ぐるなび 5期ぶりの黒字計画を発表

売上拡大を軸とした本格的な再成長へ ・2024年3月期の損失は期初予想値の半分以下に縮小

・飲食店支援事業の成長力を高める施策を推進

・多くの笑顔が溢れる場「宴会」を応援するキャンペーンを準備中 株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉原章郎

以下、ぐるなび)は2024年5月14日(火)、2024年3月期決算および2025年3月期業績見通しを発表しました。

■2024年3月期 業績

コロナ禍において減少が続いていた売上高については、前期の特殊要因の解消による押し下げ影響がある中、オーガニック売上(※)の順調な回復により増収となりました。そして前期に実施した経営資源配分見直しの効果に加え、全社的な高いコスト意識の徹底により費用が低減したことから、営業損益は△3.3億円と前期(△17億円)はもちろんのこと期初予想値(△7億円)より縮小して着地しました。

(※)経営資源配分見直しの一環として前期終了したデリバリーサービスなどの売上と、「Go To

Eatキャンペーン」の運営受託収入などコロナ禍における一時的施策による収入などの特殊要因を除く売上

■2025年3月期の取り組み

また同時に、新年度の基本方針および業績見通しを発表しました。

2025年3月期においては、中期事業方針に掲げる黒字化を実現するだけでなく、その後の利益拡大フェーズへの転換を確実なものとすること、また長期視点にたった新たな価値創造のための事業展開を支える安定収益源を拡大することが重要なことから、以下の方針のもと中核事業である飲食店支援事業の成長力を引き上げてまいります。

業績見通しについては、売上高は飲食店支援事業の成長を主因に前期比およそ10%増の142.5億円と見込んでいます。

他方費用面では、減価償却費が昨年3月末に実施した減損処理により、また貸倒引当金が戻入れの影響を背景に、それぞれ2024年3月期において大きく低減されていた反動から増えざるを得ないなど、一過性とも言える増加要因がありますが、引き続き業務効率化やコストコントロールの徹底に取り組むことで5期ぶりの黒字となる見込みです。

現在、当社では楽天ポイントが貯まる飲食店予約サイト「楽天ぐるなび」において、生活者の皆さまに外食をもっと便利にお得にお楽しみいただけるよう、新たなキャンペーンの開催準備を進めています。

“多くの笑顔を生み出す力”を持ちつつも、コロナ禍における自粛要請などにより影をひそめてしまった「宴会」。その魅力・楽しさを再発見する機会となれば幸いです。

本キャンペーンを通じて、外食市場のさらなる活性化を後押しするとともに、当社業績の黒字転換とその後の利益拡大へとつなげてまいります。

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