多の才能を見出した放送作家・藤井青銅がトーク術を皆伝。『トークの教室』2月16日発売!!

【トークに悩める全人類&ラジオファン必読!】数多の才能を見出した放送作家・藤井青銅がトーク術を皆伝。『トークの教室』2月16日発売!!

面白いトーク、その正解とは何だろう? 放送作家ならではの視点から綴られた秘伝のトーク術。人との新たなコミュニケーションが生まれるこの時期に必携の書。

株式会社河出書房新社(東京都渋谷区/代表取締役 小野寺優)は、数々の人気ラジオ番組を手がけ、数多の才能を見出した放送作家・藤井青銅さんによる新刊『トークの教室

「面白いトーク」はどのように生まれるのか』(河出新書)を2024年2月16日に刊行いたします。

この教室の授業のせいで、痛い目にあった時に「儲けた~」と思ってしまう身体になりました。――若林正恭氏(オードリー)

■伝説の放送作家がトーク術を伝授!

「トークの途中がおもしろければ、オチは無くてもいい」「誰かに聞いてもらうことで、話し方のコツを見つけた人は伸びる」

「〈心の動き〉を切り口にすれば、トークの題材には困らない」「キャラを作ったり、背伸びしたり、パブリックイメージになんて、合わせなくていい」etc.

本書は、数多の芸人、新人アイドルたちに寄り添い、巧みなアドバイスで彼らのトーク力に磨きをかけてきたメンター、放送作家・藤井青銅さんがそのトーク術についてまとめた一冊です。

藤井青銅さんは、オードリー若林正恭さん、南海キャンディーズ山里亮太さんの半生を描いたドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)へ本人役での出演も記憶に新しいところですが、YouTubeチャンネル「オードリー若林の東京ドームへの道」では、第一回ゲストとして若林さんと“二人っきりサシ対談”。

番組を観た視聴者からの「青銅さんのトーク本があったら、絶対に読みたい!」という多くのリクエストに応え、本書の執筆がスタートしました。

“面白いトーク”とは何か?を日々突き詰めながら、話し手のボールを千手観音のように受け取り、投げ返す。そんなキャッチボールを40年以上も続けるなかで導き出したトーク術を整理し、アップデートさせながら執筆された本書は、「若林さんに蜘蛛の糸を垂らした“ラジオ界のお釈迦様”」とも称される著者によるトーク術の集大成です。

「あの人は、どうしていつも面白いネタを持っているのか?」「つい聞き入ってしまうトークには、どんな秘密があるのか?」

あなたにとってのトークの正解が、この本できっと見つかるはず――。

■著者コメント

プレゼントークとか自己PRトークとか、そういった種類の話し方テクニックについて書かれた本は、世の中にたくさんあります。でも、フリートークとかエピソードトークと呼ばれるものについて書かれた本は、あまり見かけません。

そういうトークは、聞いてる人が笑ってくれたり、面白がってくれたりはするけど、「ビジネスとか面接に役立つのか?」と問い詰められれば、「う~ん……、そう言われると弱いけど、でもまるっきり無駄というわけじゃないし……」とゴニョゴニョ答えるしかない。

私はこれまで放送作家としていろんな方のトークの傍にいました。そこで得たこと、発見したこと、考えたことなどをまとめた本です。あなたにとって、いつかなにかの役に立つかもしれません。……いや、立たないかもしれないけどね、でもトークを楽しんでもらうことはできると思っています。

■本書目次

はじめに第1章 「面白いトーク」という呪縛

あの人の話はなぜ面白い?/プロでも意外に喋れない/「フリートーク」という名の呪縛/「エピソードトーク」という名の呪縛/「オチ」の呪縛/「面白い=笑える」の呪縛/人は誰かに話を聞いてもらいたい/人は誰かの話を聞きたい

