーへの日本人訪問者数(1月対比)

2019年1月~2024年1月のフィジー外国人訪問者数の推移

2019年1月~2024年1月のフィジー外国人訪問者数の推移

2019年1月~2024年1月のフィジー外国人訪問者数の推移

2024年1月国別のフィジーへの外国人訪問者数トップ5は、オーストラリア(34,671人

)、ニュージーランド(14,834人)、アメリカ(6,675人)、中国(2,076人)、カナダ(1,686人)。これら5か国で全体の85.3%を占めています。日本からの訪問者数は全体の0.72%にあたります。

2024年1月国別のフィジーへの外国人訪問者数トップ5と日本

2024年1月国別のフィジーへの外国人訪問者数トップ5と日本

2024年1月国別のフィジーへの外国人訪問者数トップ5と日本

フィジーは333ある島から成り立っていますが、最近予約が増加しているのが本島のビチレブ島南にある「コーラルコースト」です。前年比26%増の予約があり、今最も人気あるサブマーケットとして浮上しています。ナンディ国際空港のあるナンディから車で1-2時間に位置する「コーラルコースト」は海岸沿いに面し、シュノーケリング、ダイビング、サーフィン、ゴルフといったアクティビティのほか、シンガトカ川でのジェットボート、電動アシスト自転車を付けたトロッコで走るアクティビティ「エコトラックス・

フィジー」、フィジー初の国立公園「シンガトカ砂丘」などを楽しめる場所です。有名リゾートホテルも点在しています。

Credit Tourism Fiji

Credit Tourism Fiji

2024年1月の外国人訪問者数のうち、休暇目的の訪問者は全体の79.1%(前年同月比5%増)、友達や親戚訪問は5.6%、ビジネス目的は1.7%で、その他13.6%を占めています。外国人訪問者による観光収入は、2憶5100万ドル(約377憶9307万円[1])です。2024年1月外国人訪問者の年代は、主に30-49歳が最も多く、35.6%を占め、19歳以下(25%)、50歳から64歳(18.2%)20代(12.7%)と続きます。

Credit Likuliku Lagoon Resort

Credit Likuliku Lagoon Resort

なお、日本から2023年の訪問者数は2019年比52.1%回復の7,748人。2024年は、15,000人を目指します(2019年の日本人訪問者数14,868人)。フィジーは、421の認可された宿泊施設、約12,000室あり、2024年1月の宿泊施設の平均客室稼働率は71%、平均客室単価540フィジードル(約35,948円[2])、販売可能な客室1室あたりの収益(RevPAR)は388フィジードル(約25,829円[2])です。

Credit Tourism Fiji

Credit Tourism Fiji

フィジーは、2023年より、「幸せあふれるフィジー(Where Happiness comes

naturally)」をブランドメッセージに掲げ、「豊かな自然」「アドベンチャー」、「コミュニティとの触れ合い」、「リフレッシュ」、「グルメ」の5つをテーマに、フィジーでの幸せな体験を訴求しています。また新しいロゴ、新しいビデオを展開中。そして、休止していた公式Instagram(@tourismfiji.jp)は2024年2月より再開しています。

フィジー政府観光局は、日本人訪問者が2019年の100%に達するために、幸せあふれるフィジーの認知向上、観光誘致を行ってまいります。

[1] 1ドル150.57円で換算

[2] 1フィジードル66.57円で換算

<参考資料>

「幸せあふれるフィジー」の動画

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フィジーは、他国同様にパンデミックで大きな影響を受け、地元の人々と支え合い、乗り越えてきました。この経験から、フィジーのブランドにおいても、人々の真の姿を表現する方向性に変えることにしました。2012年以来、ブランドメッセージは、「Where

Happiness Finds

You(幸せが見つかる場所)」としていましたが、フィジーの人々の文化を讃え、家族、感謝、助け合いの精神を表現したものに変更し、「幸せあふれるフィジー(Where

Happiness comes

naturally)」と刷新しました。映像においても観光客視点のストーリーから、フィジーの人々の文化、生活様式から表現しています。

フィジー政府観光局のロゴ

フィジー政府観光局のロゴ

フィジー政府観光局のロゴ

フィジー政府観光局のロゴは、フィジーの3代目マシのアーティストのワティ・マライワイ・タラブツ氏が手がけたデザインです。フィジーの伝統工芸の色や柄をモチーフにしたマシ(タパのクロス)を活用し、独自デザインでフィジーを表現しています。デザインは、6つのモチーフで構成し、各モチーフは、豊かで多様な文化の融合、フィジーの伝統文化からインスピレーションを得た、フィジーにとって重要で神聖な要素を含んでいます。フィジーの15の州を象徴したロゴとなっています。