第2章 トークの構造

ラジオのアイドル番組/アイドル番組とトークの関係/ベストテン番組を見ていて気づいた/たとえば、クリスマス/台本は無視してもいい~熱のあることを話す/メモはいいけど、文章にしない/これはなんの話なのか?~戻ってくる場所を決めておく/嚙んだっていい、考えながらでもいい/自分の話をする/誰でも言えることになっていないか?/自分は見ているが相手は見ていない/トークの流れ/【つかみ】/【できれば日常ネタで】/【理想は、巻き込まれ型】/【手を引っぱられて森の中を歩く】/【臨場感】/【そして夢からさめたように】

第3章 「つまらない」にはワケがある

「盗む」のは難しい/反面教師1.話が長い/反面教師2.話があちこちに飛ぶ/反面教師3.一方的に喋る/反面教師4.ギャグやダジャレを連発する/反面教師5.難しい言葉や専門用語を多用する/反面教師6.小声でボソボソ喋る/反面教師7.ニュースや新聞で見たことを喋る/反面教師8.友達や家族の話をする/反面教師9.自慢話をする/反面教師10.昔話をする/反面教師11.「笑った話がある」で始める/反面教師12.要約を先に言う/アラは探してみたけれど

第4章 トークの「切り口」

この街にはなにもないですよ/見ているのに見えていない/聞いてみなけりゃわからない「切り口」/思惑とは違う「切り口」/二十年眠っていた「切り口」/落語の「まくら」/出来事より心の動き/切り口1.旅行報告~旅の行程を話す/切り口2.旅行こぼれ話~旅の行程の余白部分/切り口3.旅行アクシデント~旅にはトラブルがつきもの/切り口4.旅行前後~旅の前と後/切り口5.心の動き~旅の過程でなにを思い、感じたか/「ゆるパイ」とは?

特別企画 誌上トークレッスン第5章トークの「語り口」

アナウンサーの向き不向き/訛ってもいい/夏の我慢大会/ラジオから学ぶ1.あなたに喋る/ラジオから学ぶ2.言葉のチョイス/ラジオから学ぶ3.臨場感と熱量/ラジオから学ぶ4.電話しているつもりで/ラジオから学ぶ5.メリハリモリ/トークの構成~膨らませる/【その理由】/【その前後】/【その思い出】/トークの構成~順番

第6章 「ニン」に合うトークとは?

「ニン」とは?/いっこく堂で気づいたこと/デートネタの賞味期限/ニンを構成するもの――内面/【内面】/ニンを構成するもの――見た目・声・年齢・属性・キャリア/【見た目】/【声】/【年齢】/【属性】/【キャリア】/無理をしたってしょうがない/パブリックイメージとセルフイメージ/オジサンのクリスマス

第7章 トークの居場所大きなスピーチバルーン/小さな子供が…/個性と共感と共有と/「だが、情熱はある」/マイナスはプラスになる/人生があってトークがあるおわりに

【著者紹介】

藤井青銅(ふじい・せいどう)

1955年山口県生まれ。23歳で第一回「星新一ショートショートコンテスト」入賞後、作家・脚本家・放送作家となる。「夜のドラマハウス」「FMシアター」「青春アドベンチャー」などでラジオドラマを書く。「伊集院光のOh!デカナイト」「ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン」「オードリーのオールナイトニッポン」なども担当。放送以外では、脚本・演出・プロデュースを兼ね、腹話術師いっこく堂を衝撃的に売り出す。現在、落語家・柳家花緑に47都道府県のご当地新作落語を提供中。著書『ラジオな日々』『ラジオにもほどがある』『あなたに似た街』『ゆるパイ図鑑』『「日本の伝統」の正体』『国会話法の正体』『一芸を究めない』など。

・note

https://note.com/saydo/・threads

threads.net/@saydofujii []・X@saysaydodo

【書誌情報】

書名:トークの教室 「面白いトーク」はどのように生まれるのか(河出新書)著者:藤井青銅仕様:新書判/並製/256ページ発売日:2024年2月16日

税込定価:990円(本体900円)ISBN:978-4-309-63175-2装丁:木庭貴信書誌URL:

https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309631752/

当リリースの詳細について

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